マイペースにゆるゆる進んでいる、ジャパンフィッシングショー2018横浜で取材した内容の公開ですが、
今回はダイワのSaqSasスイベルがすごいよーという話です。
SaqSas(サクサス)スイベルについて
出典:http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/d_swivel/index.html
SaqSas(サクサス)フックといえば、ダイワが生んだ優れた貫通性能をもった釣り鈎ですが、金属加工をしたあとにフッ素加工されているため摩擦抵抗が少なくなっているというところがポイントですね。
出典:http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/d_swivel/index.html
SaqSasスイベルは同様のフッ素加工をスイベル内部の回転部分におこなったもので、驚異の回転力を実現しています。
ここで会場で撮影した動画をみてください(ノイズがおおいですねw)
左がSaqSasスイベルで、右が従来品です。
SaqSasスイベルを上部につけてある樹脂プレートは、あまり回転していないのがわかるかと思います(スイベル自体がスムーズに回転するため)。
ここでスイベル下に錘をつけた場合は錘部分がかなりスムーズに回転します。
ダイワのスタッフにお聞きした内容は以下の通り。
「ボールベアリングをつかったスイベルは回転力は高いが、高価」
「SaqSasスイベルはボールベアリングを使ったものより回転力は劣るが、従来品のスイベルより回転力が高く安価(従来品よりわずかに高)」
「スイベルの回転部分にフッ素加工をしているため、摩擦係数が減り回転力が高い」
「スムーズな回転は利用してから1時間程度続く。1時間たった後は従来品と同様の回転になる」
なるほど。
個人的には一番最後の効果が1時間程度というのが気になります。ダイワスタッフのお話の通りであれば、回転しやすい仕掛けの場合、1時間に1回程度スナップの交換が必要なわけです。
製品自体の効果を実感するためには、1日の釣りで1袋をつかうことになりそうですね。とはいっても300円前後なので安いのですけどね。
- フッ素コーティングにより通常メッキスイベルより約6倍回転力がアップ
- 回転によるスイベルの摩耗の耐久性も約3.5倍にアップ
- スイベル単体とインタースナップ付スイベルをラインナップ
- お買い得なお徳用もご用意
出典:http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/d_swivel/index.html
ダイワのサイトでは約6倍の回転力ですね。
SaqSas(サクサス)スイベルが効果的な釣りとは?
エサ釣りでもルアー釣りでも、仕掛けが回転することにより以下のようなことがおきるかと思います。
- ハリスがらみにより警戒心があがり魚が食う確率が下がる
- ハリスのよれでハリス強度が劣化してしまう
- ハリスがらみによりライントラブルが多くなって結果的に釣りをする時間が少なくなる→釣れなくなる
こうしたことが気になる場合、サクサススイベルを利用してみると効果がでそうですね。
スピナーやスプーンやメタルジグなどのように回転しラインがよれやすい釣りにもよいですし、船釣りで道糸のPEラインから天秤などをつなぐ部分に利用したり、手製仕掛けをつくる際に利用してもよさそう。
近年人気の船の胴付きカワハギ釣りでも、飾りをつけると胴付きの錘部分をはじめかなり回転してヨレが生じるので活用できそうです。
アイテムは、ローリングスイベルと、インタースナップ付きローリングスイベルの2種類。エリアトラウトなどに使う場合は最小サイズでもやや大きいいかもしれませんね。
豊富なラインナップ。今年は様々な釣りでSaqSasスイベルを利用する釣り人が増えそうな予感がしています。
4月発売とのことで楽しみですね。