季節も変わって夕立やらゲリラ豪雨やらで、気を抜いているとびちょぬれになりますね。
先日も、逗子あたりは豪雨で田越川も増水。いつもはほとんど水がないのに、もうちょいで近隣住宅が浸水するところだったなと。1階の場合はきついでしょうね。
そんなゲリラ豪雨のときは、便所サンダルで活動すると機動力も落ちずおすすめです。
今回の記事では、先日TABICAの企画で金沢八景のLTアジ船で釣ったアジを高速で料理してみます。
高速なめろうの作り方
まずは、アジをなめろうにします。
今回、とある理由で40匹ほどアジを持ち帰ったので、かなり量があるため或る程度はしょって調理しました。
- アジの頭と鱗を落とし内臓を抜き血合いを流しておく(船宿ですべて完了。1時間くらいかかった気が…)
- アジを3枚におろして、包丁の背を使って、皮から身を一気にそぎおとす(これが一番はやい)
- アジとみじん切り生姜と青じそと長ネギ&玉ねぎ、味噌をボールに入れる
- ボールのなかの具材を調理ばさみでお好みでカット(高速でハサミを動かすと握力をつかいますよ)
チョキチョキを繰り返すこと数分。
まずなめろうができました。
なめろうを作ったことがある人はある人はわかると思うのですが、タタキはじめは材料がかなり散らかりやすいのですよ。2刀流にして一方の包丁を土手にしたとしても、やりづらい。
ましてはアジ40匹を一気になめろうにするのは一般家庭ではかなり困難だなと。
そんなときに、このボール&調理ばさみをつかったなめろうは便利です。
自分のかしこさにびっくりしました。ふはははは。
アジの中華つみれ汁をつくる
なめろうを作ったら、これをつみれにして、中華つみれ汁をつくってみます。
まずベースのスープをつくりましょう。もうこれは男の料理の味方ウェイパ―先生を溶かせばOKなのですが、ちょっとアレンジしてみます。
材料は
- 長ネギ
- 人参
- 大根
- 生姜スライス(風味をつける)
- 乾燥パクチーの根(風味をつける。いれなくても問題ないですよ)
- まるごとニンニク(風味をつける)
- XO醤油(2ランク上の味がでますよ。代用品はオイスターソースかナンプラー)
- ごま油、日本酒、みりん、醤油
で、できあがったのがこちら。難しいことは抜きにして素材を全部ぶっこんで炊けばできます。最後にごま油を垂らしましょう。
そこに、スプーンですくったアジのなめろうを入れます。アジのなめろうは、味噌をいれてからより細かくしたほうが結着力がつよくなるのですが、めんどくさい、というか、ハサミをチョキチョキするのにつかれたため、ちょっとざっくりめに仕上げました。また、なめろうにする分とはわけて、卵白と片栗粉をいれてもしっかりとした肉団子になりますので、しっかり目がすきな人は試してみてください。
器にもりつけて、万能ねぎをちらし、黒コショウをふりかける。ごま油を少々いれてもいいと思います。
うむ。いい味がでていますぞ。滋味深い。
アジのたたき
なめろう調理の過程で、かなりざっくりした状態でアジをとりだせばこのようにアジのタタキになります。イサキなどをたくさんつった際にも効果的ですね。
アジ団子が余ったら
あまったアジ団子は、熱湯で加熱したあとに、ジップロックいいれて冷凍しておくと1か月ぐらいは味の劣化なく食べられると思います。そのままレンジで加熱してポン酢でもうまいですし、味噌汁にいれても絶品ですよ。
まとめ
今回は、たくさんのアジを効率的に料理して、中長期にわたって楽しむ方法をお送りしました。みなさんもぜひためしてみてください。