マルアジでもマアジでもコマセの釣りでは、群れがいれば釣り初心者でもかんたんにアジがたくさん釣れるわけです。
写真はマルアジなのですが、
アジ類を釣ったら、
- たたき
- なめろう
- アジフライ
などが一般的ですね。
なめろうを作ったあとには、アジつみれにしておくと後日いろいろな料理につかえて便利です。
こうして調味料を入れてアジをたたく。
- みりん
- 味噌少量
- 大葉
- 生姜
- 長ネギ、玉ねぎ
- 柚子皮
たたいた後は、片栗粉をつなぎにする。
するとこのようにアジバーグができあがるわけです。
これを植物油とごま油を混ぜてひいたフライパンで焼けば、房総名物さんが焼きですね。
さんが焼きの名前の由来って、
房総半島近くの海ではアジ、イワシ、サンマなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上でみそといっしょに細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ仕事に行くときには、アワビのからにあまった「なめろう」を入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べました。山の家で食べた料理ということで、この料理を「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになりました。
出典:農林水産省
だったんですね。ほほう。
そんでもって、鍋に日本酒をいれて、沸騰させたらこのアジつみれをゆで上げましょう。
湯に浮き上がってきたらできあがりです。
アツアツのアジつくねを、ほふほふポン酢と柚子胡椒で食べるとぜっぴんですよ。
アジのたたきがあまかったり、片栗粉のつなぎがないと、湯の中でアジつくねが崩壊するので注意です。
ゆで上げたアジつくねはジップロックにいれて冷凍しておくと1か月ぐらいは持ちます。
アジつくね汁を作ろう!
ここからがアジつくね汁の作り方です。
とはいっても全部素材をぶっこんで味をつければなんとかなるのでみなさんも細かいことは気にせず安心して作ってみましょう。
まず、アジつくねは、生でも冷凍品でも大丈夫です。冷凍品の場合、霜は水で洗い流してアジつくね自体の解凍処理は不要です。冷凍庫で霜がついた場合、この霜に冷凍庫臭がつきやすいので流すわけですね。
<アジつくね汁の作り方>
- 水適当に昆布を適当にいれて沸騰しそうになったら昆布を取り出す(昆布だしの素でOKです)
- 具を入れて炊こう(アジつくね・長ネギ・大根・にんじん・こんにゃく・とうふ等々自由自在)
- 日本酒をどぼどぼ、みりんをちょろりと適当に入れよう
- 火をとめて味噌をと少しずつきいれよう(隠し味でしょうゆをいれるとよいですぞ)
※以下の要素が合わさっていればだいたい旨いです
- ダシがちゃんときいている
- みりんと日本酒のうまみがきいている
- 味噌を入れて沸騰させていない(味噌の香りが飛びます)
鍋のなかみはこんな情景。あらま。うまそ。
こちらがアジのつみれ汁の盛り付け図です。
柚子の皮を刻んで入れて、七味唐辛子をかましてすすりましょう。
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うまいぞ、アジのつみれ汁!
アジって、たくさん釣れて軽視されがちですが、一番うまい魚ですよね。
改めて思いました。
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