多摩川テナガエビ釣り、川崎六郷テトラでバルタン級を狙い撃ち!

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多摩川六郷テトラ釣ったテナガエビ
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アカムシがあまっていたので多摩川六郷橋へ

どうも平田です。

そういえば前回多摩川大橋でテナガエビ釣りをしたときのアカムシがあまってたよなー。という具合に、餌があまっているからその餌で釣れる釣りにいくことがあるのはわたしだけでしょうか。

1週間前に購入したアカムシがまだ元気の様子だったので、そうかそうかでは餌としてつかって差し上げようという具合に、この日は多摩川の六郷橋上流にやってきました。

このあたりは汽水域でかなり潮の干満をうける釣り場で、テナガエビ釣りシーズンには混みあう場所でもあります。

土手から下流をみて、かかっている橋が六郷橋です。シーバス釣りのような人がいますが、潮もだいぶ下げてますし、まー釣れないでしょうねー。ちらほら護岸沿いにテナガエビ釣り師もみうけられます。このあたりはゴロタ&ゴミの不法投棄地形でそのあたりにテナガエビが数多く隠れています。

時刻は17時をちょっとまわったころ、釣りができるのは大体2時間弱ぐらいかなと。

さらに上流にいくと河原に住んでいるみなさんの住居とテトラ帯があります。その手前は岸近くがこのように浅くなってしまうため、テナガエビ釣りには難しい状態。テナガエビは水鳥からみてもかなりおいしい存在と見え、このように鳥から狙えそうなところにはいません。

目次

六郷テトラ地帯へ移動

六郷テトラという呼び名が正しいのかわかりませんが、六郷橋から上流に歩いていくと、京急とJR等の橋がかかっています。

ほ、桑の実だ。

熟れているものを手に取ってみるとうっすらと甘く野趣あふれる風味です。ジャムにする人もいるみたいですね。この場所は鉄道の下なので、上から機械油等がおちてくるので、あんまり気が進まないものの、季節感あふれる情景です。

テトラ帯に到着。

潮がひいていて、今日は濁りがないので、テトラにくっついたテナガエビがよく見えます。

ほうほう。これは、当てずっぽうより、サイトフィッシングのほうが効率がよさそうだ。

・・・

お、でかいのが来た。

一見、じっとしてそうなテナガエビですが、実は、そうでもなく、テトラの日陰ではかなりのスピードで移動して、大きいものはあたりのテナガエビを蹴散らしながら進んでいるのでよくわかります。偏光グラスを買っておくとよいですよ。

それで、このときおりやってくる大物や、テトラの隙間に潜んでハサミだけを出している大型のテナガエビ、通称バルタン級の目の前にアカムシを投下します。

このポイントには20匹ほどテナガエビがいましたよ

・・・

お、喰った。

サイトフィッシングの場合、ウキは一応目印でつけるものの、テナガエビのバイトは目視して確認します。

<テトラでのテナガエビのサイトフィッシングのコツ>

  1. テナガエビを発見する。テナガエビがいない場合はテトラを移動しましょう。
  2. ゆっくり仕掛けをおとし、餌のアカムシ(じゃなくてもよいですが)をテナガエビの触覚にふれさせる。もしくは、アカムシをハサミの近くで上下させ、アカムシ汁をテナガエビに嗅ぎ取らせる
  3. テナガエビ氏、興奮。もれなく絡みついてきて仕掛けをホールド
  4. 餌を咀嚼しているのがみえるので、ゆっくり竿先を聞き合わせすると、食っていれば、抵抗があるので、そのままゆっくりテトラから引きはなす
  5. テナガエビ氏がびんびん海老よけをしてテトラの奥に逃げようとするので、おなじテンションでそれを釣りあげる
  6. すみやかに釣り針をピンセットや小型のハサミ状の針外しではずして、活けバケツにいれる

※テトラの上の移動は、細心の注意でどうぞ。とくに、下げ潮地で水面から出たばかりの苔付きのテトラはかなりすべるので、最悪、落水・打撲・骨折・スマートフォンどぼんという事態におそわれます。

というわけでレギュラーサイズが釣れました。ほんとはもっと奥にバルタン級テナガがいたのですが、こちらの鉄砲玉がしゃしゃりでてアカムシをひったくっていったという次第。

ぱっちん。ぱっちん。オラやられたー

テナガの穴釣り奥義発動!

うーん。どうしても1.4メートルぐらいののべ竿だと、穴の奥に入れづらいなー。

ということで、テナガエビ釣りの穴釣りにおける奥義発動です。

ジャン!

六郷テトラ仕様

これを六郷テトラ仕様とでも名付けておきましょう。のべ竿の底にあるキャップを外して、穂先だけとりだし、穂先だけて釣りをします。

そこに新手の大型テナガエビが!

ふはははは。

貴殿の移動シルエットならびに、ポジショニングはみえみえだよ。

喰らえ!アカムシナチュラルフォール!

※アカムシナチュラルフォールとは、板オモリを極限まで少なくして、テトラに潜む見えテナガの頭上からゆっくりアカムシを落とし込むという技。オモリが軽いことにより、穴に潜む大型テナガの警戒心を高めずに済み、かつ、アタリがあってからもテナガエビにとって、抵抗がすくないので、食い込みがよい(気がする)。この技はオモリを柔軟に調整できる板オモリだからこそできるもの

ビビビッ!ビビビッ!ビビッ!

なかなかひきおるわい。ふはははは。

ということで大型のテナガエビが釣れました。17センチ。多摩川の最大サイズは20センチぐらいなので、なかなかの型です。

むむ!また、新手の大型テナガエビか!?

ふはははは。

ビビッ!ビビビッ!ビビッ!

む、両腕がないですねー。これはテナガエビ同士のタイマンバトルでとれたのでしょうかね。脱皮中はすぐとれるんですよね。

このとき、となりで食パンを餌に釣りをしていたおそらくタイ人のグループの青年に話しかけられたので?

「これねエビだよ。シュリンプ」

と、伝えたら。

「オーグッドシュリンプ!」

みたいな反応でした。もしタイ人だったら、本国では淡水海老をトムヤムクンにつかったりするので、親和性が高そうですね。

ここでペットボトル釣法でウナギ釣り

ペットボトルでウナギを釣ることができるのを知っているかたも増えてきましたね。わたしも日本淡水魚類愛護会さんで2年前ぐらいに知りました。

ORETSURI にもいくつかペットボトル釣方でウナギを狙った記事もあるのでチェックしてみてください。

ペットボトルでウナギ釣り

仕掛けはシンプルに500ミリのペットボトルに安ナイロンライン3号を40メートルほどまき、その先に、6号のナス型オモリ+うなぎ針かセイゴハリです。ハリスは3号。このときは、ひそかにセイゴもねらっていたので、セイゴ針に餌は冷凍していたテナガエビの尾羽をきってつけています。

橋げたまで投げようとしたものの、右隣りのシーバス釣り青年が橋げたを狙いたそうだったので、ちょっと遠慮して、岸近くに投げておきました。今回は、ペットボトルは2本のみ。本気で狙う際は数を増やすほうが確度があがります。そして、テトラの上でなく、もっと下流の護岸エリアでやるとよいでしょう(が、ゴロタ石に死ぬほどひっかかるのでやる気をなくします)

その後、脱皮テナガを釣り上げたら・・・

わ、両腕がもげた。もちかえったテナガエビ素揚げにする時は、この両腕があるほうが食感はいいんですけどね。クリスピーで。

テナガエビ釣りあるある。両腕もげた事件。

お、抱卵個体だ。

これは来年もまたその次もテナガエビを釣りたいのでリリース。テナガエビの場合、抱卵個体が得に旨かったりまずいというわけはないのですが、基本的にメスは個体のサイズが小さいので、あまりテンションがあがりません。

この日はまだ産卵最盛期までは時間が早いのか抱卵個体は2匹しか釣れませんでした。

暗くなる手前で、ライトを照らさないとテトラが見えなくなったので納竿。みんなおうちに帰るんだろうなー。

なんだか家庭用カレーライスが食べたくなる情景です。

手前が京急。むこう側にJR。今回テナガエビ釣りをしていたのはこの上流です。

もちかえったテナガエビはこちら。

残念ながら、5体ほどお亡くなりになったので、別に冷凍して釣り餌にしようかと。

残ったエビは、エビチリにでもしてみようかと思っています。

テナガ料理の記事はこちらから。

ではでは。

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多摩川六郷テトラ釣ったテナガエビ

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