【夢2倍】シーバスジギングとLTアジのリレー釣行@横浜・渡辺釣船店

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~この記事は約 13 分で読めます~

どうも、魚の釣り方に貴賎なし。なんでもやるからどれも大して上手くない、大谷賢史です。

あー、魚つりてー。大物つりてー。

でも大物はゲット率低いからやっぱり数釣りてー。あーでも大物もつりてー。
そんでもって数もつりてー。しかも近くて安くてのんびりやれる感じで、デッケー魚をたくさん釣りてー。

あー、俺のオヤジがビルのゲイツだったらなー。
あー、ソンのマサヨシでもいいやー。

んー、でもまー、なるよーにしかならんわなー。

そう、受売りに受売りを重ねた薄口ビジネスパーソンは考えるわけです。

そして、池井戸ドラマ界隈に感化されている薄口ビジネス脳は思い出したのです。

大企業の部長役の吉川晃司さんが新たなビジネスを起こそうと悩んだ際、自分を認めてくれている上役に相談し、その上役はこうアドバイスしたのです。

無いならば、作っちまえばイイ!!

おおっ!これだ!

というわけで、毎回、前置きに時間を割いてしまうんですが、個人的にはここが一番楽しくやっているところでございまして平にご容赦くださいませ。

今回も釣果はイマイチでしたが、安くて近くてのんびり大物も数も釣れて大満足の釣行でしたので、宜しければどうぞご覧ください。

目次

リレー船という世界

世の釣り船界隈には、「リレー船」というものがあります。

例えば、前半は数が望める大サバを釣ってお土産を確保し、後半は本命のオニカサゴを釣るといったものが、リレー船です。

リレー船は、効率的で色々な魚を釣り上げたい私なんかにはとっても向いている釣り方なのです。

ターゲットは船宿が季節に合わせて決定しているので、私のような思いつきだけで自分の好きな魚を釣りたいぞー!という変節漢には中々どうしてぴったり合致しないこともあります。

これを一言でいうとワガママと言うのでしょうが、

俺はこういう人間だ。

【大谷メモ】大父。

横浜・渡辺釣船店さんではルアーと餌のリレーができる

今回は、午前船、午後船と二元体制を敷いている渡辺釣船店に問い合わせ。

私 「おっす!バシッとランカーシーバス釣って、バビっとアジの数釣りしたいんだけど、大丈夫?」
(※本当は平身低頭へりくだって丁寧にお電話しています)

大船長 「大丈夫。明日ね。午前のがシーバスの活性いいから、午前シーバス、午後LTアジだな。んじゃ、明日ね。待ってるね」

私 「ヤァマン!」

【大谷メモ】釣ものは季節によって変わります。ルアー船は晩秋~晩春までがシーバス、初夏~秋までがタチウオ狙いが多く、イナダやサワラの回遊がある時にはスポットで青物になったり。釣行時は、HPをチェック。

特に、とやかく聞かれることも、指示されることもなく切話するこの老舗・渡辺さんの潔さ。

怪訝そうに「トーシロはお断りだよ?」と暗に探りを掛ける釣り船も多い中、オラ、こういう感じ好きダゾ。

それでは心配だよーという方は、渡辺釣船店のホームページはかなり充実しているので情報の心配はまずないですのでご安心下さい。私も熟読してます。

翌朝。

集合時間の1時間前に渡辺釣船店の前に到着。車で店の前までいくと「何釣り?」とイケアの店員風にフランクな乗りで話掛けられましたので、釣りものを告げると、駐車場所に案内してくれました。

「オッス!オラ、午前シーバス、アーンド、午前アジ。」
(本当は『おはようございます。午前シーバス、午後LTアジで予約した大谷です。宜しくお願いします。車はどうしたら宜しいですか?』ですが、まあそこはノリでお願いします。)

「それじゃあね、ここにバックで入って車停めて。」

「ヤァマン!」

駐車場は、結構狭いので駐車苦手な人や大きな車は前もって相談しとくとよいと思います。

ちなみに私はミニバンでいったんですが運転席側のドアは開けられず、二列目のスライドドアから乗り降りしましたので、そんな感覚の駐車です。都市部船宿あるあるですね。

なんていっても横浜スタジアムや横浜中華街が徒歩圏内な立地ですので。高速代・カソリン代浮くし、早く帰れるので、仮に駐車苦手で近くのコインパーキングに停めてもコスパは良いですよ。

料金は、半日シーバス6800円。半日LTアジが6000円とリーズナボー。しかも通しだと10800円とさらにリーズナボー。駐車場代1000円含めても11800円リーズナボー。

船は受付の真裏。

徒歩1歩で船という超好立地。荷物が多くなる2ターゲット釣りには超便利!

初釣り船の洗礼

店内で気持ちの良い女将さんに受付を済ませる。

船は店舗の真裏なので、超楽w。風向きや潮を考え、一番乗りで左舷ミヨシに座ることに。

【大谷メモ】船釣りでは一番先端のミヨシ、一番後方のトモ(オオドモ)が特等席とされる。特に投げて釣るルアー釣りではミヨシが絶対的優位となる。

ゆっくりとタックルを準備しながら出船を今か今かと心待ちにする。

続々と釣り人が集まり、船長らしき人も乗船し、船に火を入れた。

にわかに活気だつ船内。そして船長らしき人が私のもとにやってきてこう告げた。

「あ、今日は右舷片舷でやるから、移動して♪」

・・・

ミヨシは3名グループさんが入っていたので、仕方なしに右舷トモに移動し準備を開始。

「まあ、ミヨシじゃないけど、大トモだから、広く探れるからこりゃあイイぞ!」

【大谷メモ】大トモの席は、船の横側にも後方にも竿を出せるので自由度が高く良く釣れる。特にコマセを撒く釣りでは、潮回りによっては前方の釣人が撒いたコマセが流れてくるので優位となる。

こうして、落ち込みかけたマインドをアップすることに成功。

すると後から2名グループさんがやってきたが、二人並んで釣るスペースはない様子。

仕方ないからお互い分かれて釣ろうか等々、なんとも残念な相談をされていたので、「ここでよかったら、どぞどぞ」と、またまた移動。

一番乗りで船宿についたが、結局は「右舷胴の間」に陣取りました。

まあ、船宿あるある。

まー胴の間は船長に色々聞けるし、釣らなくちゃいけないというプレッシャーもないので、のんびり。私は普段は好んで胴の間に入ってるので、まっ、OKですよ。

魚探チラ見できるし、釣れないときに「自分、釣れねっす。ルアー何色にしたらイイっすかー。アクションどんな感じっすかー」とか聞いちゃいますのでね。

出航

山下橋を出港。

普段シーバス釣りは、工場地帯の千葉でやっているので、観光名所が見える横浜港はテンションが上がる。

ベイブリッジ橋脚かな?
つばさ橋かな?

そういや私のシーバスレコードは、レンタルボートを操船してつばさ橋下で釣った87cmだなー。懐かしいなー。もう10年以上前だなー。

シーバス釣りなんてやったことなかったから、バスタックルにバスルアーだったなあ。しかも当時すでに骨董ルアーだった上州屋オリジナル(?)の重いバイブ「ヘルバット」だったなー。当時は鉄板バイブとか流行ってなかったもんなー。あれからプロの言うがままに高級ルアー買いまくったけど、アレ以来大物釣ったことねーなー。

などと、物思いに耽ってると、レインボーブリッジを通過。

誰か相棒との釣行であったら、

「ベイブリッジ釣れませぇん!!」

とかやるんだろーなー。

相棒からは「レインボーブリッジだろ?」とか冷たくあしらわれた上で、のちに魚がHIT!したら、

「キターーーーーーーーーーー!!!」

とか言って、釣りあげたら、

「地球に生まれて良かったー!!!」とかやって完無視されんだろーなー。

よし黙っておこう。

クルージング&クルージング

1か所目。

某タンカー・・・を1周りしてスルー。

2か所目。
某タンカー・・・を1周りしてスルー。

3か所目。
アクアライン橋脚周りをチェックして・・・スルー。

胴の間で操舵室の真横なので無線がなんとなく聞こえるが、
僚船からの無線も確認するが、芳しくない模様。

4か所目。
すでに出船して小一時間経過。某タンカー・・・を1周り。

船長「反応はあるんだけど、口使うかはわからないけど、やってみしょう。ダメだったら、すぐ移動します。水深は42メートル。少し深いから、重めのジグで。船寄せるから、タンカーの真下あたりまで投げて、手前まで来たら巻き上げて再投入して」

さあ、楽しいシーバス釣りの時間です!

深いらしいので、重めのジグに換装して、行ってらっしゃい!のパシューーーーっと。
(ルアーはティムコ:オーシャンドミネーターフォーリングスペシャル105グラム)

着底したら大きくカラ合わせて~まきまきまきまきまき~。

からの~フォールに集中集中!

からの~着底したら大きくカラ合わせて~。

まきまきまきまきまき~からの~フォールに集中集中!

船長「(マイク通さず私に向かって)当たった?」

私「ルアーとっかえひっかえやってますけど、ないっす(泣)!」

船長「そうかあ。反応はあるんだけどね~。タンカーのギリギリまで投げてやってみてよ」

私「ラジャー!」

・・・
・・・
・・・

私「すみません。何もないっす。」

特に悪いことしたわけではないが、なんとなく謝ってしまう日本人的返答したところで、移動しました。

僚船から吉報きたる

それから海ほたるの橋脚や、海ほたるより北側のタンカー周りなどもサクっと攻めるも全員ノーフィッシュ。

すると、僚船から

僚船「ザザザザザ。何本か出たよ。〇〇のトコ。」

私「(キタコレ!」

船は、高速で僚船が居るシーバースへ。

【大谷メモ】シーバース(英、Sea berth)とは、原油やLNGなどの液体の貨物を積んだ喫水の深い船舶が、陸に接する岸壁等の施設に直接停泊することなく、積荷を安全に搬出入するために水深の深い海上に設けられた係留用施設のこと。(出典:wikipedia)本来無いはずの人口の障害物(マンメイドストラクチャー)が、魚たちの格好の住処となっています。

無線を聞きつけてか、すでに数隻の遊漁船が釣りをしている。

シーバスも上がっている。

80グラムの細身のジグ(ティムコ:オーシャンドミネーターセンターバランス80グラム)に換装した。

水深は23メートルで潮流も早くないので60グラム前後のルアーでもOKであったが、同船者よりも早くフォールさせたいがために重めのジグを選択。

シーバスは多少フォールが早かろうが遅かろうが食ってくるので問題はなし。オールクリア。一生シーバス釣りします。

シーバスの物陰にアンダーキャストし、着底→カラ合わせ→高速ただ巻き5メートル→クラッチ切って再フォール→フォールに集中!の3セット目フォールでガコンガコン!

すぐに大合わせで、ヒット!!

今回は体が疲れていたので、青物ジギングで使うようなゴツいベイトリールを使っていたので、割とすんなり。

約45cmの真っ黒い居着きシーバス。

1投目で釣れ、サイズも大きくなく居着き個体だったので、食べてもおいしくないだろうと船べりリリース。船内も僚船も次々とシーバスが取り込まれる。

私もポンポンと40cmくらいのを3匹追釣。小型なので船べりリリース。釣っているときにリリースをすることを禁止している船もありますが、船長がリリースしても良いといっていたので、リリースしました。

こりゃあ、良さそうだ!

からの~全船当たりピタ。

あ、あれ?

浮標でセイゴちゃん

急にアタリがでなくなった。

20フィートほどの小型のプレジャーボートは、シーバースの奥まで侵入してポロポロと釣っているが、大型の遊漁船はまったく釣れなくなった。

これは完全に見切られた模様。

【大谷メモ】見切られる・・・同じポイントでずっと釣っていると魚が警戒して釣れなくなってしまうこと

あ、あれ?そういや、1匹もキープしてないや。完全に、調子乗ってましたーーー!

後悔後に絶たず。

それから、千葉方面(?)の緑色の浮標のわきで、20cmくらいのセイゴちゃんを3匹釣る。

アジくらいの大きさだから、ひ、干物にしたら、お、おいしいんじゃないかなーと、キープしたい気持ちマンマンであったが、船長が真横にいる手前、格好つけたい一心で、セイゴですねーと、お澄ましリリース。

船長も私の横で釣りをしてお土産確保に動いてくれるが、同じくらいのセイゴちゃんのみであった。

午前シーバスジギングの総評

格好つけず、小さいサイズでも最初の1匹はキープ&撮影しておけばよかったッスー(泣)

ミヨシの上手な男性は目測55cmくらいの大きめのシーバスを釣っておりました。後にホームページで竿頭は9匹とあったので、この方かな、と。

私は、

「数は6匹ですが、小型1、セイゴ5でーす。」と正直に報告。

予想では漁のように釣れて、「40本位ッスかね?食って美味い銀ピカの60cm位のを3本だけキープしました」とか言うハズダッタのにー。

お鼻ポッキリのしぶーい日でした。

でも1年ぶりのシーバスジギング楽しかったさー。
さー、次はアジ釣んべー!!!

気を取り直して、はじめてのLTアジ

というわけで、午前シーバスは散々でしたーっと。

空っぽのクーラーボックスに船釣り独特の焦りを感じつつ、午後出船を待つ。

船は変わるとのことなので、移動。人気釣り宿なので、平日午後にして10名以上が乗船。

またもや船長横の胴の間に陣取り、昼飯のパンをかじりながら、ルアータックルを片付けていると、横づけされた隣の船のおじちゃんから話しかけられる。

おじさん「午前シーバスでしたか?釣れましたか?」
私「イヤー、6匹だけです。しかも5匹がセイゴ。」
おじさん「あーそうなんだー。俺は午前アジ、午後シーバス。」
私「アジはどうでした?」
おじさん「風強くてたいへんだったけど、そこそこだね。30くらい?」
私「それだけ釣れればお土産十分じゃないですかー!」

するとその隣のお兄さんが参戦。

お兄さん「カラーどんなでした?」
私「僕はドピンクと紫でしたが、船長は青系で釣ってました。オレ金で釣ってた人もいましたし、あんまし関係ないかもしれないですし、よくわからないです。」

なんて話していると、そのまた隣の好々爺風のおじちゃんも参戦。

おじさんB「俺なんか、ジグ、今日この1個!」
みんな「えーーー!?」
おじさんB「いいのいいの。釣れるときは釣れるし、楽しめればいいの。」
お兄さん「でも、ロストしたら・・・」
おじさんB「そんときゃ、〇〇船長のかっぱらりゃいいw」
みんな「wwwwwwww」

どうも常連さんらしい。

オオドモに陣取って「トーシロが常連の俺様の邪魔すんな!俺がいなきゃ、船宿の釣果ブログが寂しくなって客足が落ちるだろーが!俺ぁ釣らなきゃなんねーんだ!俺の武力の邪魔だけはすんな!」的な常連さんもいますけど、こんな人の好い常連さんがいる船は楽しい。

もう、ピクニック気分。
出船までの1時間ずっとわきあいあい話し込んでましたw

ポイントは出船して10分

準備は完璧

午前アジ釣りの人の話では横浜港内で釣ったとのことだったが、風が出てきたからか、本牧方面へ。

え?こんなトコ?と思うような、埠頭の目と鼻の先。

遠投カゴ釣り師なら届きそうな距離であるが、残念ながら埠頭はどこかの企業の敷地なので入れない。そんなこんなで釣り場が守られているのかもしれない。

30分ノーフィッシュ。

ビシも持参

エサは青イソメ。3cm位にカットしないといけないので、100均のでいいので、ハサミがあると便利。

コマセはイワシのミンチ。コマセ専用のスプーンも用意したが、特に入れやすいわけでもなかったので、終始付属のスプーンを使用。落下防止のヒモがあるのでむしろ便利。

もう15年も前にマダイ釣りにハマっていたことはあったが、実はLTアジ釣りが初めてな私。

お隣のうまそーな人のやり方を見ながらチャレンジ。着底したら、1回大きくしゃくってハリス分巻き上げる。

また少ししたら、同じようにもう1回大きくしゃくってコマセを出して、少し巻き上げる。

んで、時々、糸を送ってあげる。

開始20分。コンスタントにコマセをうつが、私のいる左舷ではノーフィッシュ。

ん?ここ釣れるの?タイ釣りのオマケで釣れるアジさんは、ほとんど入れてすぐ釣れたけどなー?と、疑心暗鬼に思っていると、船長は錨を落とし、スパンカーを張った。

ありゃ?ここでヤリきる感じ?

開始30分。

と、ようやく隣のうまそーな人がファーストフィッシュ!20cm強のそこそこのアジ。

おー、アジ来たぞ!と、さらに集中してコマセをうち続けるが、お隣さんが3匹目を釣り上げても私にはノーフィッシュ。

だんだんといやーな焦りが芽生えてくる。

「釣れる!釣れる!信じろ!信じろ!小泉信じろー!」

と、自分にい聞かせるも、その焦りとプレッシャーが魚に伝染して釣れないという釣りあるある。

捕食者たる釣り人のプレッシャーというものが、魚に伝わっているのか否かはわからない。

ただ、人間だって他人にずーっと見られていると視線を感じて気づく。

また、母親が赤ん坊を寝かしつけるとき、赤ん坊が中々寝付けないことがあるが、この時の母親は常時よりも心拍数があがり、赤ん坊の背中をトントンするスピードも常時より早くなっているという研究結果がある。

この2点からのみ見た可能性だが、焦りが「自分だけ釣れない」に繋がっていると私は思っている。

じゃあ、どうしたらよいのかな?

赤ちゃんをだっこして寝かしつけるリズムも、村岡プロ仰る初心者がルアーを巻いてくるリズムも「もしもし亀よ亀さんよー」のテンポでやればイイのです!!

そうだ!

もしもし亀よ亀さんよー♪だ!!!

って、コマセシャクリじゃできーーーん(爆)

※ルアー釣りで迷ったときに「もしもし亀よ亀さんよー」を心の中で歌ってやってみてください。

失敗からの初アジ!

釣れるのは、隣の上手な人に続き、大ドモのおじさんも初フィッシュ。

船内がにわかに賑わってきたが、釣れてない面々の顔は真剣そのもの。

絶対釣ってやる!と集中。と、そこでふと気づく。

ハリスは2メートル。

今回はシーバスジギングで、黒のPEラインが効果があるかを調べたいばかりに、1メートル毎に色が変わるPEラインを巻いてなかった。

そこで、着底したら、竿をしゃくってコマセを出し、リールのカウンターで2メーターきっかり巻き上げたつもりであった。

?????

これって、3メートルくらい巻いてないか?3メートルはいい過ぎにしても、少なくとも2.5メートルは巻いてるばい。

はっ!カウンター狂ってる!タナは糸で正確にとるって、コマセ釣りの基本じゃなかかー!!!

で、気づいたその流しで、待望のそして私の心を最大限に安堵させてくれるあの・・・

グングンッ!

初アジ!メガアジ!

キターーーー!

アジ釣りは、合わせて良いのか定かではなかったが、とりあえずゆっくりしっかり合わせてフッキングさせる!

グーーーン!
グーーーン!
グイーーーーーーーン!!

おお!走る!走る!

んで、重っ!へーー、アジってこんなに引くんだ!

LTだからなのかなー?アジ釣りたのしーwwwでも重っ!もしや、サバの一荷かーw?

初めてのLTアジの引きは思いのほか強烈で非常に楽しかった。

現れた初アジは40cmクラス!!

うわっ、デカっ!

キャー口切れしないでー!!

船長は?’(キョロキョロ)

いないーーー!

網は?(キョロキョロ)

胴の間にはないーーー!

その間もアジは水面でバチャバチャやったり、水底方向に突っ込んで泳いでいこうとしている。

竿・天秤・クッションゴムの総合力によって、なんとか口切れしないで針掛かりしつづけている状態。

「ええーい!掛かりどころが悪いとこんなものか!」
「迷いは自分を殺す事になる!ここは戦場だぞ!!」
「まだだ!まだ終わらんよ!」

【大谷メモ】大尉?

もう、抜き上げるしかなかばい!!!女は度胸、男は愛嬌、瞼の故郷!

ぴょーーーーーい!

あげた瞬間、アジの口が切れる。

一瞬フリーダムなアジが宙を舞い、ちょうど海水で満たされたバケツの中に落下。

うっしゃー!!

やたーーー!!

デカイー!!

てか危なかったーーー!!!

空、舞った!
空、舞ったよ!

スカイハイだよ!

やたー!!!

【大谷メモ】帰宅して計測したら37cmでした。

アジ追釣

船内どこでもアジが上がるようになった。

それでもうまい人と下手な人の差が出ている。際立ってうまい人は隣の名人。

そして、名人の次に釣っているのは誰か?

わははははは。何を隠そうこの私である!(名人の完全真似をしている)

え?プライド?

それはポテトかね?チキンかね?

ぶははははははは。

ふむふむ。チラチラ。アタリが遠いときは、10~20cmらい糸を送ってやるのだな。

やってみるか。

って、きーたーーーーーーー(‘Д’)

諸行無常・因果応報

一見同じに見える海であるが、状況は常に変わっているのだ。

言い方を変えれば、変わっていない時などないのだ。「今」と言っているその時ですら、流動している時の流れの中にあるのだ。諸行無常。全てのことは常に同じではない。魚釣りとは、つまりそういうこと。

刻々と変わる状況にいち早く気づき、それに合わせられた人に勝利の女神は微笑むのである。

そう、お隣のアジ釣り名人のように!

そして、お隣のアジ釣り名人を真似ておこぼれにあずかっているチンケなアテクシのように!

諸君、それも力なのだよ!!!!

勝てば官軍!釣った者が正義なのだ!

ぶははははははははは

クリクリクリクリクリクリクリーーーーーーー

って、アレレレー?

リ、リールの歯車が噛んでいないような感じ。

リールが巻けませーーーーン!!

ヘールプミー。

父の影響で年齢=釣り歴の私ですが、釣り場でリールがぶっ壊れたのは初。

神様は見ているのです。悪いことはできません。

これを「因果応報」といいます。

【大谷メモ】お隣のアジ釣り名人は一見クールそうでしたが、話しかけると良い人で、「〇〇で釣れたよ」といろいろ教えてくださいました。上手い人を真似たり、アドバイスをもらったりするのも上達の近道です。ただ、アドバイスが理解できる程度に釣りの知識も必要ですので、自分での研究も必要ですね。

結果発表

午後LTアジは37匹に、ボケーっとしていて針が底に着いて釣れてしまった貴殿(シロギスさん)1匹。

午前シーバスは45cm1匹、セイゴ6匹。でした。

お隣のアジ釣り名人は53匹っていっていました。すごいですねー。

アジは腹開きして、アジフライにしましたー。

横浜金アジ、美味かったです。沼津のアジが最高と思っていましたが、さすが東京湾のアジは美味かったです。
実家にもおすそ分けして喜ばれました。

1枚1枚ラップで包んで冷凍しておけば、何もないときにも助かりますな。

久しぶりの一人船釣りでいささか不安でしたが、結果はとても楽しかったですし、リフレッシュできました。

大物釣り&小物数釣りのリレー、結構楽しいと思います。

さあ、次はどこ行こうかな?
何釣ろうかな?

大谷 賢史

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