どうも平田です。先日、うつ伏せで寝ていたら、右のあばらがペキっとなりまして再度折れました。2か月ほどまえに堤防でこけたときに折れたものが治ってまた折れたという。。。
さて、今回は、ワタリガニとりの記事です。
二刀流たも網がいい
ちょっと意味が分からないタイトルですが、あれです、これまでたも網を1本でカニすくいをやっていたのですが、けっこう逃げられるわけですよ。
それほど動きは早くない蟹さんたちなのですが、岩の隙間に入られたり、こちらの射程圏内を把握しているのかよくわかりませんが、ちょうど届かない射程圏外へいってしまったりすることもあり、今回から両手にたも網で勝負することにしました。これがよかった。
さて、2本のたも網をどう使うかというと、まず蟹が逃げそうな進路を一方のたも網でガードしておいて、逆側からもう一つのたも網を近づけ挟み撃ちにするわけです。すると9割方蟹をつかまえることができます。
これまでのたも網1刀流の場合、7、8割の捕獲成功率だったので効果大だなと。
それと、障害物が多いところは網で蟹を追い込むと、網が牡蠣殻等にひっかかってしまうこともあるので、その場合は2刀流の一方を網の柄にしたほうがよいです。
そうそう、二刀流であれば、このようにトウゴロウイワシも容易にすくえます。
深夜のワタリガニ探し
続いて、ワタリガニを探します。
この日は、風もなくド干潮で海底もよくみえていて蟹を捕捉しやすいことこの上なし。
まず、小型イシガニ。
続いて食べごろサイズのガザミ。
このぐらいが実は食べやすくてよいわけです。ケジャンにもいい。
これもちょうどいい。脚の模様がきれいですね。
これは、外子がいるのでリリース。尻蓋がもりあがっているのでよくわかります。一回、外子も料理してみたいものですが、まーそれは別の機会に。
こーんなちびっこイシガニも。こりゃリリースですな。食べるところがないし。
うむ。けっこうとれました。こんだけのガザミを買うと一杯いくらだろうかとかおもってしまう人間のサガですね。
もちかえったワタリガニ
今回持ち帰ったのは、ガザミ(ワタリガニ)3杯。イシガニ4杯です。
もう一度見分け方を説明しますと、これがガザミ(ノーマルワタリガニ)。
爪がながくて白地が多い。ヘッドライトで照らすとこの白い部分が目立つのでよくわかります。
それと、殻の横側がパンク気味に尖っています。
そんでもって、こちらがイシガニ。
成熟した個体は、このように甲羅がつやつやしています。で、なにより爪が厳つい。そして固い。
甲羅の横側はとがっていません。ノコギリガザミという巨大種がいますが、ガザミより、このイシガニが巨大化したような風貌です。
料理タイム
これまで、ケジャンとか味噌汁とか韓国風チゲなどにしてきたので、今回はシンプルに。
釜茹で。
かまじゃないけど。
茹で湯には、こっそり日本酒がはいっています。多少は臭みがへるかなと。
ゆであがりました。いい色艶です。みるからにうまそうだ。
身をわるとこんな感じ。ガザミはメスだったので腹子が玉子の黄身のようにのぞいています。これがめちゃうまい。
しこしこ身を集めて、白飯とまぜ、七味唐辛子をかける。
こりゃうまい。
カニをそのまま炊飯するときに炊き込んでもよいと思うのですが、エラと砂泥のよごれはとっておいたほうがいいと思いますよ。
あれ、ちょっとまてよ。イシガニ重装歩兵隊はどこに消えたのか。
まー落ち着いてください。またどこかで出てくるのでお楽しみに。
ではでは。