今回寄生虫の写真を含むので苦手な方はパスしたほうがよいかもしれません。
どうも平田です。
最近は、ハッカスプレーを常備しているので釣り場で蚊にさされなくて好調です。あんまり釣れていないのですがね。
さて、LTアジ釣行で釣った良型イシモチを今回は料理しましたのでその様子をお送りします。
イシモチの卵の煮付け
なかなかいいサイズでぷっくりしていますね。
船宿で内臓とエラだけぬいてきたのですが、卵があったのです。
うーむ。見事なタラコ級だな。これは煮つけかな・・・
まてよ、ちょっと黒いところがみえるな・・・
これは、もしかしてアイツかな？＞
あ、アイツだ。
フィロメトラ氏。
卵巣に寄生して、うねうね絡み合っているので料理人のテンションを下げる虫なわけです。人には寄生しないので、食べても害はないのですが、まー見た目がね。。。
こーんなかんじに取り除きました。多いときは数十匹～１００単位で寄生しているので今回は少ないほうかもしれませんね。
まー気にせず煮つけましょう。
余裕がある人は血管も取り除いたほうがきれいに仕上がりますよ。
タラコのような食感と風味。美味です。
イシモチの酒蒸し、XO醤ソース
中国料理ではイシモチの仲間は黄魚（ファンユイ）と呼ばれ、珍重されているようなのですよ。
ということで、今回は中華風に仕上げてみます。
まず、イシモチの水分と臭みをぬくために、岩塩をふって冷蔵庫で寝かせます。
ここで、寝かせて余分な水分を取り除いたものの、料理をする暇がなく、数日たち、さすがにヤバいと思い一旦冷凍しました。
で、冷凍したものを解凍。
常温解凍したものに、日本酒をふって、ラップをしてレンジでチン（ほんとうは紹興酒が良いのでしょうね）
これで火は通っていますよ
ここからは、イシモチにかける香味油をつくっていきます。
- ごま油
- 長ネギ
- 生姜
- にんにく
- 黒コショウ
そこに、台湾土産でいただいた澎湖諸島名産のXO醤を入れる。
なんだこのざっくり具合は！
貝柱や海老などの魚介類のうまみががっつり詰まっているぞ！
そんでもって、材料に火を通し、油に旨味を出します。
キタコレ。香味油の出来上がりです。
で、これを蒸しあがったイシモチにかける！
できあがり。
ふっくらした癖のないイシモチの身に、XO醤のうまみたっぷりな香味油が合わさりなんともなんとも旨すぎる一品です。
まとめ
釣ったイシモチは、速攻で締めて血をぬいて冷やして持ち帰れば、当日であれば刺身としても食べられるのですが、その他に、塩焼き、干物、なめろう、アクアパッツァなどに適しています。
今回の酒蒸し＆香味油がけは、イシモチをレンチン調理すればとても楽なのでぜひためしてみてください。XO醤があればよいのですが、ちょっと高い＆手に入らないという場合、李錦記あたりのオイスターソースをいれてもナイスな旨みがでますよ。
ではでは。
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