前回、石鯛料理について記事にしましたが。一緒に釣ったハナダイ(チダイ)についてもまとめておきます。
ハナダイ(チダイ)をさばく
まな板の上にのせると本当に美しいなーという印象です。なぜチダイ(血鯛)という名前かというとエラ蓋のところが赤いからなんですよね。真鯛より女性的な美しさです。
鱗をとって頭と内臓をとる。背鰭以外に鋭いトゲがあるわけでもないので鯛はさばきやすい魚なのかもしれませんね。真鯛同様、頭を割ったりするのはノコギリ等でないと出刃では刃こぼれしそうです。
三枚におろせました。はじめのころはさばいたあとの歩留まりがわるかったものですが、最近は中骨に身がほとんどのこらないように仕上げることができるようなりました。やはり数をこなすのが大切ですね。
で、これをパワートーチ RZ-730で炙る。バーナーの種類はなんでもよいですが、料理の幅がひろがるので、カセットボンベにつけられるアタッチメントタイプのバーナーを用意しておくとよいかもしれません。わたしは刺身包丁のかわりに、オピネルのフィレナイフをつかうことが多いです。よく研いでおけばブレードも薄いので皮もはがしやすいですよ。
こんな仕上がりです。皮目の香ばしさと旨味。これを青じそや万能ねぎとポン酢で食べると絶品です。
こちらはしゃぶしゃぶにしたものです。石鯛より味は薄いものの、さっぱりとして上品な白身でいくらでも食べられる味です。
まとめ
相模湾のLT五目にチャレンジしていると登場するハナダイ。
中乗りさんが網入れしてくれるときに、
「ん!真鯛か!いや、ハナダイだな、ま、いいサイズだな」
みたいなやりとりがあり、真鯛には感嘆符がついていたのですが、ハナダイとわかったら落ちついたんですよね。このことからも、ハナダイは真鯛とそっくりなものの格下として取り扱われているようですね。
とはいえ、今回はじめて料理してみて、真鯛と同じくらい美味しい魚だと実感できました。
それにしても、またLT五目いくしかありませんなこれは。
ではでは。