釣り人は漁業や釣り方や魚にもっと意識を向けた方がサステナブル

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20160825漁港
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どうも、釣り初心者のコムコムこと小室です。ただの猫Tシャツ好きです。はい。

さて、諸般の事情と云々カンヌンが入り乱れまして、一ヶ月ほど釣りに行かない日々を過ごしていました。そんなときでも動画やブログや本を通じて、魚・釣りと接点を持っていたのですが、いろいろ思うところや気付きがありまして、備忘録がてら寄稿する次第です。

目次

野食ハンマープライスさんのブログ記事を読んでハッとしたこと

気づき(1):釣り人は漁師をリスペクトですね。

野食ハンマープライスさんの記事で、心ない残念な一部の釣り人(というかほぼ盗っ人)によって、東伊豆の著名な漁港である網代港で釣りが出来なくなったことを知りました(所説あるようですが)。

www.outdoorfoodgathering.jp

この記事を読んではじめて、

「あ、漁港ってそういえば漁師さんが使う場所であって、あくまで釣り人は“おめこぼし”をいただいてただけなんだな」ということを、恥ずかしながら今さら知りました。

なんとなく公共施設な印象でしたが、あくまで漁港は漁師の職場で、そこに入らせていただいてるのが我々釣り人なわけですね。

Web屋のオフィスから漁師がヌウッと出てきたらビックリ事案ですが、逆は許されている(場所もある)って、漁師さん心ひろっ!。あくまで我々は場所をお借りしてる、のであれば、汚さずに帰るのは当然で、来た時よりも綺麗にして帰る、が、ナイスなオトナのイカした振る舞いですね。俺釣りメンバーとしてそのあたりも意識していければと思います。

気づき(2):釣りで海を汚さないようにしないと。

目に見える陸上だけでなく、海中にもしっかり気を配らないとアカンなぁ、と、今更ですが気づいた次第です。それは、手元の物が落ちないよう管理するのはもちろんのこと、根掛かりしない腕を磨き、ハリスや仕掛けやおもりやルアーで海をできるかぎり「汚染」しないことも、意識しないとアカンです。

我々釣り人は、海中を想像して釣りをしてますが、海底が仕掛けやルアーでわんさかしてしまい漁場が荒れてしまった結果、釣りが出来なくなることもありうるわけで。ちゃんと想像を積み上げていけばすぐたどり着けることではありますが、恥ずかしながらこれまで気づかなかった次第です。

2.勝川俊雄さんの本を読んでハッとしたこと

気づき(3):漁業ヤバい。国防ヤバい。積もり積もって釣りヤバい。

魚が食べられなくなる日』、読んでみました。

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超ざっくりまとめると、

  • 世界的に漁業は成長産業で、日本だけオワコンビジネス、マジスカ。
  • 漁業がさらに減退すると、国民のカロリー摂取だけでなく、国防とかもヤバい。
  • 日本の官僚は優秀だとよく言いますが、こと漁業に関してはまったくそういう良さを(この本からは)読み取れなかった、ヤバス。
  • でも官僚のせいにだけできる問題でもなくて、我々受益者も漁業にしっかり興味関心持ってなかったからでもあって、これから興味津々とウォッチしていくことが大切なんですなニンニン。

という内容。

釣りしてるから魚食えるしいいんじゃない?ではまったくなくて、釣り人だからこそ魚を買って食べて、釣り場の周辺にお金落として、漁業にも興味をもって、その漁業をとりまく政治的環境にもアンテナをたてて、という具体的な行動を積極的にとっていかないとね、と気づきました。…あれもうみんな気づいてました?テヘペロ。

※勝川氏のテキストがどこまで一次ソースにあたってかつ検証しているか等については判断しかねまして、ついでにちらほら「トンデモ学者や」的な評価もおありなようで、それも判断しかねますが、それでも、警鐘を鳴らすという点においては有意義な本だったなあ、という感想です。KindleUnlimitedになかったのですこし躊躇しましたが、買って読んでいろいろ知れました。

3.某住職からお話をいただいてハッとしたこと

気づき(4):まいどの釣りでは命に感謝し、定期的にお魚供養を個人的にもしよう。

これも当たり前のことですし逆に「これまで意識してなかったの?」と言われそうですが、はい、住職さんに指摘いただくまでは「釣りは他の生き物の命をとる行為」ということをまったく意識できていませんでした。

住職は、辞めなさいとまではおっしゃってはいませんでしたが、業の深い娯楽であることは切々と説いておられ、個人的に云々カンヌンな最中でもあったもんだから「どうしようかな足を洗うか…」とかも考えました。

…ですが、釣りを通じた新しい出会いや気づき、学びもあったり、そもそもやっぱり楽しいし、どうやらやめられそうにはない。

のであれば、

  1. (野食ハンマープライスさんを見習って)釣ったらしっかり命を美味しくいただく。
  2. 業の深い遊びを自覚し、定期的に供養を(個人的にでも)行う

ことを心がけよう、と気づいた次第です。

嫁さんに聞くと、畜産や獣医などの大学・研究施設も毎年供養祭を行っているそうです。たしかに東京農大のキャンバス内に供養塔あったな。ほかにも、水産加工メーカーさんや漁師さんたちは魚供養を毎年行っているようで、さすが頭が下がります。

個人でなにかできないものか調べてみたら、よく行くフィールドである三崎の歌舞島というところに魚藍観音様がいらっしゃるそうで、適切かどうかまだ分かりませんが、一度訪れてみたいと思います。俺釣り各位のうちご一緒されたい方がもしいらっしゃったらご一報ください。

※魚供養に関するサイトはあんまりなくて、こちらのPDFを参考にさせていただきました。作成者さんに感謝。

…とまあ、釣り糸を垂らせない間にいろいろ気づきがあり、考えました。

こうやって、ちょっと立ち止まって足元を見直すのは、仕事だけじゃなくプライベートでも大事なことですね。

余談:釣りは釣りでいろんな出会いをいただけるのでやめられません。

釣りに限った話ではないですが、人口が多い娯楽はつながりますね。先日私が主催した勉強会は俺釣りでつながった方に講師となっていただきましたし、情報交換でお会いした佐賀の会社さんとのアイスブレイクに最近ハマってる釣り動画「釣りいろは」を引き合いに出してみたらその会社の役員さんが出てたり。

www.youtube.com

さて、9月には俺釣り復帰予定です、みなさん堤防でよろしくどうぞ。
コムコム

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