平塚から出船する相模湾のLT五目。
この釣りでは、コマセ釣りでイシダイやハナダイなどが釣れず、泳がせ釣りが不発すると、必然的にクーラーボックスに残るのはマルアジかなと。
毎度、この釣りでは20~30尾程度のアジを持ち帰るのですが、今回は冷凍庫にもマルアジがいるなと思い、良型の個体だけ選んであとはリリースしました。
帰港までの間に血抜きしておいたのですが、刺身など生食をする際は、アジのような小型の魚でもち血抜きをしておくと鮮度が落ちにくいですし、味も白身魚のようになる気がします。
大型のマルアジフライを作る
こちらが良型マルアジ。
ヒラメ、マトウダイ、ワラサなどを狙うにはやや大ぶり。
出刃包丁サイズですね。
ゼイゴをとる。
頭を落とす。
内臓を引き抜きつつ、水分をぬぐう。
背から開く。
中骨をおとして、腹骨部分も取り除く
釣ったその日でも美味しいのですが、冷蔵庫で1日寝かせます。
下処理は、日本酒をふくませたキッチンペーパーで身をぬぐいつつ、塩コショウ・ジンジャーパウダーをふっておく。
翌日、小麦粉(じつは天ぷら粉)をしっかりまぶす。
マルアジは淡白なので、衣のつなぎにつかう溶きたまごにマヨネーズを少々入れ、油分を補います。
パン粉をまぶす。
揚げる。
サラダ油+ラード少々。
両面中温で揚げる。
タルタルソースと盛り付ける。
かなり肉厚ですね。
サク。
ふわ。
ジューシー。
マルアジ最高。
1尾でかなり満足感があります。
血抜きしておいたというのもあり、白身魚ように淡白な味を衣とラードをいれた油の強さが補っていて、いいなと。
フツーにパン粉をつけて揚げてもうまいですが、ちょっと工夫するとさらに旨いなと。
<タルタルソースの材料>
- ゆで卵
- 白コショウ
- マヨネーズ
- 玉ねぎのみじん切り
- ディルの葉
- レモン汁
このあたりを混ぜておけば何とかなります。玉ねぎは水にさらさないとちょっと辛めな味です。
マルアジのユッケ
続いて、マルアジのユッケをつくります。
マルアジをぶつ切りにして、冷蔵庫で1日寝かせておきました。
好みでもっとたたいておくとユッケとしてのまとまりはよくなります。
ぶつ切り状態にしておくと、身がもちもちした食感でそれはそれでうまいです。
たれを作る。
- エバラ焼き肉のたれ
- コチュジャン
- 白コショウ
- 長ネギのみじん切り
- ごま油(焙煎強めのもの)
を混ぜる。
ぶつ切りのマルアジと和える。
えごまの葉に盛り付け、糸唐辛子を飾る。
これは白飯に合う味ですね。
好みで卵黄と細切りのリンゴを和えてもまろやかでうまいですよ。