【アナタも立派な師匠】釣り初心者に釣りの楽しみを感じてもらうためのタックル検討編

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アナタも立派な釣りの師匠
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~この記事は約 6 分で読めます~

どうも平田です。ちょっとでも体調の変化を感じると葛根湯を飲むような年頃になりました。

さて、

ここ半年、あちらこちらで釣り釣り釣りといっているせいか、まわりで釣りをやったことがない男女から「釣りをやりたいからぜひ教えてほしい」という、まーうれしい相談を受けるようになりました。

みなさんはどうでしょうか。そういった相談をうけますか?

過去にも、釣りの世界へいかに人を巻き込むかという記事を書いたことがありますが、今回は釣り人の属性分けと、入門にともなう道具類についてまとめてみます。

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目次

釣り人カーストについて

本格的に釣りの世界に人を巻き込むまえに、まず、釣り人カーストについてまとめてみます。

  1. 釣りバカ・釣りキチ(突き動かされるように週2回以上は釣り場へいく)
  2. 準釣りバカ(突き動かされるように週1回は釣り場へいく)
  3. ふつーの釣り好き(2か月に1回ぐらいは自主的に釣り場へいく)
  4. レジャー釣り好き(自主的には釣り場へいかないが、誘われたら1、2年に1回ぐらいは釣りにいく)

※カーストという名称や数字でふっていますが、1がえらいわけではなく、ただ釣りが人生に占める濃度をあらわしています。ここにはマナー等の要素はふくめていないので、所属は1なのにクズ釣り師だったり、3なのに模範的な釣り師もいます

わたしの場合、人から釣りの世界に興味があるという相談があったら、その人の性格や趣味の種類を判断して、もし釣りを教えた場合上記のどの層に変化していくかを判断します。

では、どのあたりを判断しているのか?

具体的には以下の要素を積み上げて計算していきます。

  • 偏執狂的な要素が私生活やビジネスでもある(いい意味で『キチガイ』というやつです)
  • 何かとこだわりが強い(様々なアイテムや方法論についてこだわりがある)
  • 研究熱心(工夫して生きている)
  • 器用貧乏(あれこれ自分でやる。ただし飽き性というかいろいろやっている人はこだわりは薄め)
  • アウトドア系の趣味がもともとある
  • 魚や生き物が好き
  • マーケティング的思考回路をもっている(原因と結果を常に考えている)

まー、まとめると、いい意味でキチガイで執念深くて常に最大の結果をもとめようとしていて魚好きな人間は、結構な確率で釣りバカになるというわけです。

確変的な人もいますが、だいたい読み通りになっていくのがおもしろいところです。

みなさんも、自分や周りの友人を誘ったときの要素を洗い出してみるとおもしろいですよ。

※釣りバカの中には、人のいい釣りバカと、一切の社会性をもたないアンタッチャブル釣りバカがいますが、まーそれは別の機会に解説します。

つづきます。

釣り入門者・初心者がどのタイミングで道具をそろえるべきか?

 釣りバカ・釣りキチ&準釣りバカ

 この層にあてはまりそうな人には、問答無用で初っ端から道具をそろえる手伝いをしてもいいかもしれません。

 ふつーの釣り好き&レジャー釣り好き

 この層には、初っ端から道具を買いそろえる手伝いをせず、レンタルからでいいと思います。

釣り入門者にはどのような道具が必要なのか

みなさんもご存知の通り、釣り道具はピンキリというやつでして、セットで1980円からセットで20万超えという恐ろしい兵器もあります。

よく初心者向けの入門書等に、「釣りをはじめる人に道具をすすめる際はセットで1980円などの道具でOK、まずは慣れましょう。壊れてしまうし」というような言及がありますが、わたしはちがう意見です。

釣りを教える立場は師匠や先生とよくいわれますが、よくいったもんだと思います。

師匠や先生は、生徒の成功を導かねばなりません。

つまり結果を出す!

結果を導く釣り船の船長が尊ばれるのと一緒で、師匠や先生役になったのならば成果を出す必要があるとわたしは考えています。

ということで、

どのような層に位置している人をアテンドするときでも、1回目の釣行でちゃんと釣ってもらうためにはそれなりの道具が必要な気がします。

ロッドについて

はじめて手にした竿がクソロッドの場合は、ガイドがずれたりして釣りに集中できません。

仕掛けを投入するたびに2番目のガイドがずれてしまうクソロッド等をみたことがありますが、あれは釣る本人も見守る師匠もストレスがすごいわけです。

なにしろ、一投ごとに、

「○○さん、それ2番目のガイドずれてるよ」とかいうわけなので、言われるほうも言うほうもつらい。ORETSURIにたまに登場する、すがやんや下衆大将はなんどわたしに言われたかわからないはずです。

またロッド自体の感度が悪い場合はアタリもわからず魚の釣れる可能性も下がりますし、1日釣りをしてアタリ自体もわからず、ただ待つ時間だけが苦痛だったという感想を釣り入門者に抱かれてしまう可能性があります。

釣れないしアタリもない→つまらない=師匠も大したことない

という評価が口には出されないものの釣り初心者のなかでは、しらずしらずたまっていきます。

特に釣りバカ・釣りキチにちかい素養がある釣り初心者ほど、ストレスがたまるはずです。

ということで、釣り初心者にもたせるロッドはそれ相応のものを持たせたほうがいいでしょう。

便利な時代なので1万しないぐらいのもの、6000円ぐらいのものでも立派なロッド(ドラクエでいう鉄の剣)がありますしね。

リールについて

はじめて手にしたリールがクソリールの場合は、こんなことになります。

「うわ。またからまった」

「リールがまけないぞ」

「キャストしてもぜんぜん飛ばない」

なにしろ、一投ごとにトラブル発生です。投げる前にラインや仕掛け等がぐちゃぐちゃんになってしまうこともしばしば。

これも釣る本人も、見守る師匠もストレスが蓄積していきます。

特にクソリールの場合、親切にも標準でクソ太目ナイロンラインが巻いてあることがしばしばで、これがまたやっかいです。なにしろすぐクセがついて絡まる。

こうなると釣りをしているよりも絡んだしかけやラインをほどいている時間のほうが長くなり結果的に釣れる可能性は低くなり、ゲストである釣り初心者や入門者の満足度は下がっていきます。

釣りってメンドクサイしイライラする=つまらない=師匠も大したことない

思慮ある大人であれば誰も口にしませんが、みんなこんな印象をもつに違いありません。

つづきます。

釣り初心者向けの道具についてのまとめ

ということで、せっかくアテンドするなら、最低でもドラクエでいう鉄のシリーズぐらいは使わせてあげるのが師匠としての義理な気がします。

そうそう、初心者は釣り道具を雑に扱いやすいので以下のルールをつたえておきましょう。自分は初心者でないと思っている釣り人のみなさんで以下のルールが守れてない場合も、今日からこっそりこだわっていくとよいですよ。

釣り道具の取り扱いルール

・岸釣りではロッドやリールを地べたに直に置かない

→ロッドやリールのスプールに傷がつきます。直置きして致命的な傷をつけておいて、「投げたらロッドが折れた」とかメーカーにお門違いのクレームをいっているのはクソ釣り師の証拠ですよ。またスプールの傷はラインの劣化を早めます

人が歩くところに竿をおかない

→竿はクーラーボックス等に立てかけるか海側に向けておきましょう。よく堤防において放置しているひとがいますが、あれは踏まれますよ。ORETSURI にでてくる泳がせの西上師は伊豆大島遠征で軽トラに磯竿を轢かれてました。。。

という具合に、釣り竿は剣や刀だと思っておいたほうがよいです。

もし、これを読んでいる方で、そのように釣り道具を思えない方は、ふつーの釣り好きorレジャー釣り好きのどちらかに所属しているはずです。それはそれで自由です。

どんな釣り道具がちゃんと使えるものなのか?(ドラクエの鉄のシリーズ)

岸釣りであれば、ダイワやシマノの合計1万5000円ぐらいのロッド&リールであればいいと思います。

ロッドは持ち重りせず、カーボン含有率が一定以上ありアタリがしっかりとれ、ガイドがちゃんとしていればOKです。

リールはスピニングの場合、最低限のストッパーとヨレ防止機構がついているものがよいですね。

<ORETSURI 平田が選ぶ鉄のシリーズ>

 鉄のロッド(岸):ダイワのリバティクラブクロスビート、シマノのルアーマチックバスワン

 鉄のロッド(船):ダイワのライトゲームX、シマノのライトゲームBB

 鉄のリール(岸):ダイワのレブロスシマノのサハラ

 鉄のリール(船):ダイワのライトゲームプリードシマノの小船幻風シリーズ

 鉄のライン(ナイロン):海平シリーズ

 鉄のライン(PE・海):東レ 船F4シリーズ

※船釣りは船宿のレンタルセットであれば大体問題ないです。あれも1万5000円~2万弱ぐらいの鉄の装備です。

※ダイワとシマノがわかりやすいのでピックアップをしましたが他にも鉄印良品はたくさんあります

つづきます。

最後に、釣りの先輩・師匠・先生の役目について

釣りの先輩・師匠・先生の役目について語っておきます。

ちょっと大げさな話ですが、

みなさんは釣りという魅力的な世界への入り口を閉ざすか広げるか、釣りという趣味が釣りをしない人に対してどう思われるかの印象を左右する立場にいるのではないかとわたしは考えています。

自分が釣りをはじめたときに嫌だった先達のマネをして、釣り初心者や入門者に冷たくあたることは避けられるのならさけましょう。

なにしろ、それは中学校の部活でムカつく先輩にアナタがされたことを中学2年や3年で下級生に繰り返してしまう痛いアレによく似ています。

基本的にはやさしく、たのしく。

ときには自然の怖さやマナーをしらしめるために厳しく教えていく必要がある気がします。

わたしからのお話は以上です。

ではでは。

具体的に釣りの世界にまわりの人を巻き込むためのノウハウはこちら

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