三浦海岸にいくと駅前の野菜直売所でスイカをまるごとかってきます。最近は虎太郎スイカにはまっていて、ぱっかりわるとこんなに真っ赤。甘みも強い品種で大玉で1000円~1200円程度で売られています。
さて、この記事では金田湾から持ち帰ったホウボウを調理します。
ホウボウといえば、これまで、煮つけ、刺身とためしてきましたが、フライにして夏っぽくサルサソースがけにしてみようかなと。
ホウボウの下処理
細かい鱗があるので、汚れともども落としておきましょう。
ホウボウを取り扱う際は、この背中にあるのこぎり状のトゲトゲと、
エラ蓋にある棘に注意する必要があります。エラ蓋のものは調理ばさみで切ってしまいましょう。
背にあるのこぎり状の突起は取り除くのがむずかしいのですが、こちらも調理ばさみで切る努力をしてみましょう。多少は鋭利でなくなります。
続いて、内臓とエラを取り除き、血合いを洗ってキッチンペーパーで水分を拭っておきます。
この胸鰭の接合部分は、
半分にカットしてアラ汁にでも利用しましょう。
さてこれはどの部位でしょう。
実はこれは浮袋です。湯通ししてポン酢で食べたり、煮つけにして食べてみましょう。
ヒレも立派なのでとっておいて乾燥しておきます。
ヒレをとったホウボウは苦無のようにスマート。
腹を下にして、
固い突起の脇にこのように包丁をいれましょう。煮つけにする際も揚げるときも、火がはやく通るようになります。
ここで、ホウボウにオーマイフライドチキンパウダーとマジックソルトをまぶす。このときに、腹部と切れ目をいれた部分にもしっかり粉をまぶしておきましょう。
ホウボウをフライにする
フライパンに植物油を2センチ程度しいて、ホウボウを投下。
フライパンで加熱するときに油を少なくする場合はこのように角度を付けて油をためてフライにします。手前に勢いよく油を寄せると火傷するので注意。
腹側がきつね色になったら、ひっくり返して背中部分も揚げていきましょう。包丁できれこみをいれてあるので熱が入るのもはやいはず。
このようにしっかりフライにできました。外はサクサクでなかはほくほくなのが理想です。
このフライドホウボウをさらに盛り付け、
あらかじめつくっておいたサルサソースをかけます。
<サルサソース>
- チリパウダー(なければ不要)
- クミンパウダー(なければ不要)
- 胡椒
- みじんぎり玉ねぎ(水にさらしたもの)
- トマトのざく切り
- ピーマンのざく切り
- 青唐辛子(今回は栽培している韓国唐辛子を利用)
- 酢
- ライムorレモン
- マジックソルト
※スパイスは少量のカレー粉でも代替可能。
サルサソースを豪快にかけて、バジルで飾る。
サクサクほくほくに揚がったホウボウに酸味と辛みの効いたサルサソースが絶妙にマッチします。これはありだな。
まとめ
ホウボウは白身で癖がなくとてもおいしい魚です。最近はスーパーなどでも高級魚扱いされている気がします。
砂地のエリアで釣りをしていてると、狙ってはそれほど釣れないものの、よくゲストとしてまじってくるのがこのホウボウ。
おいしいので、持ち帰って食べてみましょう。
刺身でも、昆布締めでも、煮つけでもフライでもなんでもうまいですよ。
今回のようなサルサソースは、カサゴやイシモチやサバの唐揚げにかけてもうまいだろうなと思いました。
簡単なのでぜひためしてみてください。
ではでは