ORETSURIでは釣りの『外道』について愛をこめてあえて『貴殿たち』もしくは『貴殿』と呼ぶようにしています。
釣果をツイートするときは『#貴殿でしたか』をつけると、全国の貴殿愛好家がいろいろ反応してくれます。
さて、今夜もどんな貴殿がまっているのでしょうかね。
ホントはアナゴを釣りたいんですが。
タチウオの切り身をナンプラーで和える
「だいたい餌の準備からはじまる記事は釣れていないんじゃないだろうか」
そう思ったあなた。ものごとをうがって三杉君かもしれません。
アナゴ釣りではサンマの切り身が至上と決まっているんですが、冷凍サンマを切らしていまして、であればタチウオを使おうとおもったんですが、タチウオはどうしても集魚力に欠けるんですよね。
なので、ナンプラーをつかって集魚力をUPしました。
サクにして冷凍しておいたのをすぱすぱ切り分けるときれいに切れます。
食い込みを考えると筋肉部分はもう少し削いだほうがよいかも。
これを密閉できるジップロックスクリューロックにいれる。
以前別記事で紹介しましたが、この容器は汁などが漏れないので、アサリやらの持ち運びにも便利ですよ。
頻繁に釣行する人なら、あまったイソメも保管しやすい。
それにしても、てんこもりだなー。
そんでもってナンプラー。
賞味期限が短め(といっても1年ぐらい)なので、アジアの台所・アメ横センタービル地下で300円ぐらいだったような。
これをびゃーびゃー注ぎます。びゃーびゃー。
いやはや発酵したイワシのニオイがぷんぷんです。
でもって、ふたをしっかりしめてふります。
ファサファサ。
念のため、かたむけてふって、臭汁がもれないか確認。
備えあれば患いなし。
とはいえ、この容器も無敵ではないので、持ち運び中にできるだけ横にならないように配慮しましょう。
サブ餌として、小野万の塩辛。
いろいろまぜものがしてあるがこのケミカルなうまみがいい。
だいたいスーパーで大容量で一番やすいので、釣り師は小野万を選ぶべきです。
野島公園駅へ颯爽と到着
バイクで野島公園駅へ到着。電車の方は、金沢八景から一駅なんですが、時間があれば歩いて20分程度。
ここで駅前のファミマへ。
なぜファミマに来たか?早く釣れと。
ちょっと落ち着いてください。
そうです腹ごしらえです。
古来より、腹が減っては戦ができぬと申しますからなー。
・・・
ちょ。イソメ買ってるやつがここにいるぞ!
日和ったか。平成最後の小早川とは俺のことだ。
いやはや、ぶっこみ釣りをしつつ、イソメでハゼを釣ろうとおもったんです。ボウズ逃れってやつですよ。
野島公園前のファミマにはイソメとジャリメが売っているんですが、レジで声掛けしないと買えません。そして外からイソメ用冷蔵庫がないので、売ってないかもと思っちゃったりするんですがしっかりあります。
エロ本を買う中学生並にドキドキしながら、アルバイトの青年氏に、
「あ、あれ、釣り餌ってありましたよねー?」と聞いたところ、
「ありますよ。イソメとジャリメがあります」とのこと。
この答え方手慣れてるなー、釣り人がたくさん買っていくんだろうなー。むしろだから在庫があるんだろうけど。
あとは、なんとなくハムカツサンドと山賊焼きが食べたくなったので、頬張りつつ、釣り場へ。
ぼちぼち釣りはじめる
橋が近いので橋のほうに投げるのはやめましょうね。
こちら。
いつも八景から釣り船にのって通る水路ですね。
牡蠣殻エリアがところどころありながらも砂泥底。
準備よーし。
どぼん。
・・・
・・・
・・・
リリン♪
む!
あ、貴殿でしたか(セイゴ)
水面直下をいったりきたりしているのはメバルだけでなくやはりあなたもいたんですね。
一旦リリース。
このあと2匹ほどセイゴ氏が登場。
うーむシブい。
そろそろアナゴ陣営からの第一陣が来てもよいはずなんだけど。
・・・
ちょっと飽きたので、簡易胴付き仕掛けを水面に放置してメバルを釣ることに。
潮が左から右の平潟湾側にながれていき・・・
・・・
ゆっくりしかけを潮の速さで水面直下を流していきます。
ウキ釣りの準備がめんどくさいのでね。
・・・
すーい
すーい。
・・・
ククク。
お。
小型のメバルですね。
このあたりの常夜灯下のプランクトンに群れているのはこのサイズのメバルです。
メバリングでも一応釣れるサイズ。
大型の個体もいるとはおもうんですが、へチの影などに隠れているんでしょうね。きっと食べている餌が違うんでしょう。
アオリイカの幼体が。
・・・
・・・
・・・
と、
一番右にセットした竿の鈴が少しなったかと思うと、リールのドラグが一気に鳴くという事案が発生!
ギーーーーーーーーーーーーーーー!!
まさか。
デカアナゴか。
もしくはクロアナゴか。
引きは重いながらも、やけに横に走るなー。フッコかなこれ。
エイの引きじゃないよな。
フッコだろうなこれ。
一応ポンピングしたら巻けるしね。
それにしてもエラ洗いしないね。
ね。
ね。
ね。
ね。
ね。
・・・
ぬぺー。
ばほらばほら。
あ、
「ブリッジ!」
貴殿でしたか(アカエイ)
どうやら少年から青年クラスだったようで、大型とはことなるスプリンター的な引きをしたようです。
若いからかおなかが白くてとっても綺麗なアカエイでした。
どうしよう。
このサイズだったら持って帰って食べようかなー、
でもアナゴ狙いだしなー。
ということでリリース。
アカエイ氏は、ばほらばほら。と夜の水路の底へ潜っていきました。
え?
アナゴの話ですか?
あーアレですね。
まー落ち着いてください。また今度仕留めるんで、それまでにORETSURIのページを1日200ページ読んで待っておいていただければと思います。
いやなんというか鈴の音が聞けて良かったです。
ではでは。
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福浦・八景島・野島界隈は足場が高いので5~6mのタモがあると便利。とくに干潮時の福浦は長柄が必要です。