春うらら。だんだん暖かくなり、釣りもどんどん盛んになってく時期になりましたね。
東京湾で春の代表的な船釣りといえば、活きたモエビを使って釣る「エビメバル」がありますね。
また、これからサイマキ(クルマエビの子供)やハゼといった活き餌を使った「マゴチ」も徐々に始まってきます。
これらの釣りに共通することは、「活き餌を使うこと」です。
活き餌って何かと気を遣います。
エビメバルで使うモエビはバケツに入れていると船が揺れてバケツがひっくり返ったり、エビが跳ねたりしていなくなったり。
マゴチで使うサイマキも魚と一緒に入れておくと弱ったり、炎天下の熱によって弱ったり。
そうなると、たびたび使う前に追加購入することに。苦労しますよね。
そんなあなたに朗報です。
手軽に活かせて、持ち運べる素敵アイテムを紹介します!
MEIHO「活きエサBAG」が便利すぎる!
今回紹介するのはMEIHO「活きエサBAG小」です。
エサを短時間活かすだけならバケツでも大丈夫ですが、このアイテムはさらに活き餌を「元気に保てる」効果が期待できます。
細かく見てみましょう。
内容物は本体とネットと肩掛け紐。
エアレーションは別売りです。
天井蓋は四角い小窓と丸い窓、ネットがフィットしそうな溝、エアレーションを固定するためのバンド(プラスチック製)が設置されています。
また、この天井蓋自体も取り外し可能です。付属のネットは天井蓋の溝に入れるには長すぎてフィットしませんでした。
ネットをこのように四角い小窓を開き、ひっかけておくことも可能。
丸い小窓を開けるとカップ状のケースが入っており、その中に氷を入れることで容器内の水温上昇を抑えることができます。
天井蓋にエアレーションをセットしてみました。
固定バンドがプラスチック製で、かつ固定方法もそこまでしっかりしていないのでずれやすいですが、持ち運ばないでおいておくだけなら十分使えます。
落下等が気になる方は横にエアレーションをひっかける溝があるので、そこに固定することもできます。
固定する際はひっかけるパーツの形状や大きさをよく見てから購入しましょう。
エアレーションはこの穴にチューブをさすことにより、下のストーンから空気が出ます。
実際に「活きエサBAG」を使ってみた
今回は手漕ぎボートにて使用してみました。
前日にイソスジエビ類をとってメバルでも狙う予定であったのです。
エビのサイズが小さいながらもちょっとだけ確保。
ちなみに「ざる籠」も取り外しできます。
エアレーションもあり、氷を入れれば多少熱くなっても対応可能です。
このまま2~3日は活かせそうです。
泳がせ釣り用にアジを入れてみました。
小窓から取り出すには少々窮屈。
エアレーションのおかげで、イソスジエビもアジも終日元気のまま使えました。
……まあこの日は釣れなかったんですけどね。
手元に置け、場所も取らない便利さ
バケツが複数あると何かと邪魔になりますよね
泳がせ釣りや活きエサを用いる釣りは、エサ用と自分で食べる用のバケツを2つ用意すると場所を取り、足元が狭くなったりしますよね。
バケツを一つにすると、釣った魚が暴れてエサが弱ってしまうことも。
またマゴチ釣りの際に自分で釣ったハゼを使用したくなった時、運搬に結構な苦労を要しますよね。
エビメバルでは、淡水産のモエビを使います。
いつの間にか海水が混じり弱るのが早くなったり、日光で温められて死んでしまうこともよくありますよね。
こういった活餌の鮮度問題を解決するのがこの活きエサBAGなのです。
本体の値段は2,000円ちょっとというお買い得商品。
岸釣りでも魚を生かしたり、餌の管理に使えますね。
チヌ釣りのカニを入れたり、弱りやすいイワシをキープしたり。
これから泳がせや活き餌のハイシーズンです。
ぜひチェックしてみてください。
関連アイテム
▼ポンプ付きは結構なお値段。別売のを買ったほうが安いですね。私は上州屋で売っていた1,000円前後のものを使用してます。
▼アジ用には同じくMEIHOからアジカンサイクロンが販売されていて人気です。
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