どうも平田(@tsuyoshi_hirata)です。
Amazonのユーザビリティの高さというのは驚異的だなと。息を吸って吐くぐらい簡単に釣り具や装備品を買っているという状態。
クレジットカード決済のワンクリック購入機能あたりは本当にヤバいですね。
とはいえ、注文したアイテムが届くとワクワクしますね。今回はクーラーボックスを買った話です。
まずはじめにこれまで使っていた「コールマンのホイールクーラー(28QT=26L)」について紹介して、その後に「ダイワのシークールキャリーⅡ」の使用感を紹介します。
シークールキャリⅡも2年強使っているので、参考になるはずです。
コールマンのホイールクーラー(28QT=26L)を使っていた
これまで利用していたのは、コールマンのホイールクーラー(キャリー付きクーラーボックス)
こちら。
これは釣り初心者向けに、よいアイテムだと思います。
特徴を説明していきます。
なにより断トツに安い!
Amazonだと5000円で28Lのものが買えるという、とってもリーズナブルなラインナップ。
カラーもカジュアルなので、釣り以外にもBBQやキャンプなどに持参しても違和感なく使えます。
釣り初心者で、船釣りメインであれば、船宿でクーラーボックスを借りて、帰りはクーラーバッグで帰るのがベストでもあるのですが、やがて持ち運べないくらい釣果が出る釣り物を経験したり、クーラーバッグの水漏れなどを経験したときにはクーラーボックスが欲しくなるんですよね。
そんなときは、コールマンのホイールクーラーを買っておくとよいと思います。
オススメのポイントを3つ説明します。
①やっぱりはキャリー付属でガラガラ運べるのが便利!
それと、車輪がついているので電車釣行でも便利だなと思いました。
②28Lだとだいたいの釣り物が運べる
まず、28Lだと以下のような釣り物は余裕です。
アジ、メバル、フグ、手漕ぎボート釣り、コマセ五目系などなど。
マゴチや、ヒラメは50センチを超えると、折り曲げないと入りません。
ワラサをつったときは、尾っぽが出ていましたねー。
まー気にならなければ、頭と尾をカットしてから持ち帰ればなんとかなります。
ちなみに、こちらのホイールクーラーはもっとサイズが大きいものもあります。
③保冷力もそこそこ
安かろう悪かろうと思いきや、意外と氷が持ちます。夏場でも、その日に調理するのに気が引けたときに、潮氷に漬け込んだまま翌日みても氷は十分残っていました。
炎天下の車中に置いておくなどでなく、釣行してその日に下処理するのであれば十分に利用できます。
一方、ネガティブなポイントもありまして、1年近くつかってみて気づいたのは以下の点です。
ガラガラの車輪音が早朝のアスファルトだと大きい
これは部品の問題ですが、車輪部分が樹脂製なんですよね。
そのため、コンクリートの道路で引っ張ると、かなりの音量でガラガラ音をたてます。
日中ならばよいのですが、住宅街で早朝・未明などで移動するときはやや迷惑かもしれません。
わたしの場合、家の近くでは音が出ないように担いでいました。。。
持ち手部分の金属部分が錆びやすく固着する
これはですね、持ちての鉄部分がステンレス製ではないのかもしれません。
初回利用後にあやしかったので、利用したあとは水洗いをして干していたのですが、持ち手の伸縮を繰り返していると黒い塗装がすぐにハゲて赤さびが生じます。
ここで、CRC556などの防錆剤でメンテしておけばよかったのですが、いつかやろうとおもっていたら或る日、固着しました。こうなるとハンドルが伸縮できないという。
で、引っ張ったら、赤錆び部分が折れてしまい。。。
ということで、このアイテムを買う方は持ち手部分のメンテを最重要に考えたほうがよいと思います。
利用したあとの完全乾燥&CRC556は必須ということで。
底部分のプラスチック素材が薄いので穴が開く
このクーラーボックスの素材は、外側のプラスチック+断熱材+内側のプラスチックという3つのパーツで出来上がっています。
この外側の素材がやや薄く、最終的には穴が開きました。
とはいえ、これは車輪が動かない砂浜で引きずったり、前述のハンドル破損により、アスファルト上で底面がけずれたりということが要因でもあります。
もし利用する人は底に穴があくと、内部の断熱材が当然むき出しになるので、
- ハンドルの錆びを防ぐ
- 砂浜で引きずらない
これを徹底しましょう。
蓋部分にものを積みにくい
コールマンのホイールクーラーは縦に長いタイプのクーラーボックスなので蓋の表面積が狭いんですね。なので、上にボートバックなどを重ねると座りが悪かったり。あとは、ゴム紐でしばったりするためのとっかかりがないのがデメリットです。
水だしの栓がない
これはあまり気にならなかったのですが、気になる人はいるかもなので加えておきます。
中味を排水するときに、底に栓がないので、逆さにして洗ったりということが必要です。
新しいクーラーボックスを検討した
ということで、コールマンのホイールクーラーは、ハンドル部分を外して自宅においておき簡易冷蔵庫のように使おうかなと。
ここで新しいクーラーボックス何買おうかなーと思ったのですが、やはり利用者に聞いてみるのがよいだろうなーと思いました。
『釣りトーク by ORETSURI』というORETSURI読者が集まるFacebookグループをつくったのですが、そこではいろいろ釣りや釣り道具等について聞けて便利だなと。現在、150人ぐらいの釣り人に参加いただいています。
クーラーボックスについて聞けば、みなさんのオススメが聞けたり。
そういった顔が見える生の意見を聞きつつ、自分の頭で考えてみたポイントがこちら。
- 電車釣行するのでホイールタイプが必須(キャリーをもっていくのはやめたい)
- LT系の釣りが中心なので容量は25L(その他に10L程度の小物用とブリが入る大型用は買う)
- ダイワかシマノがいい(なんとなくこれは心情的なもんです)
- 冷却力はそれほど高くなくてもよい(日帰り電車釣行メインなので)
すると、
選択肢にあがったのは、以下の通り。
シマノのクーラーボックス
出典:Amazon
→お、安い。 6,950 + ¥ 780(送料)。カラーもシンプルなホワイトがあるし、これが一番よいでしょ。
でも、これは、ホイールがない。。。
→発泡スチロールにしては、やや高いか。Amazonで17,327円。
ダイワのクーラーボックス
クールラインキャリー SU/GU/S 1500(2018年4月発売の新製品)
出典:ダイワ
おお、これシンプルでオシャレでいいですね。
出典:ダイワ
この背面に500mlのペットボトルが入る模様。いいなこれ。
出典:ダイワ
蓋もパカっととれる。
出典:ダイワ
付属ベルトが調整可能でボートバックを押さえられるという。
あーこれいいなこれにしよ。
と、思ったら、無念、容量が15Lなんですよね。
販売のターゲットが女性メインというのもありそうでまずはこのサイズから販売開始なのだと思います。25Lがあったら買ってたなー。
いろいろ考えて買ったのがこちら。
25L+アルミ素材のキャリー付き+静音車輪+お値段お手頃(Amazonだと11,664円リアル店舗での実勢価格15,000円)
内部素材によってカラーと値段が変わります。
わたしは軽量・ライトなお値段のスチロール素材のライムグリーン×ホワイトにしておきました。Amazonの場合、カラーによっても値段が違ったりするんですよね。わたしが買ったときはライムグリーン×ホワイトが一番安かったんですよ。
フレッシュアングラーみたいなカラー。これはこれで春っぽくてよいんじゃないかと。
持ちては錆びにくそう。が、内部に海水がはいったりビス部分は怪しいので、手入れはしっかりしようと思います。
この持ち手の裏側にペットボトル保冷袋をつけられるとのこと。このあたりは、クールラインキャリーのほうが便利ですね。
こちらが内側。別売りのパーツなどを備え付けられるとのこと。100均でもろもろ買ってカスタマイズするのもおもしろそうですね。
水だしの栓があり。
静音ローラー。いいね。これで未明の住宅街でも平気です。
ダイワのボートバッグを積んでみる。
表面積が広いので、安定感をもってつめますね。
そうそう、釣り場でわたしにあったら「ORETSURI読んでます」といっていただけると、写真のステッカーを差し上げます(もっていたら)
最後に
まとめると、以下の通り。
- 船釣りなどは最初はクーラーバッグなどで保冷して持ち帰るでよい
- いろいろほしくなったらコールマンのホイールクーラーはオススメ。でも、デメリットもあるよ
- シマノの手持ちクーラーは安くてよい(車派の方はこちらが割安)
- ダイワのクールラインキャリーがよいんだけど容量が少ないモデルから発売スタート
- シークールキャリーⅡを買いました(オススメ)カラーによっても異なる
- シークールキャリーⅡはリアル店舗で実勢価格15,000円。Amazonだと12,000円ぐらい
ではでは。
平田(@tsuyoshi_hirata)
<2019-07-02追記>シークールキャリーⅡを1年つかってみた感想
1年ほど、シークールキャリーⅡをつかってみた感想は以下の通り。
- 持ち手はさびていないが、内部にある伸縮用の機構が壊れ伸び縮みがうまくいかないことがほとんど。が、これは持ち手を伸ばしたまま持ち上げたりした使用上の問題に由来していると思う
- 安定性を増すために車輪に対して底が低いため歩道が傾斜している場所では底を引きずってしまい傷ができやすい。これを繰り返すと底に穴が開きスチロール素材部分が露出してしまいそう
- ふた開閉用の部品の強度が低いため、真ん中部分以外をもって引くとこわれそう
- 蓋をとりつけている2か所が樹脂の凸部品で強度は高くない
- 保冷は数時間で日帰り釣行が多いので問題ないが氷の溶けは速い。気になる人はより高性能な断熱材を選ぶとよいと思う。
<2020-09-02追記>シークールキャリーⅡを2年つかってみた感想
2年強、シークールキャリーⅡをつかってみた感想は以下の通り。
- 持ち手を縮めると伸ばせなくなることが約1年前から発生。持ち手を伸ばしたまま持ち上げたのが悪いと思われる。現状は伸ばしたままにしている
- 蓋内側が逆さにして干すと開いてしまい、ペンチで修復した
- 両側のローラー(タイヤ)部分の外側が取れたので安定性が悪くなっている。
取って部分の内側の固定パーツが劣化しやすい模様。
蓋内側のはめ込み部分の内側角は逆さにして干すと、よじれて開いてしまい、発泡スチロールが露出してしまうので注意。外れたら、ペンチではめこめる。
車輪外側のタイヤははめ込み式で、内側からの圧に弱い模様。
歩道の段差などで内側から外への圧をうけたときに、知らず知らず車輪が外れてしまう。内側のタイヤはクーラーボックス本体があるので外れない。
▼シークールキャリーⅡのキャスター壊れやすい問題へのアンサーはこちら
紹介したアイテム
Amazonクーラーボックスランキング
▼Amazonでのランキングはこちら。※ランキングのロジックはサイトによって異なります。