三浦半島金田湾の手漕ぎボートで沈没しそうになりつつマゴチを狙ってみた@釣りの浜浦

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どうも平田です。マゴチが好きです。

さて、この日はORETSURIのフィ―ルドレポーターとして記事を寄稿くださっている竿兄弟のお二人と熱海から初島にわたり夜釣りをする予定だったのですが、前日に同兄者殿が風邪に見舞われ、それならば近場でボート釣りをとおもったら、同弟氏がまさかの前日飲みからの起きれず。。。という事態がおき、結果的に単独ボート釣行と相成りました。どんとこい。

不測の事態におちいっても、余裕綽綽でいきていきたいものです。

目次

三浦海岸の金田湾へ

電車で都内から金田湾へ向かう場合の最寄り駅は京急三浦海岸です。わたしの自宅は逗子なのですが、一見近いようにみえて、新逗子駅から金田湾のボート屋までは1時間程度かかるという状況。

金沢八景の釣り船であれば10分くらいで着くのになーとか贅沢なことをいいつつ、三浦海岸駅へ。

三浦半島を逆さにするとモアイが左をむいているように見えることに気づいた35歳です。

京急の駅で、YRP野比だけ必ずホームをチェックしてしまうのはわたしだけなのでしょうか。ひらがなで「わいあーるぴーのび」と記載されている看板もありいろいろ不思議なところです。

三浦海岸からは、剣崎方面のバスで10分ほど。三浦霊園でおりると釣りの浜浦さんに到着します。

念のため、竿兄弟の弟氏にメッセージをいれつつ、道具を全部用意します。

<今回のタックル>

今回は3セット用意。利用イメージとしては、まず①のスピニングタックルでシロギスとメゴチを釣って、②の船竿で泳がせつつ、様子をうかがって、風や波の様子で流し釣りができないようであればアンカーを下ろして③のルアー竿で広く探るという作戦。完璧だぜこれ。

①シロギス&メゴチを釣るスピニングタックル

②マゴチ&小型~中回遊魚釣り用

③マゴチルアー釣り用

③その他の装備

  • 常備薬:船酔い防止にはアネロン
  • 竿置き:ニコニコピンクくまさん
  • ランディングネット(レンタル)
  • 魚籠(レンタル)
  • ライフジャケット(レンタル)
  • バケツ(レンタル)
  • お尻クッション(レンタル)

※浜浦さんの場合、休日のボート料金は三浦半島の中でも割高なものの、いろいろレンタルができるから都合がいいなと。

準備万端整いました。

▶うんちくが終わってようやく漕ぎ出しますぞ

よーし沖へ出るぞ!

と、ここで竿兄弟の弟氏へのメッセージが未読のままで、あーこれは寝てるなーということで、一人ボートに乗り込みます。

不覚にもあまり風をしらべてこなかったもののどうやらこの日は午前中から南西風がかなり吹いている模様。

すべてのボートがかなり岸近エリア(雨ヶ崎沖)に曳舟され、沖に出すぎないように忠告されています。

南西風が吹いても、この雨ヶ崎沖は風裏になって波風が比較的立ちにくいわけです。(冬の北風が吹くときは危険エリア)

とりあえずはじめてみるとするか。

が、根や海藻混じりで、シロギスとメゴチの気配がゼロ。ずる引きをすると、キステンビンが根がかるので、根のうえを跳ねるようにアクションさせてくると、

ビビビット。

貴殿たちです(トラギスとナイスサイズのベラ氏)

ほかには、キヌバリさん。やはり岩礁帯を釣っているからなのでしょうね。

ということで、南西の強風に気をつけつつ定置網に近づかないようにすこし沖へ移動してアンカリング。

すると、ウルトラライトロッドを引き絞るかなりの引きが・・・

まさかの30㎝級のカワハギじゃないかこれ。それはそれでうれしいんだけど。

ハリスが弱かったのでドラグを利用しつつ、釣り上げると、グーグーあがってきたのは、ホウボウ先輩でした。それほど大きくないものの、ホウボウって結構引きが強いんですよね。ヒレが大きいせいもあるのでしょうかね。

▶このホウボウを巡ってサバイバルが!

気を抜いたら流されたぞ

この時、定置網脇50メートルくらいのところにいたのですが、ホウボウを魚籠にいれようとしたら、魚籠を固定していた左手のオール固定装置がすぽんと抜けて、

あ、

というまに、魚籠が北東側に流されていくという次第。風が強くて波が陸から沖へたっている状態。

あわわわ。やべー。どんどん魚籠が流されていくぞ。あれはもう見捨てるしかない。

と、アンカーを上げようとしたら、恐怖のアンカー根がかり現象ですよ。

あーやべー。どんどん風にあおられて、舳先側すれすれを波がざぶんという具合で、あれがボートに入ったら転覆まったなしだな。という状態。

ここで対応策としては、まずアンカーの逆側に漕ぎだすという手法ですが、なかなか強風のため進まず。やっと、或る程度反対側にでて、すかさずアンカーにテンションをかけて急にひいてみると根がかりがはずれました。

ほーよしよし。

流された魚籠のウキが100メートルぐらい向こうの波間に時折みえます。この風にのればすぐだろうなと、おもったらほんとすぐで、魚籠までたどり着いて、なんとか回収。ホウボウも無事だったので、クーラーボックスに入れ替え、なんとかもとの位置に戻ろうとしたところ、ボート屋二代目氏が船外機付きボートが到着。

「あれ、電話くれた人?」
「いやしてないです」
「あれ、そうなんだ。おかしいな。なんで流されちゃったの?」
「えーっと、ホウボウが釣れて魚籠が流され、アンカーが根がかって、、、」
「理由がわかれば大丈夫。どうする陸戻る?元の位置で続ける?」
「元の位置で続けます」

ということで波をざぶざぶかぶりながら、再度雨ケ崎沖にワープ。

無事に釣りを再開。しかし焦った。

▶風がやんだ

風がやんだ

昼前にあってあれだけ強い風がやみ、砂地をさぐるものの、あれだけ楽に釣れる餌のメゴチが釣れないという事態。エサがないとマゴチも釣れないしな。と、おもっていたらようやくメゴチゲット。が、針を飲まれているという状況。

飲まれた針をはずすと一気に弱ってしまうからなと、ここでハリスを途中できって、そのままマゴチ釣り仕掛けにセットして投入。

幸運のニコニコピンクくまさんに竿をたてかけていると、一投目でアタリ。

ぐぐ、

ぐぐぐぐ。

がつーん!

よしのった!

と、合わせるとドラグが緩すぎてギーと糸が出されるという状態。速攻でスタードラグを締めてスタンバイOK。

前回のサイズよりは小さいものの、あがってきて、かなり引きこみをしたマゴチでした。やはりあきらめてはいけませんね。

メゴチとシロギスの餌が取れない

その後、15時の沖あがりに合わせて13時30分ごろから、潮にのって岸側に流し釣り。餌はメゴチが一匹だけ釣れたので、それを着けている状態。にしても普段あれだけ入れ食いのメゴチはどこにいったのでしょうか。

メゴチがいないので、サビハゼとトラギスを餌用にキープする始末ですよ。

午後は本当に鏡のようにおさまった金田湾。流し釣り待ったなしです。

と、ここでアタリ。すかさず手持ちに切り替えます。

ぐぐ、ぐ。

ぐぐぐぐ。

ぐーん。ぐん。

あ、見切られたかな。まだ近くにいるとおもうのでそのまま放置してみると、

ぐぐぐぐ。

ぐーん。ぐん。

がつーん!

よし!アワセ!

スカ。

うわすっぽぬけたぞ。

その後は待ってもアタリがなくなったので、メゴチを引き揚げてみると、頭をかまれたのかぐったりして死んでいました。やはりマゴチなどが噛むとかなり噛む力強いのでしょうね。

▶沖上がり

沖上がり

測ってみると、マゴチは50センチちょっと。前回釣ったサイズよりやはり小ぶりでした。

流し釣りができないときにルアーで広くさぐってみたのですが、このようにパワーシャッドがフグに噛みつかれまくるという状態。

一通り片づけをしたら、手作りハッカスプレーを釣り道具と体にシュッシュすると爽快で魚の匂いも消えるという便利さ。

帰りは三浦海岸の京急ストア脇にある野菜直売所で野菜とスイカを買って帰りました。虎太郎スイカという品種が赤くて甘いですよ。大玉で1000円~1200円とこれが安い。茄子とピーマンとオクラもかなりの量で大体100円から150円と野菜好きにはたまらないところです。

ご家族が野菜好きの方は、三浦海岸駅前で一旦野菜を仕入れてから帰るのも一つの手ですね。

▶今回の気づきなどなど

今回の気づき

  • 魚籠の固定はしっかり。オールを固定する場所につけるとなんらか抜けた瞬間、強風で一気に流される
  • マゴチ釣りをする際に8対2の先調子竿(ライトゲームBB H190)は、やはりマゴチにとって違和感があるのではないか。次回は、7対3のグラスソリッドの竿で試してみる予定。
  • マゴチに飲み込まれたハリス5号はかなりすれていたので、飲み込まれているようであれば躊躇なくタモ入れしたほうがよさそう。
  • 沖合の生け簀エリアでなくて手前でもマゴチのアタリはあることが体感できた
  • 万が一流されたときに、ちゃんと漕げるようにオールの角度調整練習と体幹は強化しておきたい

利用タックル

①シロギス&メゴチを釣るスピニングタックル

②マゴチ&小型~中回遊魚釣り用

③マゴチルアー釣り用

③その他の装備

  • 常備薬:船酔い防止にはアネロン
  • 竿置き:ニコニコピンクくまさん
  • ランディングネット(レンタル)
  • 魚籠(レンタル)
  • ライフジャケット(レンタル)
  • バケツ(レンタル)
  • お尻クッション(レンタル)

※浜浦さんの場合、休日のボート料金は三浦半島の中でも割高なものの、いろいろレンタルができるから都合がいいなと。

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