【極旨】相模湾アラ炊きブイヤベースを作ってみた

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相模湾アラ炊きブイヤベース
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海釣りをする釣り人の悩みランキング上位に位置しつつ、或る意味贅沢な悩みだろというものがあります。それは、冷凍庫が釣った魚でいっぱいになる現象です。ええ。わたしの家でもそうなっている真っ最中でして、特に魚のアラがジップロックに包まれつつかなりのスペースを占領しています。

目次

魚のアラの用途

アラの用途は大体3つにわけられるかなと

  1. あら汁・出汁とり用
  2. アラ煮用・兜煮用
  3. 蟹網等の餌用

わたしはいつも1の選択を選ぶことが多いのですが、毎回あら汁、それも大量に作りますとさすがに飽きてきます。ということで今回は自己流でブイヤベースを作ってみることにしました。そうですね、今回のアラは相模湾で釣った魚なので、相模湾アラ炊きブイヤベースとでもいってみましょうか。

アラを煮込む

まず、アラを煮込みます。今回のアラは、ハナダイ・イシダイ・アジ・サバです。イシダイも入っていることですし濃厚なダシが期待できますね。前回あら汁ラーメンを作った際は清湯スープにするため弱火で沸騰させず作りましたが、今回は家系ラーメンのようにひたすら強火で炊きだします。どんとこい。

アラを炊く

野菜をソテーしておきます

ご存知の方も多いかもしれませんが、アラからは骨や鱗がたくさん登場するのでそのまま飲むと口に余計なものがのこるんですね。そのため、今回のスープは魚介を濾したものを炒めた野菜に投入するというながれでいきます。どんとこい。

野菜を炒める

野菜は、パプリカ、ホワイトマッシュルーム、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎです。あらかじめ玉ねぎとニンニクをオリーブオイルとバターで痛めておきましょう。焦がさないように。そこにその他の野菜を加えてさらに炒めておきます。

魚介のスープを徹底的に煮だす

で、先ほどのアラを骨など崩しながら炊きだすとこの通り。骨も身もぐちゃんぐちゃんです。

濾す前の濃厚あら汁

お玉ですくってみるとこの通り。濃厚な旨みです。これはこれでつけ麺スープなどによさそう。

濾す前の濃厚あら汁

さらに煮だして、濾すとこんな色艶の絶品スープができあがります。

こちらが搾りかす。畑の肥料にしたいところですが、あいにく畑をもっていないので生ごみへ。これをミキサーでぐちゃんぐちゃんにして混ぜ込む技も、それはそれでよいかと思いますよ。

アラのしぼりカス

炒めた野菜のその後

炒めた野菜にトマト缶とタイム、フェンネル、フライドオニオンを加えて、さらに冷蔵庫に残っていたイシダイの塩焼き(これも絶品)を入れ、ふと思い出し、昨年の晩秋に羽田で捕獲し冷凍庫で眠っていたモクズガニを投入します。

野菜スープと魚介スープの出会い

と、ここで先ほどの魚介スープを投入。軽く生クリームを投入、と、おもったら生クリームなんて冷蔵庫になかったので牛乳を回しいれました。コクを出すには生クリームなのですが、思いつき料理の場合は冷蔵庫にあるものですませたいですね。

完成

ということで、相模湾アラ炊きブイヤベースが出来上がりました。
相模湾アラ炊きブイヤベース

一口飲んでみると、もう旨すぎて、スープストック東京でお金を払うのがいやになるぐらいです。1人前880円くらいとれそうな気配です。ということで、女性が好きそうな味でもあるのでよかったらみなさんもたまには奥さんやご家族にふるまってみてはどうでしょうか。

その際、ポイントなのは、以下の2点です。生クリームがない場合は牛乳と粉チーズでコクを出しましょう。

  • 生のハーブ(タイム・フェンネル)
  • 生クリームもしくはクリームチーズ(入れすぎると胃もたれ)

ではでは。

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相模湾アラ炊きブイヤベース

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