どーも平田です。先日、夕方から神奈川の某河川に鰻釣りにいきました。
前回、羽田の海老取川のハゼ釣りでじっさまが巨大うなぎをゲットしたのをみて、うなぎ熱、略してうな熱が高まっているわけです。
まず近所の釣具屋で「天然ミミズ」というものを450円で買いました。このメーカーさんは天然のミミズを捕獲しているのでしょうか、よくわかりませんが、パッケージにはそそられます。
某社の特大ミミズと比較したところ、あまりサイズもかわらず、求めやすいのでいつも買っています。まさか中身は養殖だなんていわせませんよ。たぶん養殖なんだろうなー。いつか天然というあたりのロジックを確かめてみたいと思います。
えー、夕まずめに現場に到着して、道具を用意したころには、すっかり夜です。
シーバスロッドにジェット天秤というタックルを一本用意てぶっこんどいたところ、鈴がチリチリン♪いうんです。
うなぎだったら、もう少し食い込むだろうと思って放置を決め込み、音がなくなったから餌をつけ変えようかなと巻いてみたら、なんだか、水底にはりつくような重みが。。。
モクズガニが釣れた
貴殿でしたか。モクズガニさん、こんばんは。でかいですね、お持ち帰りすることにしますね。
その後、チリンチリン♪鈴がなっては、そこにはりつくようなあたり。大方モクズガニの絨毯がしきつめられているのでしょう。
ニゴイが釣れる。。。
で、釣ったというよりも、あげたら釣れていた感が満載のニゴイ同志。同志はすぐにリリースです。これがニゴイ同志が川で増える原因かもしれませんね。釣られたらすぐリリースされる。
さらにチリンチリン♪で、同志ニゴイ。すこしサイズが上がったもののリリース。
納竿。うなぎは釣れませんでしたー。無数のあたりの中、1つでもかすったものはあったのか。。。まったくわからんのも釣りの醍醐味ですね。
泥抜きモクズガニ
で、一夜泥抜きしたモクズガニ氏がこちらです。泥抜き中にご臨終されていたもようです。とはいってもまだ鮮度はよさそう。カニとエビは死んでから鮮度が落ちるのが極めてはやいですからね。要注意です。
オスですねー。けっこう大きいサイズです。調理前によく洗っておきましょう。ハサミも立派。
本日の食材パシャリ~料理開始
檜のまな板の上にそれっぽくひろげてみました。これはAmazonでウツボ調理用に買ったまな板なのですが、まな板がひろいと料理も上手になりますよ。
で、野菜を炒める。
裏技で鮎うるかをいれて炒める。これで絶妙な旨みが加わるという予測(ただ冷蔵庫の洞窟の奥に眠っていただけです)
トマト缶を入れ、モクズガニを出刃包丁の背でわってみたら、モクズガニが動き出した!( ゚Д゚)ご臨終ではなかったのですね。が、躊躇なく投入。みそが見えますね。うまそう。
ワイン投入、赤でも白でも安くても、もーなんでもよいと思います。多めに入れるとよいです。
この時点でパスタをゆで始める。後工程の逆算ですね。全国の専業主婦のみなさんは常にこれを考えてやっているんだからすごい。
仕上げに、本みりん(洋風料理に使っても意外とフィットします)
ナンプラー少々。
藻屑蟹は逆さにし、ソースの中で火をきちんと通しましょう。生食は肺吸虫にやられるので注意です。
クレイジーソルトで味調整。ムニエル、塩焼き等、釣り人の味方です。手軽に味が整うのでお勧めです。
生クリーム。入れすぎると胸焼けします。
あ、やべー、ちょっと生クリーム入れすぎたかな( ゚Д゚)
蟹を一旦、疎開させます。疎開資料です。あ、いや、パスタをソースと馴染ませやすくするためです。
で、パスタを鍋からすくい、湯はきらないで、そのまま投入してなじませる。一説によるとパスタのゆで汁は油とあわさると乳化する作用があるらしいです。今回はそもそも乳化っていうかミルクなのですが、オイルベースのパスタを拵える際は、パスタのゆで汁を上手く使いましょう。よくなじみます。
で、自家製香味油(オリーブオイル・ニンニク、鷹の爪、タイム、ローズマリー2か月ほど熟成)
で、出来上がり。
う、うまい。
これはうまい!おいしいとかではなく、うまい!
いろいろ入れたというのもありますが、ソースが絶妙な甘味酸味コクでして、そこにタイムの香りがさわやかです。
あまったパスタのソースをコンソメで割ってみました。ブイヤベース的な風味。これも
かなりうまい!
ということで、ウナギはつれなかったものの、
モクズガニがいい仕事をしてくれました。
みなさんもいい蟹がとれたら作ってみてはいかがでしょうか。
ではでは。