どうも平田です。いやー、すっかり冬ですねー。
寒くなると釣りにいくのをストップするかたもいらっしゃるんではないでしょうか。わたしはといえば、寒くてもがんがん厚着をして釣り場に出向く派でして、今回も、山中湖のドーム船でワカサギ釣りをしてきましたでその様子をお送りできればと思います。
まずは準備編から。
この冬や来春までにドーム船でワカサギ釣りをしようかと思っている方は是非ご参考にどうぞ
レンタル道具について
今回は山中湖の静山荘さんを利用したのですが、レンタル道具1000円はこちらです。
まー仕方ないのかもしれないですが、1000円の価値はなさそうです。ラインは矢鱈に太いナイロンですし、いつ巻いたかわからないボロボロラインです。観光のついでではなく、ワカサギ釣りメインでいくのであれば、それほど道具も高くないので、事前に上州屋等の量販店やAmazonワカサギ釣り具販売で仕入れておくとよいでしょう。
今年(2016年の春)は、このレンタル道具を利用しました。もちろん、レンタルでも100匹くらいは釣れることは釣れるのですが、アタリがわかりづらいという致命的な部分があるので、ここは強くマイタックルを推奨します(`・ω・´)
マイタックルの選び方
予算感でいいますと、最安クラスでリール(ライン付き)+ロッドで2000円弱です。
たとえば、プロマリンPG ソリッドわかさぎセット 60(FM-100R)
参考価格: | ¥ 3,801 |
価格: | ¥ 1,517 |
OFF: | ¥ 2,284 (60%) |
これなんか、配送料無料で大体1500円くらいです。上州屋等で売られているエントリーモデルもだいたいこれくらいですね。
が、個人的には、タナを測れるリールでしっかりワカサギの魚群を追いつつ、伸びの少ないPEラインとアタリのわかりやすい平らな竿がほしかったため以下の3つを購入してみました。
タックル
※今回のようにPEラインが30メートルの場合、釣り場によっては、ライントラブル等でラインをロストすると釣りにならない可能性がありますのでご注意ください。山中湖の場合は、13.3メートル程度なので、まー問題ないでしょう。だいじょうぶ。
仕掛け
このドロップシンカーは、ハリス止めがついていて、底針をつけることができます。魚がべた底にいる時などよいかもしれませんね!
ドーム船は狭いので、このような細長く回転しないものがベストです。
シモリだまはどこでつかうかというと、ハリスの上のサルカンがロッドのトップガイドに入らないように使います。これがないと、仕掛けを巻き上げすぎたときにロッドを破損するかもしれませんので、用意しておきましょう。
針は3種類選びました。
ささめ針 山中湖 ワカサギ C-236 (秋田狐) (ワカサギ 仕掛け)
仕掛けの長さは68センチ。5本針。あとあとパッケージをみておもったのが【職漁師秘伝】というところ。
んーと漁師は網じゃねーのと思ったのですが、マーケティング的にはすぐれたコピーなのかもしれませんね。
OWNER(オーナー) 段々ショートワカサギ袖 1.5-0.2
これは袖針。ハリス55センチの5本針のショートタイプです。個人的には、これが一番おすすめでした。ハリスが短いから仕掛けが絡みにくい。7本針とか棚が広いときに有効なのかもしれませんがね。
OWNER(オーナー) ハイパーワカサギ狐7G W-3472 2-0.3
これはフラッシャー付きです。もしかしてと、淡い期待で、アカムシを付けずに湖底へ落としたところ、まー、アタリ来ないですね。うんともすんとも。なのでフラッシャーはついてなくてもよいかなと。
その他ツール
これはほしけんさんが買ってきたものをわけてもらったのですが、初っ端から釣れていたので効果があったのは不明です。もし、釣れてない中で、このアイテムを投入し、アタリがふえたというのがわかればいいんですがね。
ワカサギぷっちん(樹脂製)
今回勝手よかったアイテムランキング1位です。バケツに挟みワカサギが釣れたときに、鋤状の部分にワカサギを通すと、ワカサギの口が切れて、ワカサギがバケツに落ちます。素手で触らないのでワカサギもよりながく生きていた気がします。鋤の部分が金属製のものもありますが、樹脂製でもそれほど劣化しなそうなので、こっちのほうが安くてよいかと。金属製は、針が樹脂部分に引っかかりにくいメリットがあります。
大根の輪切り
小学生の頃に買ったダイワの釣り図鑑に、ワカサギの餌のアカムシは大根の輪切りにのせて針づけするといいと書いてあったのです。で、これを思い出して、参加者6人分を前夜に輪切りにしておきました。これは便利。ナカジマ 赤虫セッターという、アカムシをつけるための道具があるのですが、それよりリーズナブルでいいですよ。
<餌付けステップ>
- 大根の上にアカムシをまとめておく
- 左手で大根をつかみ、左手の人差し指で大根のエッジにアカムシをおいやる
- 右手に親指と人差し指で釣り針をつかみアカムシの黒い部分に刺す
裏情報(ミンナニ ナイショダヨ)
アカムシは現地で買うと500円なのですが、前日に上州屋で買っておけば200円です。
二人で1パックで余裕にあまるのでお得です。
ほとんどボートは揺れませんが、酔いやすい人は下衆大将こと北條さんを見習って、アネロン飲んでおきましょう。
タックルを使ってみた感想
タックルをつかってみた結果をまとめます。
まずロッド:ダイワ クリスティアワカサギ 21。
スペックは以下の通りです。
- 標準全長(m):0.44
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):26
なにより仕舞寸法が26センチ!かさばらず気軽でよいですね。穂先をセットしても、44センチ!狭いドーム船での使い勝手は抜群です。とてもアタリが取りやすいです。ロッドが平らでしなやかなので、ワカサギのアタリもよくわかります。
動画をみていただくと穂先にワカサギのアタリが明確に出ているのがわかります。
長さや調子などシリーズで竿先を変えることで、より多彩な攻め方ができるはずですね。
次に、リール:ダイワ クリスティアワカサギタナハンター
全体が樹脂製なのでまず耐久度が弱そうです。これを買ったとき、上州屋渋谷店4階のスタッフさんが、リールを梱包箱から出す時に、床におとして、
「あっ!」
と、その落としたのを黙って渡してきたので、これも我が運命かと思って、「お、おう」と、そのまま購入しました。まずタナが10cm単位で獲れるのは便利ですね。が、5グラム程度のシンカーを付けないとリールからラインがでていきません。
これはベアリングのない機構からくる仕様のようで、オモリが3グラム前後の場合は、右手にの人差し指で、リールを逆転させなくてはいけません。
当日は終日べた底にワカサギがついていたので、午後から5グラムのシンカーで手返しよく釣ることができたのですが、午前は指でライン出しの操作をしていました。あれはちょっとメンドクサイです。
ちなみにダイワのクリスティアの電動リールはこんな感じです。1万ちょっと。
ワカサギ釣りで言うと、なかなかのお値段ですね。高級だなー。
ではでは、長くなりましたが、山中湖のドーム船ワカサギ釣りの道具選びの説明はこのあたりで。