相模湾のLT五目で三種類の『タイ』を狙う

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平塚沖ポイント到着
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~この記事は約 6 分で読めます~

どうも平田です。矢鱈に後輩想いです。

友人の志村良太郎が昨年のLTアジから釣りをはじめたのですが、同氏から或る日LINEがきまして、平塚の船宿庄治郎丸さんでLT五目をやりたいというんです。興奮気味でシェアされてくる船宿の釣果写真をみると、真鯛やら石鯛やら花鯛やら、実にうらやまーな結果がでていまして、となると、釣りの世界では師匠にあたるわたしがレクチャーしなくてはならんだろう、いんやむしろ俺が釣りたいと思い、良太郎だけだと心配だから俺もいくよと先輩風を身にまとい平塚駅に6時20分で待ち合わせた次第です。

目次

いざ、平塚

今日もどんな先輩風を吹かせてやろうかと思っていたら、午前6時前に事件は起きたんです!

なんと、まさかの良太郎寝坊。なんということだ自然と涙が流れてきます(うそ)

志村良太郎とのLINE

志村良太郎とのLINE

志村良太郎とのLINE2

志村良太郎とのLINE2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、一転孤独の平塚駅です。庄治丸さんに電話すると10分ほどでおじさんが迎えにきてくれました。電話応対も明るいおばちゃんが出て、はじめてながらよい船宿の模様です。

平塚駅で船宿からのお迎えを待つ

平塚駅で船宿からのお迎えを待つ

庄治郎丸さんを利用するにあたって

まず庄治郎丸さんは相模川の河口にありまして、車であればよいですが、平塚駅から歩くのは結構大変そうですので、無料の送迎を頼みましょう。到着すると、クーラーボックスがならんでおり、受付へ案内されます。今回はLT五目の受付をしましたが、他にもアマダイや真鯛船が出ているようです。氷と餌のオキアミは別料金です。アミコマセは事前に船に十分用意されています。オキアミにこだわりがある方は持参してもよいかもしれませんね。

で、受付終了後、軽トラックの荷台にみなさんと仲良く相乗りして、挨拶などしながら平塚新港へ移動。船にのった後は、まず両隣の方に挨拶しておきましょう。今回は左隣りに中乗りと思われる方(乗客の世話をする役)で右隣がベテランの方でした。お二人ともよい方でしたので、トラブルなく過ごすことができました。

平塚沖のポイントへ

いやー、いつ乗っても船の上で登っていく太陽がきれいなこときれいなこと。

平塚沖ポイント到着

平塚沖ポイント到着

今回のポイントは、砂地に点在して根がある模様でその界隈に真鯛、石鯛、花鯛(血鯛=エラぶたが赤い)がいる模様です。右舷は私以外全員電動リールです。中乗りさんは手動だったかな。で、右隣の方にヒット。小型のホウボウだったようです。わたしも、ホウボウっすね^^と声掛けします。乗り合いの船では、このようにコミュニケーションするとよいでしょう。右隣の方は、アルコールをガソリン代わりに釣りをしていらっしゃる人のよさそうな豪快系の方でした。

アタリがありませーん

が、まったくアタリがない。これはあかんかも、と左側をみたら、カレイが釣れているようです。中乗りのじいさんが、カレイが釣れているようじゃ、タナが浅いと指摘していらっしゃり、なるほどねと、わたしは2メートルラインをキープして、コマセを軽く巻きつつ基本放置です。

で、ベイビーほうぼうカナガシラくんが一匹。すぐリリース。

子供ほうぼう

子供ほうぼうカナガシラ

それにしてもアタリがありません。中乗りじいさんのウイリー仕掛けがこちらに流れてくるので、それをにこやかによけつつ、釣りを継続します。

ナチュラル落とし込み釣法

で、もしかしてあんまりコマセふらないほうがよいんじゃないのと、左右の方々がコマセカゴを豪快にふっているのを目にし、考えてみました。シビアな状況ほど、ナチュラルタッチでいこうと。ロハスの時代だと。

で、仕掛けを落とす。着底後2メートルをラインの色で数えて巻き上げ、30センチほど軽くコマセをゆする感じで、あとは竿をゆーっくり下げてコマセとオキアミを同調させるという技です。

その名も『ナチュラル落とし込み釣法』

そうさな今頃、コマセに気づいた魚が潮にのってゆーっくり落下してくるオキアミに気づき、、、、

ぐ、ぐわーん

LT竿が根元からまがります。。。

お、根がかりか、

わ!

こいつ引いてやがるぞ!

これはデカい!ま、まさか真鯛か!

中乗りさんも右隣の常連さんも気づかない中、無言で必死に巻き上げます。魚が下に下に力強く潜っていくので、大物の期待大です。とりあえず根から離さなければと、で、常連さんが気づいてくれ「石鯛だ!」と、たも網アシストをしてださりました。ありがたやー。釣り人みな仲間。

「いやーデカいっすね!」と常連パイセンに声をかけてください。船釣り初心者としては感無量です。

この石鯛ですが、3号のLTウイリー仕掛けのハリスが飲み込まれており、上の歯の中央に食い込んでおり、

『まじでハリス切れまで5秒前』と、

広末涼子も真っ青な状況でした。なんと運がよかったのか。

奇跡の石鯛40cm1.3キロ

奇跡の石鯛40cm1.3キロ

続ナチュラル落とし込み釣法

その後、場所移動を繰り返し、ナチュラル落とし込みで狙っていると、アタリが!

「あんちゃん、アタリ来たのか!?」と、中乗りさんが、老人にしては素早い動きでたも網をもって加勢してくれます。

「やばいっす、でかいっす」とか、わたしはいっていたような気がします。

中乗りさん:「あと何メートルだ?」

わたし:「あと10メートルくらいだと思います!(正直一切わかんない)」

中乗りさん:「よし上がってきたぞ!ん、真鯛か!?そらー」と、たも網アシスト、

 

で、上がってきたのは、ハナダイ(チダイ)でした。ちょうど食べごろサイズですね。

常連パイセンから「石鯛に続いてハナダイも釣っちゃうんだもんなー」と声掛けいただきます。

中乗りさん曰く、

「まー釣れる人はみんな釣っちゃうんだよな、よくわかんねーけどよ」とのこと。

ハナダイ(チダイ)30センチ500グラム

ハナダイ(チダイ)30センチ500グラム

その後、数少ないアタリがあったとおもったら、ゲストの桜鯛ちゃん。なんというお名前でしょう。だれか教えてください。

外道ちゃん。名称不明

外道ちゃん。桜鯛という華やかな名前。

大磯沖へ移動

そんなこんなで大磯港からすぐのところに移動です。富士山をみながら釣りって素晴らしいですね。気分も晴れやか。

相模湾は富士がきれい(大磯沖)

相模湾は富士がきれい(大磯沖)

ここでは外道ちゃん。詳細不明です。だれか名前を教えてください。オキゴンベという方の模様。小型なので、海にお帰りいただきました。

外道ちゃん(お名前不明)

外道ちゃん(オキゴンベ)

この大磯沖では30センチアップのアジとサバが釣れていたようです。わたしもアジを狙ったものの、釣れず。

このあと強風で早上がりでした。

庄治郎丸さんのWEBページにドヤ顔で登場

ということで、沖あがりのあとに船宿にもどり、かわいいおねえさん(若女将なのでしょうか)に写真をとっていただきました。

庄次郎丸さんのおねえさんに撮ってもらった写真

庄次郎丸さんのおねえさんに撮ってもらった写真

この日の釣果は以下の通りだったようです。初心者ながら、竿頭的な扱いをしていただきました。

庄治郎のサイトでドヤ顔

庄治郎のサイトでドヤ顔

庄治郎丸さんのLT五目ですが、いろいろ釣れて面白いのと、真鯛、石鯛、花鯛という3つの鯛を狙えるところがよいですね。この時期の石鯛はほんと旨い。これはまた別の記事でご紹介します。

ではでは。

平田

<今回のタックル>

ロッド:シマノ ライトゲームBB H190
リール:スコーピオン1500
ライン:東レ  スーパーストロングPE船F4 200m 2号 5色
仕掛け:LTウイリー五目 ハリス3号
餌:オキアミL

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