釣り車の宿命!?釣行後の車が激臭すぎた話

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小坪漁港
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こんにちは、上月です。

突然ですが皆さん、釣りは電車と車、どちらで行く方でしょうか?

え、自転車?

いい環境に住んでますねー。

僕はというと、これまでの記事を読んでくれている方はわかると思いますが、毎度車釣行です。

それぞれメリットデメリットがあると思いますが、「荷物をたくさん持って歩く必要がない」という点で、僕は圧倒的車派に属します。

単純に、綺麗に荷物を整理するのが苦手なんですね。

車だと、トランクにぽんっと詰め込めば運べちゃうと。

あとは、内房や外房のように、朝の出船は物理的に車でないと間に合わない、という理由もあります。

ただ、当然車釣行にも色々なデメリットがあります。

その中でも、僕が最も気をつけているのが「ニオイ」です。

あくまで個人的な感覚ですが、五感の中で最も気分や感情に影響を与えるのって「嗅」だと思うんですよね。少なくとも僕は。

車の話でいうと、多少汚れていようが、なんかギシギシ音がなろうが、ある程度は我慢できるんですが、「ニオイ」だけはどうしても気になっちゃうんです。

というわけで、今回は釣りそのものではなく、車の「ニオイ」に悩まされた、とある30代アラサー男の話です。

目次

きっかけは土砂降り釣行

先日、出船前から帰港まで雨が延々と降りやまない釣行に行ってきたんですね。

初冠雪した綺麗な富士山が・・・見えない

小坪港の椿丸さんから仕立て船で、相模湾のタイラバ未開拓ポイントを攻めていく想定だったんですが、とにかく雨がすごい。

ORETSURI編集長平田さん(@tsuyoshi_hirata)も同船してたり。

まあ、例え雨が降っているとしても、釣果に恵まれればなんてことはないんですがね。

ところがどうだ。

この日ときたら・・・

平田さんの釣果は、この他エソ2匹・・・

「お、アオハタですね!」と意気揚々と声をかけたら、「あ、キジハタっすね」と一蹴されたり。

(平田注:ほんとはアオハタですが、脳が麻痺するくらいの雨だった)

一つテンヤも少し挑戦しました

「何カサゴや・・・?」となりましたが、調べてみるとおそらくきっと多分、コクチフサカサゴ。

・・・

・・・

小坪港「椿丸」恒例のカップラーメンが五臓六腑に染み渡る。

食事は環境が最大のスパイスだなーと、改めて感じました。

・・・最終結果は、4人全員で6目8匹。いずれも小型。

かなりの苦戦丸でしたが、まあトライアルのようなタイラバでしたし、仕方ないですね。

で、帰港後に「大雨注意報云々」のアナウンス。当然ビショ濡れになった荷物やらを車に積んで、帰路につくわけです。

この日は僕以外に、2人同乗者がいたんです。

そのうちの1人は何故か着替えを持ってきておらず、さらに下着まで含めて全身ずぶ濡れ状態。

仕方なく使い捨てポンチョを着込んで助手席に座ることになりました。

ついでに、荷物が乗り切らないので、一部の荷物は助手席下と膝に乗せる状態で。

とまぁ、バタバタはしましたが、この日は特に問題もなく、都内に戻ったら雨は止んでおり「よかったっすねー」なんて言いながら解散しました。

車内から異臭襲来の巻

翌日、普段はリモートワークながら、その日はオフィスでなければ作業できない仕事があったため、出社しようとしたんですね。

基本は電車通勤なんですが、コロナ禍以降はちょこちょこ車を使っており、「今日は車でいくべ」と颯爽と運転席に乗り込む上月。

広島のBMWこと、マツダのアクセラに乗っています

で、ドアをバタンと閉めた直後に思ったわけですよ。

・・・・オイニーがゴイスー!

なんと表現したらいいのか難しいんですが、磯の香の悪い部分を煮詰めて濃縮した香水を車内にばら撒いたような、そんな匂いです。

「これは、1分も耐えられないな」と判断し、すぐに車から降りて、電車でオフィスへ向かうことにしました。

実は、これまでも同じようなことは何度かあったんですよ。

なので、この時も「まあ、いつも通りに対処すればどうにかなるっしょ」と甘く考え、深く気にはしないようにしていました。

さらに翌日、雨予報だったもののほとんど雨は降らなかったので、「いつも通りの対処」を実施することにしました。

その方法とは?

はい、「トランクの底シートを取り外して洗う」というものです。

これまでは、車内で異臭がしたとしても、この方法で全て解決できたんですね。

まあ、荷物のほとんどはトランクに積んでますし。

荷物からしたたる雑菌を含んだ水分が、床シートに染みて、時間が経って匂いを発すると。それも、かなり臭めの。

「今回はどんなもんかねー」とトランクのシートに顔を近づけクンクンしてみるとどうだ。

くっさ!!

吐き気をもよおす激臭がするわけです。

冷蔵庫にしまって、長らくほったからしにした生物を発見し、その封印を解いた時のことを思い出してください。

割とリアルに、そういう匂いがするんですねー。

というわけで、すぐに床シートを外し、庭へ運びだす。

床シートを取ったトランクはこんな感じ。

左後部座席の背面が少し汚れてますが、これは3人釣行時にシートを倒し、その上に荷物を置くことでできる汚れです。

ここも臭くなりそうなもんですが、あまり水を吸わない材質なのか、意外と匂いがしないんですね。

これは、庭に運び出した床シート。

これをどう洗うかなんですが、僕の手順は以下の通り。

  1. ざっくりと匂いが取れるまで、ホースで水道水を満遍なくかけ続ける
  2. バケツにハイターのうすめ液を作り、床シート前提に染み渡るよう満遍なくぶっかける
  3. 3-5分放置
  4. うすめ液が全て流れ出る(であろうと感じるところ)まで、ホースの水道水をかけ続ける
  5. 乾くまで天日干し

水捌けのいい材質でできてるのか、晴天の日中なら、2-3時間もあれば乾きます。

が、この時は天候がイマイチのため、乾くまでに2日かかりました。というか、途中で雨が降ったので再度水をかけたり・・・・

なにはともあれ、これで匂いに元をたったわけで、一安心と。

・・・そうなると思っていたんですが、そうは問屋が卸さないから、あえて記事にしようと思ったわけですね。

釣り由来のオイニーはそう簡単に消えない件

床シートを洗浄した日の夕方、車で出かける用事があったんですね。

取り外し後は、車内に籠もった匂いを換気するため、窓を少しだけ開けて放置しておきました。

が、それだけでは籠もった匂いが取れないので、運転時は窓全開で一気に換気すると。

これで、基本的に匂いは全部取れます。

・・・そう思っていた時期が、僕にもありました。

窓全開で運転してるのに、全然匂うんだなこれが。

確かに、オイニー率は4割減程度に抑え込まれているものの、確実に匂いを発している何かが車内にあるんですね。

どういうことだと。

帰宅後、すぐに確認したいところでしたが、夜間作業は虫さんの来襲率がとてもあがるので、一旦窓を少しだけ開けて、翌日確認することに。

さてさて、翌日。

車内をくまなくクンクンしていきます。

「近所の人に見られたら変質者と思われるだろうなー、それにしても臭いなー」思いつつ、クンクンしないと原因特定ができないので、警察犬になった気持ちでひたすらクンクンします。

結果わかったことは、以下4点。

  • 運転席のフロアマットが少しだけ匂う
  • 助手席のフロアマットが激臭
  • 助手席シートが若干匂う
  • 表面が布繊維の、取り外しができない部分がほのかに匂う

ちなみに、後部座席のフロアマットは無臭でした。

助手席は、使い捨てポンチョを着たとはいえびしょびしょのまま座った上に、びしょびしょの荷物も置いてたので、とんでもないことになっていたようです。

運転席・助手席のフロアマットの清掃

まず、フロアマット類を全て取り外し、トランクの床シートと同じように洗浄することに。

そもそも、掃除機かけないとなー

こちらが運転席のフロアマットを外した状態。

なお、僕は電動リールを躊躇なく使うんですが、車はMTに拘る絶滅危惧種なので、ペダルは3つあります。

こんな感じで、洗った後はトランク床シートと同じように庭で天日干し。

せっかくなんで、後部座席のフロアマットもまとめて洗ってみました。

助手席シートの清掃

さてさて、次は助手席シート。

僕の車のシートは、合皮と本革が混じった、洗浄がちょい面倒くさいシートなんですね。

表面の汚れを取るだけなら、軽く水拭きして乾いたタオルで拭けばいいんですが、ニオイはどうしたもんかなーと。

で、悩んでても仕方ないんで、とりあえずハイターをうすーく割った水を使って、タオルで拭いてみることに。

そのままだと体に悪そうなので、その後すぐに真水で拭きなおします。

するとなんということでしょう、匂いが綺麗にとれるじゃありませんか。(おすすめはしません)

布繊維の部分の清掃

最後に、表面が布繊維の部分。

そもそもどこかというと、フロアマットの下とか、まぁそのあたりですよ。

ここは、素人だと洗浄のしようがないので、こいつの出番です。

家庭用と何が違うのかは謎

車用ファブリーズ。

正直、これは匂いに対して気休め程度の効果しかないんですが、やらないよりはマシなので、車内中の該当箇所にしゅっしゅっしゅっしゅっしゅとふりかけます。

上記工程を全てやり終えた結果・・・

・・・

・・・

おぉ、、、遂にオイニーを克服したぞ!!

とはいえ、まだ安心できないので、また少し窓をあけて一晩寝かせることにしました。

おい、まだ匂うぞ

翌日、「もう大丈夫だろ、これでもまだ匂ったら、お手上げや・・・」と思いつつ、匂いチェックのために運転席へ乗り込む上月。

ピッ(鍵をあける)

ガチャ(ドアを開ける)

ストン(運転席に座る)

バタン(ドアを閉める)

・・・

・・・

・・・

Good Job !

95%は匂いを削減できた気がするぞ!!

残り5%、極微量はなんとなーく残ってる気もするけど、使っているうちになくなるだろう、きっとそうだろう、もう終了!!!

と、ドアをあけて運転席から降りようとした瞬間、僕の鼻はそれを見(嗅)逃しませんでした。

「・・・今、一瞬匂わなかった?」

すかさず、車内の足下を中心にクンクンしてみる。

うーん、匂わなシュランだなぁ。

よし、こういう時は再現テストだ。

同じ行動をとって、再度匂うか確かめてみようと。

というわけで、もう一度運転席から降りる動作を繰り返してみると・・・

うん、匂うな、やっぱり匂う。

具体的にいうと、顔が車内から外部へ出る瞬間に匂う。

ということは、その周辺に匂いが染みている場所があるはず。

クンクンクンクンクンクンクンクン

クンクンクンクンクンクンクンクン

クンクンクンクンクンクンクンクン

・・・見つけたぞ!

おまえか、犯人は!!

しられざる車釣行の盲点!SRSエアバッグ外装部

いや、どこだよと。

薄くて見づらいんですが、SRSと書かれている材質の部分全体です。

ここ、エアバッグが収納されてるとこなんですが、この周りから少し匂いがするんですね。

釣行後の水が染みるような場所ではないので、どうも釣行翌日に1日寝かせた結果、この部分に匂いが少し染み込んだようです。

「ニオイを吸い込んでは吐き出している」ってやつです。

なんの材質かわからないんですが、こういう部分に匂いが染み込むと思っていなかったので盲点でした。

というわけで、ここを水拭きしてみると・・・

お、すぐに匂いが取れた。

よしよし、これでもう大丈夫だろう。

ついに平穏なドライブライフが戻ってきた

翌々日、車を出す用事があったので車内に乗り込んでみると、97%の匂いは削減されていました。

残り3%は、ほぼ気にならないレベル。

いずれ消えていくでしょう、きっと。

というわけで、上月に平穏なドライブライフが戻ってきましたとさ。

こういう作業って、車を持ってる限りは仕方ない部分もあると思うんですが、今回はさすがにしんどかったなーと。

なので、次回ずぶ濡れ釣行の際には、以下を気をつけてみようと省みました。

  • 荷物の下にはビニールを敷くなどして、車内への染み込みを防止する
  • ずぶ濡れで着替えを持ってきてない人を乗せない
  • ずぶ濡れで着替えを持ってきてない人を乗せない
  • ずぶ濡れで着替えを持ってきてない人を乗せない
  • ずぶ濡れで着替えを持ってきてない人を乗せない

・・・うーん、そんなとこですかねー。

ではでは、こんなしょーもない話を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

上月@sakana10bike

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