どうも平田です。
先日スタバにいたら、白髪の婆さんがワン太郎を連れて困った顔をしていました。どうやら買い物にいくけどワン太郎がいるからどうしようということだったのですが、すこしの面倒をみてあげました。15分で戻ってくるといった婆さんは7分50秒でもどってきて、ワン太郎は飛び上がって喜んでいました。犬ってやつは実にいいですね。
さて、先日なかけんといった葉山のボート釣りなのですが、見事に玉砕しました。
もうなんとういか、わたしの身体から大型の魚をさける忌避成分が発生しているのかはよくわかりませんが、釣れないんですよね。ORETSURIは釣りメディアなので、その編集長は当然釣りが上手というところをすこしは世に見せつけてやりたいのですが、なにこの釣れなさ。籠池夫妻を小一時間問い詰めて差し上げたい次第です。
釣果の確認
前回の釣果はこのとおり。
毒の有無が個体差でわからないサバフグはリリースしたので釣果は貴殿たち(メゴチ・ホシササノハベラ・トラギス)という体たらくで、帰り路なんの料理にしようかなーとぼんやり考えたのですが、メゴチは天ぷらしか食べようがないとおもいつつも、全部丸ごと煮つけにしようと思いました。
なんでそう考えたかというと、まあ、一番手間いらずのように思ったわけですよ。
あ、そうそう、なぜ『外道』を『貴殿たち』と表現しているかというと、なんだか微妙に尊称のようにもきこえて面白いからです。みなさんも真似してみてください。
「あ、貴殿(キタマクラ)が釣れたよ」
「あちゃー貴殿(メゴチ)だったかー」
ほらね、なんだか憎めないでしょ。
新鮮な貴殿たち(メゴチ・ホシササノハベラ・トラギス)
とはいっても、みてください。こうしてならべてみると、新鮮でうまそうに見えてきませんか?
ね?
ね?
ホシササノハベラの下ごしらえ
これ、さばいている写真を撮るの忘れました。
ベラ類は鱗が大きいんですよね。背びれに棘があるので注意しながら鱗を落としましょう。ベラは、煮つけにする場合も塩焼きにする場合も、
鱗を落とす→頭と内臓を落とす(血合いを洗う)
これだけでOKです。
トラギスをさばく
トラギスの顔の瑠璃色の線はなんとなく歌舞伎役者っぽいので好きです。サビハゼのようにとことん地味なハゼもいれば、トラギスのように派手なやつもいて海の生き物ってたのしいですね。
この写真も撮るの忘れました。
鱗を落とす→頭と内臓を落とす(血合いを洗う)
これだけでOKです。
メゴチをさばく
メゴチはヌルヌルするのと、エラ蓋のところに棘があって厄介で身もあまりとれないので逃がす人も多いですが、天ぷらにすると実に旨い魚です。
まず、頬の棘をハサミでカットしておきます。
その後、背びれをきって、頭を中骨まで落とします(完全に切断しない)
で、くるりんぱと、背中をひっくりかえして、包丁の歯で中骨をおさえながら頭を腹側にひっぱるとぬるぬるした皮がすべてつるーんとむけるのです。
こんな感じ。煮つける場合はこれでOK。天ぷらの場合は松葉おろしにしましょう。
いよいよ貴殿たちを煮つけるぞ
- 醤油
- みりん
- 日本酒
- 生姜スライス
- 砂糖
を適当に入れ、はじめから魚をいれてゆっくり加熱。
熱を通すのは、10分くらいです。
できあがりましたよ。
どうでしょう。こうしてみると実に旨そうじゃないですか。
そんでもって食べてみる。
まずは、メゴチから。
うーん。実に旨い。身が筋肉質でよいですね。マコガレイの卵を煮つけたような味です。
次に、ホシササノハベラ。
ほうほう。旨いやん。これは、あれです。目隠しをした人に食べさせたらカレイと答えるでしょう。
実に美味。ふはははは。
まとめ
釣りをしていくと、ねらっていないのに釣れてしまう外道、いやまちがえた、貴殿たち。
そんな貴殿たちも、白身でうまいんですよ。
貴殿たちの特徴として身の歩留まりが極端に悪いので、料理をするときは今回のように煮つけたり、ぶつ切りにしてアラ汁にしてしまえば美味しくいただけますよ。
みなさんもぜひためしてみてください。
ではでは。
今回の貴殿たちを釣った釣行記事はこちらからどうぞ。