どーも平田です。茶碗蒸しは飲み物だと思ってます。
前回に引き続き、観音崎ポイント説明と実釣編をお送りします。
東京湾有数の漁場
神奈川県の走水・観音崎あたりは東京湾有数の漁場といわれています。
なぜ東京湾有数かというと、地形が東京湾の中ではもっとも狭まっていて海流が矢鱈に速いんですね。大潮のときにいくと初心者だと釣りにならないぐらいのようです。今回40号のおもりでしたが、それでも流されました。
走水・観音崎のボート屋が以下のグーグルマップで☆印です。浦賀水道をとおって、太平洋の潮と、東京湾から吐き出される潮がぶつかりあい、プランクトンや小魚も豊富なのでしょう。そうしたベイトを追ってアジ・マダイなど多くの魚が集まるようです。
今回のガイドは釣り仲間の大西さんです。大西さん寄稿の記事はこちらから。
大西さんは今回お世話になる観音崎のなかねボートの常連とのことで、8月に一緒に食事にいったときにいろいろエピソードを聞きながら、
「いかない?」
「おし、いきましょう!」ということになりました。
が、当日の早朝4時半におきてみると、雨。しかもけっこうふっているという( ゚Д゚)
南無(試合終了)
と、思ったのですが、大西さんの友人である原さんから、
「出航ビミョーですが、一応向かいます!」というメッセージが来ており、
お、おう。
年上の方に気合で負けてはあかんということで、途中、大西さんにピックアップしてもらい一路横須賀PAです。
で、PAにて、大西さん、原さん、原さんのご友人、平田と4名で密議し、1分少々で、
「まーとりあえず行ってみましょう!」ということになり、
なかねボートさんへ到着。
しばらくしたら、なんと晴れてきました!
あきらめずに来てみるもんですね。
いざ沖へ
早速出船準備です。
アミコマセはボート1隻につき3ブロック。エサはオキアミ2Lを用意しました。(途中でアオイソメを原さんに補給いただきました)
わたしは舳先&アンカーあげさげ担当で、大西さんが船長兼操船担当です。いつも船出のときは胸が高まります。
ポイント付近。原さんがボート屋に電話してポイントを聞いています。
なかねボートさんのポイント指示
なんらかポイント地図があるわけではないようです。どうやらボート屋のおやじさんの指示ポイントから離れると本当に釣れない模様。
この日は2隻だけだったようで、おやじさんが特に気にかけてくれたようで、釣れないポイントでやっていると電話がかかってきて、移動をうながされます。ある意味便利ですねw
ポイント到着。アンカーをおろします。ロープがかなり長い。潮に流されることを想定した長さかと思います。
仕掛けについての解説は前回の記事を参照ください。
LT天秤&ビシカゴにオモリ40号です。LTアジ狙いのハリス2号の2本針、三本針の船アジ仕掛けをつかっています。針はムツ針です。結構ネムリが入っているので、バレにくそうですね。ムツ針は飲まれにくく、口元にかかりやすいという特性もあるようです。
・・・この日のために買ったクッションゴムを忘れるという始末。
エサはオキアミ2Lを最初つかっていましたが、つけかたが悪いようで仕掛けが回転しやすくトラブりやすいので、途中からアオイソメオンリーです。アオイソメは1cm程度に切って使います。
この写真のように40号のおもりを付けるとこんな感じに竿がしなります。いままでルアー釣りや陸釣りばかりだったので、最初から竿がしなっていることにはすこし驚きながらの釣りです。
カウンター付きリール
大西さん曰く40メートルちょっととのこと。大西さんのリールはカウンター付きなのです。
カウンター付きリールとはこういったものです。完全な電動リールではないですが、落下するラインの長さを測る機能がついています。便利ですね。船釣りリールの場合、ダイワ・シマノ等でも6000円前後から出ていますが、数千円つければこの機能。買いでしょう。買うときは充電方法を確認したほうがよさそうです。(メーカー取り換え・ソーラー充電等)
するするするーっとPE2号が海にひきこまれ、やがて着底。アジは底5メートル以内を狙うということで、マーカー付きのラインを5メートル分だけ巻き上げ、しゃくります。
脳内では、コマセがカゴからばらまかれ、そのあたりをエサ付きのハリスが漂っているイメージです。
・・・クククッと竿先に魚信。
大西さんに聞くとあわせたをいれたほうがよいとのことで合わせを入れると、おー、なんだか引いております。
やりましたー! 鯵。
フィッシュ、フィッシュ、フィッシュ!
ファーストフィッシュ。サイズは小さめですがうれしいもんです。
その後も、そこそこ釣果が続きます。
アジはヒレやゼイゴが刺さるので、魚をつかむツールがあったほうがよいですよ。
ここで、大西さん曰く、もっと爆釣できるはず!とのことで、移動。
そう。大西さんは場所移動が好きな人なんです。船長におまかせするのが海のルールですw
移動。
大西さんに大物HIT!竿がかなりまがっています!まさかの真鯛か!
が、あがってきたのは大サバでしたー。にしても、うまそうだ!サバの味噌煮!
サバ釣りてー。
サバは不人気ですけども、ちゃんと処理すれば、うまくて有用だと思うんですよね。
その後、原さんたちは昼過ぎあたりで雨が強くなったあたりで終了。ポイントから動かず爆釣のようでした。
残りのエサをもらい受け、さらに攻めてみます。
このあともそこそこ釣れ、納竿。
大西さんの釣果です。35センチ前後のデカアジとサバのみお持ち帰りとのこと。デカアジいいなー!
(わたしは中アジくらいまでしか釣れませんでした)
上の釣果以外でのわたしと大西さんの釣果がこちら。いろいろ釣れました。
このポイントは岩礁帯が絡んでいるようで、オニカサゴ、トラギス等が混じりました。トラギスが矢鱈にデカい。
スーパーでのお楽しみ
そうそう帰り路にスーパーによって、本日の釣果の値段を確認するとたのしいですよ。
ふむふむ。真アジが2尾で690円か。だとすると、本日の釣果は○○円w
ふむふむ。しめさばが半身でヨンキュッパか。だとすると、本日のサバは○○円wってなぐあいです。
ほくほく。これも釣りの楽しみですね。
ではでは。