人間という生き物は、一度大漁を経験すると、またその釣り場を訪れるという習性があるといいますね。
まるでサスペンスで犯罪現場に戻る犯人役のようです。
相模湾(平塚沖)で泳がせ釣り
ということで、御多分にもれず、ヒラメとワラサを釣ったことに味をしめて相模湾にやってきました。
おほほほほ。
船宿は、平塚庄治郎丸さんです。
平塚の船宿はみんなよいところと聞いていますが、雰囲気がよいので、ずっと庄治郎丸さんに通っています。
ポイントは平塚港から5分。
すぐに到着ため、出船前にしっかり準備しておくとよいですよ。
そんでもって、平塚沖の黄色い鉄塔(観測所?)周りに到着。
1投目から、餌サイズのマルアジ。
おーし。幸先いいぞ。
今日は気のせいか船長のアナウンスが多い気がします。
「人は少ないけれども、オマツリをさけるために錘は50号とか重いやつで」
船は右舷トモにわたし、左舷トモに青さん。それぞれ左舷と右舷に釣り人が+一人ずつ乗っているというフォーメーション。
今回は胴付き仕掛けの捨て糸を1mにして、ハリスを60cmぐらいにしてみました。(前回は捨て糸30cm+ハリス1m)
これはたしかダイワの動画でみたような気がするのですが、捨て糸を長くして、ハリスを短くすると、餌がよわったり死んでも、底べったりにならず食い気を誘い続けるらしいのですよ。
さっそく錘60号の胴付き仕掛けを流します。
くくくく。
釣れたなこれは。
ざばばばばばばー。
えー、一切アタリなく大磯港沖に移動です。
前回、中乗り氏にお聞きした限りではこのポイントは漁礁があるとのこと。
その漁礁周りにヒラメがいるという。
・・・
・・・
・・・
それにしても凪。
穂先もアタリがなく、凪。
泳がせ釣りのマルアジの選手交代を随時しながら、コマセ釣りを続けます。
むむ、マルアジがやや傷ついて帰ってきました。
む。なんだろう。
ここで、右舷トモの青さんが、
「うっわー」
とかなんだか悔しがっているのでチラ見してみると、
わー。
「アタリがあったので合わせたらすっぽ抜けましたーくやしー」
とのこと。
わ。アタリあったのか。
・・・
それすらうらやましい。こちとらピクともこないし。
それにしても、これはたしかにヒラメの噛み跡。尾から食べようとしていますね。
ヒラメは釣ったことがないと、早合わせしがちだったり。もしくはソゲで食い込みが難しかったり。
・・・
中略(途中、落とすごとにマルアジがヒット。むしろマルアジしか釣れていません。)
ラストスパート、2刀流泳がせ!
昼過ぎから強風が吹いてくる予報で、徐々に波が強くなり、風もでてきている状態。
いつ、船長が、
「ちょっと風も出てきたんで・・・」
と言い出すか、
ということで気も焦り、残りは2刀流で泳がせ釣りをやることに。
左で手持ち泳がせ。
底の形状を感じながら根にはりついてるヒラメへアピール。
右は底から1メートル錘を浮かせて置竿泳がせ。
向かいにみえている山は、湘南平。
・・・
・・・
あーだめだなー。
巻き巻き。手巻き巻き(回収)
ぬ。
これは。
たぶん、イカですねこれは。
だいたいアタリがなく、一部分がエグレている場合はイカが抱いてかじっていることが多いです。。。
もうつかれましたポ。
帰港です。
いつも港から船宿にかえって軽トラックから降りると、ちゃきちゃき目の若女将が釣果確認をしていくのですが、
こういうマルアジしか釣れてない日は、もう聞かれるもなかなかつらいわけです。
「平田さんどうしたかー?」
「マルアジだけでしたー」
と、謎の笑顔を青さんともども浮かべて、リベンジを誓いつつラーメンの時間でございます。
平塚といえば、いつもラオシャン本店に行っているのですが、今回は花水ラオシャン本店へ。
ワカメたんめん450円。やすい。
スープから鯵というかサンマのような魚介風の節風味が漂ってきます。
それにして、ワカメは麺の上に盛り付けたほうがきれいな気が。
ラー油と酢を入れる。
やっぱり食べてる途中感がする盛り付けだなと。
味はおいしいです。
餃子。
花水ラオシャン本店とラオシャン本店はいろいろ比較されるのですが、個人的にはラオシャン本店のほうがやや割高なれども好きかなと。
あれ、いつの間にラーメンレビューになってしまったたた。
ではでは。
<船宿>
平塚港庄治郎丸
<釣り場メシ>
花水ラオシャン本店