どうもー平田です。
前回の記事では、この冬と来春の山中湖ドーム船ワカサギ釣りの道具について大いに語ってみました。では、実際にマイタックルで挑んだワカサギ釣りの釣果はどうだったのか。今回はそんな様子をお送りします。
山中湖到着
山中湖は山梨県南都留郡山中湖村にあり、富士五湖のなかでは最も東側にあり最大の面積をもっています。湖がある標高も富士五湖のなかでは最も高い位置にあり日本全国でも第三位なのですが、水深は富士五湖のなかで最も浅い13.3メートルとのこと。浅めですね。
ちなみにこの湖、上空からみるとクジラのように見えます。と、まずは検索エンジン対策でWikipediaの情報を華麗にリライトしてみた次第です。
ということで、山中湖はかなり標高も高いので寒いんですよ。
このように雪景色です。ほーっと吐く息も白い。
それにしてもみなさん、湖畔にくると、静かな湖畔の森の影から♪ という音楽が流れるのはわたしだけなんでしょうか。あ、わたしだけでしたか。
ドーム船乗船。実釣開始
それにしても寒い。本日のORETSURIからの参加者は、ほしけん、下衆大将、根本夫妻、アリさんこと有山さん、わたし平田です。
アリさんは今回から初参戦なのですが、埼玉の川越出身で少年時代に釣り場にペヤングをもっていき、食べたあとのぺヤングの容器で練り餌を練って鯉や鮒をつっていたという少年ボーイです。
そういえば、山中湖のドーム船には2種類ありまして、一つ目が、トイレ付暖房完備の大型ドーム船。もう一つが写真の小規模ドーム船。大体10名くらいまで乗れる船です。
写真の左から根本夫妻、神聖釣りDQNことほしけん、下衆大将こと北條、赤帽子のアリさんです。
このドーム船なのですが、暖房のストーブがすぐ切れるため、本当に寒い時期はけっこうアレです。で、トイレに行きたくなった場合は、ボート屋に電話して、迎えにきてもらいます。
そんなこんなで、みなさんマイタックルで釣り上げるなか、アリさんもようやくゲット。やりましたね。
アリさんの竿が引き込まれ、「これ、ワカサギじゃないでしょ」と、おもったら、
こんにちは~
とあがってきたのはニゴイくん。
貴殿でしたか。
みな、もくもくとアカムシをつけて湖底に落としていきます。ワカサギのアタリは着底してすぐあります。これは終日変わらなかったため、オモリは5グラム等のやや重めで一気に底をとることで手返しがよくなりますよ。
アタリがない場合は、簡易的な魚探があると魚のいる層がわかってよいかもしれませんね。大漁くんデラックスという安い魚探がありました。
アカムシは、大根の輪切りの上で針につけるとつけやすくて便利です。
トイレ休憩
ここでトイレ休憩。みてください。この幻想的な湖畔を!
朝一からやや気温が上がって霧とのことで、このあとすぐ晴れてきました。うーん、フォトジェニック
ボートの釣りはお茶とコーヒーは飲んじゃダメですねとアリさんとしみじみ語りつつ、用をとげました。
貴殿でしたか
で、釣りを再開していると、わたしのクリスティアワカサギくんにかなりの引き。
「え、ちょ、これ、ワカサギじゃないっしょ!俺の穂先はワカサギ以外無理だって、おい、マジで!これブラックバスじゃね!?」という弱音が漏れてきます。
が、
持ち主としては、余裕でスルーでして、なんだーこれはー!と大げさに騒ぎつつ、メンバーの注目を十分に集めることに成功し、ほくほく巻いてくると、船べりで最後のツッコミを何度か見せた潜水艦系の魚影は、
ニゴイパイセン、貴殿でしたか。。。
しかも結構でかい。買ったばかりのクリスティアワカサギくんが折れなくてよかったね。苦無みたいな魚体だなー。
ここでアリさんが貴重なアカムシ用の大根の輪切りをポチャしますが、「ご安心くださいませ。お客さま、当社の大根の輪切りはこの通り水に浮くんです。快適なアウトドアライフをお約束する平田産業がご提供する大根の輪切り。ぜひ次回のご釣行の際もお買い求めください。」
とのことで、浮きます。これは便利ですね。
ね、もってきてよかったでしょ?と、みんなにゴリ押しをしてみると苦笑いが5つほど。
午前中終了、昼休憩
アタリが遠のき、午前中が終了して、このとおりです。いやーワカサギぷっちん、ほんと便利。ぷっちんというのは、口をぶちきるということなのですが、それをマイルドにしたぷっちん。ナイスネーミングです。
陸へ。霧もすっかり晴れてきました。
ここで、ワカサギの天ぷらをつくるということに。
<ワカサギの天ぷらの作り方>
- ワカサギの肛門を腹側からしぼって黒いフンを出します
- ワカサギに塩をかけてボールで洗ってゆすぎます
- てんぷら粉をまぶします
- 適温になった油でワカサギを少量ずつ揚げます
ということで簡単ですね。
料理好きのアリさんがワカサギを揚げてみる。
下衆好きの北條さんがワカサギを揚げてみる。なんだか笑顔が下衆っぽいですねw
アラフィフおっさん特有の下衆トークがとまりません。
できあがりです。これが旨いんですよね。ほんと。今回は根本夫妻がレモンを用意していたので、レモンを絞ると最強です。
<番外編料理:ワカサギの南蛮漬け>
ジップロックLサイズに南蛮漬けの汁をもっていき、揚げたばかりのワカサギを入れればなんと即席南蛮漬けの完成です。次回試してみようかなと。
午後のたたかい
よーし午後がんばろーと釣りはじめたものの、結構アタリがあり、わたくし自分が惰性になっており、機械的に釣りをしていることに気づいてしまいまして、ふと顔をあげると、全員無表情でひたすらアカムシをつけ、仕掛けをおとし、無表情で釣っているという事態。
ということで、このあたりで納竿しませんかという提案をして、全員一致で納竿。
釣れたワカサギがこちら。きれいですね。
で、検量。100匹強ですね。釣る人は電動リールを利用し500匹、1000匹と釣る世界なので、まー大した釣果ではないですが、今回ボート屋さんのクソタックル貸し竿ではなく、マイタックルだったので、アタリが200倍ぐらいわかり楽しい釣りでした。
さらば山中湖。またきます。
このあと温泉であったまりつつ、仮眠室でぐーすか寝、お土産に柚子を買って帰宅しました。
ではでは。
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