秋サバは俺に食わせろ。大津で釣った大サバ料理をドヤ気味に披露するぞ!

リンクにプロモーションが含まれます
手作り炙りしめ鯖寿司
スポンサーリンク

~この記事は約 5 分で読めます~

最新の平田総研の調査によると、年収2000万以上のビジネスパーソンのうち、なんと82.5%が締め鯖を上手く作れるパートナーを求めているようです。かの有名なウォーレン・バフェット氏も奥さんへのプロポーズは「僕の人生にはマクドナルドのハンバーガーとコーク、あとそうだな、君が作る鯖寿司があればいうことなしだよ」といったそうです。実に魚くさい同氏の人柄がうかがえますね。ということで、玉の輿に乗りたい人はライザップではなく、締め鯖の作り方から学んでいくとよいかと思います。その他、ハーバード大学のダニエル・ドナルドソン教授によると、「鯖を押し寿司にするときは冷えても旨い米をつかったほうがいい」そうです

と、のっけからわけのわからない情報を挿入してみたが、秋のマサバは脂がのって旨い。

これこそ知る人ぞ知る真実。

そのため、むかしの姑視点で、「秋サバは嫁に食わすな」という呪いのことばが出来上がったとされている。

脂がのって旨いサバは、嫁に食わすのはもったいない。ヒヒヒ。

もしくは、サバは腐りやすく身体に差し障るかもしれないから食べないほうがいい(そのくせ姑である自分はもぐもぐ食べる)という意味合いもあるようだ。

ここで、わたしは言いたい。

「秋サバは、俺に食わせろ」

ということで今回は秋サバ料理をお送りする。

原材料は、先日大津のボートで釣った大サバ1本、中サバ2本である。

目次

サバの持ち帰り方

釣ったサバは速攻でサバ折りし、内臓とエラを抜いて潮氷につけておくと温度も上がらず鮮度が保て、アニサキスが内臓から筋肉に移動するのを防げる可能性があがる。

また内臓とエラを海に放つことにより、手漕ぎボートにストーキングしてくるカモメ師や、海の魚介類に栄養を分けることもできてエコでもある。

が、アタリが連発しているときもある。

そんなときは、この内臓抜き作業を省略して、サバ折り&血抜きをすませたら潮氷に突っ込むというのがよいと思う。

サバは、青物。かなり強い引きをすることで知られているが、釣りあげてから力強く握ったりすると筋肉が身割れしやすい。また素手でつかむと体表が変色するともいわれている。

そのため、しめ鯖などをきれいにつくりたい場合は慎重に扱ったほうがいい。

松輪サバというブランドの場合、漁師が東京湾の地サバを釣り、手を触れず針を外し即潮氷に突っ込むようだ。

サバの下ごしらえ

目だった鱗はないので、頭と内臓を処理して血合いをきれいに洗い流し、水分をしっかり布巾やリードクッキングペーパーで拭ったあと、全体に塩をふってドリップを出そう。これで雑味や臭みが抜けるぞ。

ほんとうは胸びれは切り落としておいたほうがあとあと都合がいい。

しめ鯖を作ろう

しめ鯖を作るときに重要なのは塩で締めるということだ。

サバの切り身全体を塩で多い、一晩しっかり水分を抜く。こうすることで身がしっかりするし保存性が高まるのだ。

その後は酢につけて数時間から1日おけばいい。

酢は、米酢のみ。というのもシンプルでいいが、季節に応じて自分の好きなようにアレンジすればいいと思う。

今回は、酢にくわえて、酢橘とシークワーサー果汁で爽やかに仕上げてみた。

<サバの柑橘酢締め>

  • 砂糖
  • 酢(米酢がベスト)
  • 大葉
  • ショウガ
  • スダチ
  • シークワーサー
  • 韓国唐辛子(安定のベランダ栽培)

※柑橘類は絞って皮ごと入れてしまおう。農薬界隈が気になる人は、丸ごと洗剤で洗うと多少は残留農薬も減らすことができるかもしれない。

一晩たった状態。うーむいい感じになじんでいる。

オオサバは鯖ずし用にとっておき、中サバの2切れを、ノーマルしめ鯖と炙りにしてみることに。

食べる前に、頭側の背中あたりの皮をつかんで引っ張ると薄皮がむける。

雑にやると、以下の通りになってしまうので注意が必要だ。

炙りしめ鯖寿司をつくるぞ

まず、ご飯を炊いて酢飯をつくろう。

めんどくさがり屋のあなたは、わたしみたいに冷凍ご飯をチンして酢飯に仕立ててもいい。

すし酢は、砂糖、みりん、酢あたりを適当にまぜておきごはんにふりかけしゃもじできるようにしてなじませておけばいい。

押し寿司にするのに道具がなかったため、プラスチック容器に酢飯を再投入し、ラップをしてぎゅっとプレスする。

すると、この通り酢飯ブロックができる。

この酢飯の上に、ショウガやら大葉やら昆布やらを敷くといいと思う。

今回は、締めサバをつくるときにいれた大葉を適当にしいておく。

そこにしめ鯖をカツラのようにかぶせる。

そしたらおなじみのバーナーでシュゴーとさっと炙る。

炙りすぎてはだめだぞ。

うわ。炙りすぎた。

ここでラップで覆って、サバと酢飯を手でプレスしながらなじませ一体化させる。

あ。欲張りすぎて、ご飯が多すぎた。

次に、冷蔵庫で落ち着かそう。

しばらくして冷蔵庫からドヤ気味に取り出してみよう。

よく研いだ包丁でカットしていく。

薬味として酢漬けのショウガを添えてみた。

こちらが断面。飯の勢力が覇権を握っているのがよくわかる。

食べてみると、味は実に旨い。

たまたま冷凍ご飯が麦飯だったからか、やや飯固めというやつで、押し寿司はでんぷん質が強めの冷えてもうまい米があうんだろうなということに気づいた。

サバの味噌煮をつくるぞ

今回は親戚にいただいた。出汁入りみそに、日本酒・みりんと砂糖をいれて使ってみる。

薬味として、ショウガ、梅干しと炊くと臭みがぬけて実にいい。

はじめに、鯖の身に湯をかけてから自ら炊くといい。

最初は臭みがでるので、やや強火で鍋蓋をせず日本酒やみりんのアルコールと一緒に飛ばしてしまおう。

その後、弱火にして落とし蓋としてキッチンペーパーを敷く。

落とし蓋をすることで、以下の効果がある。

  1. 味がよくしみる
  2. 煮汁が蒸発しにくくなる
  3. 魚がおどらないので煮崩れしにくくなる

というわけでできたのが、こちら。

 

盛り付けるときも身割れしやすいので注意が必要だ。

いいか、慎重にいくんだぞ。

と、おもったら、ふつーに身割れしショウガをかぶせてごまかした一品がこちら。

味噌煮をつくるときは水の代わりに日本酒とみりんと砂糖をとりあえずたくさん入れておけばうまくいく。

ぜひやってみてほしい。

関連記事

あわせて読みたい
【保存版】釣った小鯖のかんたん料理レシピ。下処理方法と美味しい食べ方解説! 春から秋にかけて堤防からたくさん釣れるサバ類の幼魚「小鯖(こさば)」を無駄にせず、美味しく食べる方法を解説します。 サビキ釣りでは100匹単位で釣れることも珍し...
あわせて読みたい
あの粘液とおさらばでっせ!サバの頑固な「ぬめり」をとる方法解説 初夏から秋にかけて堤防でも小サバと呼ばれる20cm前後のサバの幼魚がサビキなどでたくさん釣れます。 サバは体表に鱗がないかわりに、粘液で覆われていて、取り扱いに困...

関連アイテム

<お知らせ>
🌊Amazonタイムセール! 釣具も安い!
🌅楽天スーパーDEAL-人気アウトドア商品もポイント高還元!
🐙Yahoo!ショッピングならPayPay毎日5%還元!竿とリールが超得!
手作り炙りしめ鯖寿司

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

記事をシェアしよう!
目次