SEO対策でのタイトルである。はじめにいっておくと、ソーダガツオの唐揚げはうまい。
さて、
リストランテORETSURIのイベントの後、下処理した以下の食材が余ったので、その調理の様子をお送りする。
- ソーダガツオ
- アジの中骨
- アジのフィレ(マルアジ&マアジ)
- シイラ(これはアマダイ釣りのやつ)
アジの骨せんべい
アジの骨は捨てるひともいるもののダシにつかったり骨せんべいにするとよい。
骨煎餅にして水分をしっかり飛ばしておくと1週間以上は冷蔵庫で持つ。
油を低温に熱して、しばらく揚げてから高温にしてサクっとさせる。いわば2度揚げ。
最初から高温だと焦げるので注意。
低温=150℃程度。素材がゆっくり浮き上がり泡がゆっくりでてくる温度
高温=190℃程度。素材が勢いよく浮き上がり泡が盛んになる温度
※ざっくり。
油からあげたら、すぐに塩をふる。よく、旨い塩がどうのこうのという話があるが、ふつーの食卓塩で十分。
盛り付け。サクサクうまい。骨が口に残る場合は、低温での揚げがたりなかったと思ったほうがいい。
低温でゆっくりあげて、素材が浮き上がってきたら、コンロの火を強火にする。慣れだなと。
アジのなめろう
マルアジが9割、マアジ1割のアジのフィレ。素人料理で一番格好がつく一品かもしれない。
大葉、生姜、味噌、長ネギ(たまねぎ)あたりをいれてアジの身をたたいていくのだが、以下の材料のいずれかをいれると味に変化がでるのでためしてみてもいいかもしれない。
- 陳皮(干したみかんの皮)
- みょうが
- 柚子の皮
- スダチの皮
たたくときに、声をあげて、
「はー、トントントントン、トントントントン♪」
「よいしょ、トントントントン、トントントントン♪」
「もういっちょ、トントントントン、トントントントン♪」
とやると、不思議なことになめろうがさらにうまくなる。嘘である。
アジつみれ
できあがったなめろうに、片栗粉を入れてさらにたたく。
さらに身に粘り気がでてきて、まとまりがよくなり、ゆで上げたときに一体感が出る。
スプーンを2本用意し適量にまるめて、日本酒をいれて湯でゆで上げる。
できあがった、アジつみれを熱いうちにポン酢で食べると旨い。
アジつみれはジップロックにいれれば1か月ぐらいはもつので、味噌汁の具にしたり、鍋物にいれると贅沢だ。
ソーダガツオのフライ
イベントで大量にあまったソーダガツオ。
これはオーマイが誇る2つの調味料で味付けして揚げてしまおう。
わ。これ以降どちらが竜田揚げでどちらがフライドチキンミックスだかわからなくなった。
こちらは多分竜田揚げ。
こちらは多分フライドチキンミックス。
それぞれそれっぽく粉にまぶしているが、これは間違った利用方法であって、本当は粉を水で溶きつつ身を漬け込む必要がある。
まーそんなことはどうでもいいので揚げていこう。
油は500ミリ使った。
・・・
・・・
えーっと、こちらが、
ソーダガツオの竜田揚げ(たぶん)、生姜が効いていてシンプルな味。
で、こちらがソーダガツオのフライドチキンミックス揚げ(たぶん)、ニンニクのパンチがいい。どちらかというとこちらのほうが旨い気がする。
なんだか食べちらかしたソース類だが、唐揚げに自家製ソースをつけても旨い。
以下は参考にしてほしい。
- マヨネーズ×スイートチリソース×ナンプラー×レモン汁(★最強ソース)
- 洋からし×マヨネーズ
- 生姜ペースト×マヨネーズ
- ニンニクペースト×マヨネーズ
- タイ醤油(東南アジアのタイのほうである)
とくに、最強ソースはぜひやってほしい。野菜スティックにつけても旨い
シイラのミネストローネ
アマダイをねらっていると釣れる貴殿はたくさんいるが、オキアミが着底するまでの表層&中層で釣れてくるのがシイラだ。
しかもサイズが小さい。
シイラは表皮に、腸炎ビブリオ菌(いろんな魚が保菌してはいるものではある)や粘液毒があるとされていて、さばくときにまな板の処理などは気を付けよう。
このぐらいのサイズは身がほとんどないので逃がしたほうがいいが、これはオマツリのときにかかり瀕死だったので持ち帰ることにしたものだ。
サクにして冷蔵保存しておいたものを、細かく切る。ミネストローネにイナダの切り身と同様ぶち込んでおく。
ぶち込んでマカロニをいれつつ火を入れていく。マカロニの能力を甘く見ていると、スープがすべて吸い取られて敗戦をむかえるので注意が必要だ。
できあがり。タイムや、バジルやオレガノをふると香りがいい。
こうしてみるとこじゃれたスープストック東京などでもパンとセットで900円ぐらいで売れそうだ。
魚介をいれたミネストローネやブイヤベースには、マヨネーズ×にんにくペースト(簡易アイオリソース)をすこしいれるとコクがまして旨い。
これはやってみてほしい。
※ソーダガツオはすこし味付けを濃いめにして唐揚げにして、食べきれなければ冷凍しておいてもよいと思う。