和竿でカワハギ釣りを楽しんでみた話@丸十丸

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和竿で釣るカワハギの会
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~この記事は約 6 分で読めます~

全国の和竿ファンのみんな、こんにちは「なかけん」です。

みなさん、和竿というとどのようなイメージをお持ちですか?
重たそう?感度が悪そう?高そう?(値段が)

なるほどなるほど~

実のところ僕も和竿に指一本触れたことがなかったので、今回思い切って三浦半島は小網代にある丸十丸の「和竿限定のカワハギ釣り大会」に参加することにしました。

カワハギ釣りはとても繊細で小さなアタリを拾っていく場合もある釣り釣り物なので、各メーカーさんカワハギロッドに詰めこむ技術も多く小物釣りながらも竿の価格は高くなりがちです。

そんなカワハギロッドよりもさらに値段がお高い「和竿」一体何が違うのか?
伝統的な竿と最新技術の竿にどのような違いがあるのか?

それを身をもって体験できる貴重な一日だったので、レポートしてみたいと思います。

目次

和竿ってどんな竿?

もちろん和竿を触ったこともない私が和竿を所有しているわけもなく、諸先輩方から拝借して釣りにいくことになるのですが、和竿とは主に竹を使用して職人さんの手によってこの世に誕生した竿です。

そのためどれもが、「この世に1本しか存在しない」ものであり、個性があります。

そして今回お借りした和竿ですが、まず触ってみて思ったことは

「なに!この子!硬っっっ!」

普段使用しているダイワの極鋭カワハギレッドチューンボトムよりも硬い。

レッドチューンボトムは穂先はメタルトップでかなり柔らかいのですが、お借りした和竿は穂先もなかなかに硬い。

にわかによぎる不安。

しかし、釣るしか無いよねということであまり気にせず。

和竿と行っても全てが和製で作られているわけではなく、リールシート部分はちゃんと現代のリールが使えるよう金属のリールシートが使われています。(あたりまえか)

なので普段使っているリールが使えない!ということもないのでご安心を。

高級な和竿とダイワの最安ベイトリール「プリード」

高級な和竿とダイワの最安ベイトリール「プリード」

物によってはクジラの穂先などを使っていたりするらしいので、そうなるとメタルトップのようにお値段も高騰するのでしょうね。今も昔も穂先にこだわる人たちはいたんですね。

丸十丸の和竿でカワハギ釣りを楽しむ会

今回お世話になる丸十丸さんでは様々なカワハギ大会を行っており、自分も大晦日の忘年会カワハギ大会は毎年参加しているのですが、今回はまぁ和竿ということもあり参加者の年齢層が高いこと。朝早く船宿についたものの駐車場が空いていない。

更に今回は記念すべき第10回大会ということもあり、総勢84名の和竿師が参加とのこと。そりゃ駐車場も埋まるわ。

大会のルールは非常にシンプル

・和竿を使う
・針は3本まで
・釣ったカワハギの3枚の重量で計測

これくらいです。

さて、これらのルールを守ってばしばし釣っていきましょう。

夏場は魚の活性も高いのでカワハギの宙釣りとか、きっと硬い竿が活きてフィーバーだべ!!

そう思っていました、始まるまでは。

いざ和竿で実釣

はてさて実釣してみたところ、和竿は重そうというイメージがあったのですが、竿尻(竿の一番後ろの部分)に肘当てがついているのでそれほど体への負担を感じないことがわかりました。

「この肘当てなかったらもうちょっと軽くなるんじゃね?」

とか思ったのですが、魚がかかった時にこの肘当てがあると安定感がでるのですよね。あと無いよりも有ったほうが和竿がカッコよく見えるよねということだと思います。

そして不安だったカワハギのアタリがとれるか問題ですが、いかんせんこの日は渋くてアタリが全然出てこない!今までのカワハギ人生の中で一番来ない!冬よりこない!

終わってみたら参加者の中に坊主の方がそこそこでてしまうくらい渋かったです。

もはや外道すら反応が無いくらい静まりかえった海でした。

そんな渋い状況でしたがひと流し目でなんとか1枚目をゲット。

魚の生存はなんとか確認いたしました

この日初めてのアタリをみごとに取ることができました。

手感度は想像以上に良かったです。

竿にもよると思いますが、自分が使用していた竿に関して普段遣いのロッドよりもよいのではないかなと感じるくらい!
魚のアタリはもちろん海底の状況もわかります。

もともと集中力がないので目感度の釣りをあまりしていないので自分には合っているのかもしれません。なので目感度については詳しくかけません。イカ釣りも苦手です。

そして和竿が凄いと感じたのは魚をかけた後のやりとりでしょうか。

声を大にして言いたいです。

竿の粘りがやばいです。

誘っている最中はカワハギロッドらしく硬い竿というイメージだったのですが、魚がかかったあとは不思議と柔らかみを感じるんです。

カワハギ特有のカカンっと突然来る引きも独特の粘りでうまくいなしてくれる。そんなイメージです。これは大物がかかっても安心感がある釣りができそう。

そしてこの粘りがすごく気持ち良いのです。

魚をあげている最中「魚を釣っている」というよりも「魚とやりとりをしている」という感覚が存分に楽しめます。

竿に対する安心感からか余裕が出ているのでしょうか?

とにかくこの独特の感覚が和竿の魅力の一つであるのだろうと思いました。

(違ってたらゴメンね。)

大会の結果はというと

激渋な中での釣りでしたが、もちろん大会であるためカワハギ3枚釣れなくても土俵にはあがらなければなりません。一応4枚釣れたので勝負はできる状況です。

この丸十丸さんのカワハギ大会、景品がものすごく豪華です。

10位までに入賞すると豪華景品が、加えて4位までに入賞するとなんと和竿が贈呈されてしまうのです!

和竿でのカワハギ釣りにきたのに、和竿が増えて家路につくことも可能な驚きシステムですよ?
それがこの世に当日4人も誕生するわけですよ?意味がわからない。

10位までに入れなくてもクジ引き抽選で必ずおせんべいの詰め合わせやら仕掛けセットなどがもらえる嬉しい大会。その他に参加賞として冷凍の「マグロのカマ」などもいただけます。

この日はナスと冬瓜とマグロのカマと協賛品のタオルやステッカーなどなどが参加賞

更には一番大きなカワハギを釣った人には大物賞もあります

僕、もう一度言いますよ

一番大きなカワハギを釣った人には大物賞がある!

もうおわかりですね、

僕、完全に和竿ビギナーズラックでいただきましたよ、大物賞とやらを!

釣り好きで有名なDJ井手さん。額の日焼け跡が凄い事になってました。

27.5センチと尺超えは果たせなかったのですが、この海の状況や参加者の人数からみて誇って良いのではないでしょうか。

大物賞は釣ったカワハギを職人さんの手によりカラー魚拓にしていただけるというなんとも名誉な賞です。(写真の魚拓は5位の景品ですが記念撮影のために)

まさか人生初の魚拓がカラー魚拓になるとは。。。

総合でも7位に入り景品もいただきました。

三崎のマグロ詰め合わせで中トロやら赤身やら頭肉などの詰め合わせだったのですが、カワハギを釣りに来てまさかマグロを大量ゲットするとは。

まとめ

関東ではポピュラーな釣りの一つであるカワハギ釣りですが、使う道具が違うだけでかなり釣りに対しての視点が変わり、魚と対する感じも異なるのだなと感じ釣りの深さをまた知った一日でした。

和竿にはなんとスピニングリール対応モデルもあるらしくどんな使用感なのか気になりますね。機会があったら是非使用やってみたいです。

あとこの記事を書いてて『和竿に』を『技鬼』って変換しまくるこのパソコンがちょっと怖いと感じました。

次回は三崎港で開催されるカワハギ新米カップ(ルーキーではなく、お米の新米が景品の大会)に参加します。

【我がタックル】

なかけん
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