釣り人あるあるですが、冷凍庫に魚やらイカやらがたくさん封印されていませんかね。
ふしぎなもので、冷凍庫にいれたときは、○○で食べようとかひそかに思っているものの、毎週の釣行で新しい魚が釣れると、やっぱりそれから食べるわけで、冷凍庫にいれたものはいつのまにか忘れ去られていくんですよね。
今回の封印食材は、ヤリイカのゲソ。
そうたしか、今年の2月に某湘南の堤防で釣ったものでした。
もう3か月もたったのかと。
さて、なんにしようかとおもったのですが、無性にチャーハンが食べたくなり、ヤリイカとサニーレタスをつかってチャーハンにしてみました。
実はわたしは学生時代ラーメン屋で一時期死ぬほどチャーハンをつくっていたんですよね。
そのレシピをカスタマイズしたものを共有します。
チャーハンのコツ:素材は細かく・シンプルに
ヤリイカのゲソは解凍して、細かく切りわけておきます。
他に、具は長ネギをみじん切りに。
写真にないですが、レタスはざっくり手でちぎって、水気をぬぐっておきましょう。
チャーハンというのは不思議な料理で、具が多くなるほど失敗しやすいです。
具がまざりにくかったり、全体にいきわたろうとさせるために炒めすぎてしまったり、水分が多い食材でコメがねっちょりしたり。
チャーハンのコツ:ご飯は炊きたての固め
チャーハンにどんなご飯をつかうか。
これも流儀というか、各家庭の決まりがあるんじゃないかなと。
平田家では、冷や飯をつかって、作られていたのですが、あれはコメが固まりのままほぐれなかったり、ほぐす時間がかかったり、卵とからみづらかったりするんですよね。
ということで、オススメは炊き立てです。
水分はやや硬めにするとよいでしょう。
チャーハンのコツ:卵はといておく
卵はざっくり溶き卵にしておく。
今回中ボール1杯分でしたが、卵は3つ。ここは好みでどうぞ。
世の中には卵チャーハン派という派閥があり、炒める前のご飯を生卵にからめるという手法があります。
これはこれで卵が白飯をコーティングしてぱらりとできあがります。
チャーハンのコツ:油はラードを使うとパラリとできる!
鉄製の中華鍋があればそれを使うとよいです。
高温で予熱を加えておくと食材をいれた際に鍋が冷えず、短時間調理が可能になります。
業務用のコンロは火力がやばいわけですが、家庭のノーマルコンロを使う場合、この予熱が大切ですよ。
コンロに揚げ物センサー等があるものはoffにしておきましょう。ばっちこい。
油はラードをつかうとパラリと仕上がります。
熱した鍋全体にラードをいきわたらせますよ。
これ、勢いよく、ぐるりんぐるりんとやると油が、持ち手にとびかかって火傷をします。
何を隠そう、バイトのときにやったことがありますからね。いやーこれは馬路で危険です。
チャーハンのコツ:短時間調理、だらだら炒めない
卵を投入したら、熱したラードと瞬間的にからめつつ、
5秒以内にメシを投入!
ラードが卵と絡んでいないと、ラードが飛び跳ねて、ここでも火傷リスクです。気を付けて。
そんでもって、こっからは炒める。
火力は強火オンリー。
家庭用コンロでの注意点は、調子にのってコンロから鍋を離すと、温度が下がるという点があります。
炒める。
卵は、焦がさないように。
しゃ(炒)
しゃ(炒)
ごはんがたまになっているときは、
お玉の背中を押しあてると、ぱらりとほぐれます。この動作を覚えると米が必要以上につぶれません。
しゃ(炒)
しゃ、しゃ(炒)
しゃ、しゃ、しゃ(炒)
しゃ、しゃ、しゃ(炒)
しゃ、しゃ、しゃ(炒)
しゃ、しゃ、しゃ(炒)
ここで具と調味料を投入。
- ヤリイカ
- 長ネギのみじん切り
- サニーレタス
- ナンプラー
- 白コショウ
しゃ、しゃ、しゃ(炒)
レタスに火がとおったら紹興酒をすこしかけいれ、
お玉に米をすくい、
鍋肌に押し当てる。
ややラード多目&レタスの水分でた感がありながらもうまそうですな。
さらに盛る。
シーフード系のチャーハンの場合、レモンがよくあいますよ。
とめどなくあらわれるヤリイカ。
さらにレモンを絞るとじつにうまい。
空気ごとがほがほいっきにかき込み完食です。
今回はヤリイカのゲソでつくりましたが、アオリイカのゲソ、アジの干物をほぐしたものなど、いろんなものでチャーハンをつくってみるとよいでしょうね。
今日も元気に米がうまい。
ではでは。