多摩川ウェーディングシーバス、念願のランカーと出会う!

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~この記事は約 8 分で読めます~

こんにちは!TSURiTAKU62です。

多摩川でウェーディングシーバスをはじめて約1年、目標だったランカーを釣ることができました。

目次

好調の多摩川大橋付近へ

ゴールデンウィークのある日、スマホを取り出しタイドグラフを確認すると、大潮最終日。

しかも月は出ないようで・・・

なんとなくだけど今日は釣れそうだなぁ。

明日の仕事は昼からということで、タイミングもばっちり。

この予感は絶対当たる。むしろこの感覚を信じるのが釣りなんだ。

帰宅中の電車で、どこのポイントに入るかを練ります。

昨夜は雨が降っていたので上流側がよさそうな気がする・・・

春の大潮最終日で、夜はそこまで水位が下がらないはず・・・

ということで、多摩川大橋付近に行こう!!

空いてたら橋の明暗を狙い、先行者がいたら少し下がったシャローにいくプラン。

2週間前にいいサイズのシーバスを釣ることが出来て、「釣れる」という思い込みもいい感じに残っています。

2週間前に釣ったシーバス 68㎝ ヒットルアー:ナレージ65

上げ潮5分ぐらいまでやって帰っても、3時間は寝れるから何とかなる!

多摩川大橋付近のポイント到着!今日の状況は!?

日付が変わった0時頃、ポイントに到着です。

だれもが狙うメジャーポイントで、いつもは先行者がいるのですが、平日前日のためか、誰もいません。

足跡もないため人的プレッシャーも薄そうで、前日の雨の影響か若干の濁りぎみ。

干潮間際ですが、流れも多少発生しています。

入水したあたりでベイトは目視できないのですが、流れのゆるいところに小魚の波紋を確認。

そのまま橋脚から少しずれ、明暗をアップから斜めに通せる立ち位置にエントリーします。

さて、先発ルアーは何にしよう・・・

表層から探っていきたいので、最近お気に入りのBANQ82sをセッティング。

カラーは、白!

POP SEA CREW BANQ82s

アップクロスにキャストし、着水後すぐに巻きはじめ表層を誘います。

流れに入り、手元につたわる感触が変わったら軽いトゥイッチ。

前回の釣行でみつけた、反転流が発生するスリットの上にルアーと通してみます。

1回でだめなら違う角度からアプローチし、流れに乗せてスリットの上にもっていく。

開始から30分。

ほんの少し水位が上がったかな、そう思ったときに急に大きな水圧を感じたのです。

反転流に入ったかな・・・

その場で2回ほどトゥイッチを入れると、、

ぐーーーーーーーん!

と、しなるロッド。

立てすぎてしまったので、早めにリールを2巻きし、ラインテンションを張った状態でフッキング!!

竿を立ててしまったからか、フッキングの勢いで水面に飛びあがるシーバス。

よっしゃ!

いいサイズの魚が確認できた。

流れにのり、下流側に走っていきます。

サイズが良いからか、流れに同調されるとかなり重く感じます。

動きも止まったので寄せていこうと思っていると、ジ、ジ、ジーーーー!

ドラグ音とともに、20m先で急に方向転換し、岸側のテトラに突っ込んでいくではないか!

やばい、テトラに入られたら切れる!

魚を浮かさなきゃ。

ドラグを締めて無理やり気味にリフトし、テトラの隙間を通してずり上げます。

ナイスファイトしてくれたシーバス!

シーバス 66㎝ ヒットルアー:BANQ62s

狙った場所で、狙ったアクションで釣れ、満足できる1本!

開始30分で釣れた安堵感ってありますよね!

1匹釣ったし次はもっと攻めてみようとかチャレンジ精神が出てきますよね。

15分ほどキャストしないで場を休ませてから再開しました。

このタイミングではもう1匹同じぐらいのサイズが出せたらよいな~ぐらいに思っていました。

予想的中!渾身のフッキング!

1匹目を釣ってから30分ほど経ち、水位も上がり流れも徐々に出てきました。

BANQ82sを投げ続けていましたが、表層に小魚の波紋がなくなったのと、魚のサイズにあわせてシルエットを大きくするためブレード系のシャロースピン74に変更。

DAIWA シャロースピン74

キャスト後、5秒カウントダウン。

中層を攻めてみます。

流れがあるので、先ほどよりも早くもなく遅くもない巻きスピードで狙ったコースを泳がせます。

大体1.2秒にハンドル1回転ぐらい。

釣れそうだな~!

なんて期待を感じながらキャストを続けていく。

反応がないので、いったん水面確認タイム。

水位が上がり、流れも変わっています。

ここで、橋脚を挟んで手前側と奥側に2つのヨレを発見。

シャロースピン74だと奥側のヨレまで届きそうなのでフルキャスト!

狙ってたヨレをこえて着水。

ヨレの流したい場所をトレースできるようにラインを流していく。

カウントダウン6秒。

いい感じにラインが流せた!

テンポよく軽いアクションを入れながらルアーを泳がす。

ルアーに水流を感じる・・・

来そうな感じがする。

そう信じて、一定のスピードでリールを巻く。

・・・

・・・

・・・

奥側のヨレを抜けた瞬間。

ガツン!!

糸が流れに張っていたのでバイトが明確にありました!!

オリャーーーーーーー!

竿を横に振り渾身のフッキング!タイミングばっちり!

一気に弧を描くロッド!

しかし、ロッドの位置が変わらない。

魚を掛けた時にフッキングがきまった後って少しだけロッドをリフトして巻きはじめるじゃないですか?(俺だけかな・・・)

あ、あれ!?

これはなんだ?根がかりか?エイ?

うまく言えないですが、まったくロッドが動かず時間が止まったって感じでした。

実際は0.5秒ぐらいだと思いますが、体感は5秒ぐらい時空を彷徨っていました。

ジャーーーーーーーーーーーーーーーー!

シーバス釣りでは聞いたことがないようなドラグ音!

これ魚じゃん!

しかもでかいぞ!

全然止まらず8秒ぐらい走り続けます。

「落ち着け」と何度も繰り返しながらファイト開始!

40mぐらい先でヒットしたこともあり、流心にのられて15mぐらいドラグを出されている状態。

最初は鯉かと思いましたが、手元につたわる感触は確実にシーバス。

だけど、エラ洗いはなく、全然浮いてこないんです。

ボトムから離れないように泳いでいるのか・・・

昔、親父の釣り仲間に「でかいシーバスはエラあらいをしないことが多いよ」と聞いたことを思い出し、ランカークラスかもと思いながらやりとりします。

ラインテンションを抜かないよう、ロッドを上下にポンピング気味に巻く。

頑張って寄せてきますが、流れが強いところに入ると下流側に一気に走り、巻いた分がチャラになります。

5分ぐらい経過したところで、不安要素が脳裏にでてきます・・・

「PEラインは擦れてないか?」

「ノットはゆるんでないなかな?」

「フックは大丈夫かな?」

「ラインは先週交換したばっかり!」

「さっきの魚釣ったとき、ノットはやりなおしている!」

「使ってるルアーは今日おろしたての新品だ!」

そう、準備は万全なんだ!

不安要素は俺のテクニックだけだ!

しっかりやろう。

一巻き、一巻きを慎重にこなし、徐々に寄せてきます。

このとき、下流側に走られていて、ラインが岸と平行。

これでは、テトラ側に入られたら切られそう!

残り10mまで寄せたところで、魚も最後の粘りを出し、テトラに突っ込もうとします。

一か八か、指ドラグで無理やりドラグを止めてリフトします。

※指ドラグ:人差し指でスプールを直に抑えてドラグを出さないようにすること

その瞬間、力尽きたのか、やっと浮いてくる感じが・・・!

ゆっくりですが、素直に寄ってきたのでヘッドライトをつけて背中からネットを外します。

水中から銀色の影がゆらゆら上がってきます!

「デカイ!!」

思わず声が出ました。

ランディングネットを持つ手が震えているのがわかります。

3m手前で完全に浮きました。

頭からネットイン!

ネットの中に入った瞬間に外れるフック・・・

「あぶねーーー!」

ファイト時間は10分前後かかったようです。

ネットに入った明らかにランカーサイズのシーバスをみて初めて喜びをかみしめます。

相変わらず左手はブルブル・・・

ネットインの状態で少し水中に入れて回復させます。

その間にメジャーを用意して、

フィッシュグリップに持ち替えます。

サイズを測ってみると、、、、、

84㎝!!

シーバス 84㎝ ヒットルアー:シャロースピン74

よっしゃー!!!!!!!!

釣りを復活して約1年。

目標だったランカーをゲットしました!

めちゃくちゃうれしいです!

しかも、銀ピカ、ヒレピンのめちゃくちゃコンディションのいい魚!

かっこいい!

魚と一緒に撮影したいけど、人がいない。

タイマーで撮ってもいいけど、こんなコンディションいい魚が弱ったらいやだなと思い諦めます・・・

(つ、釣り友が欲しいぜ!)

写真を撮り、魚の処置をします。

水の中にいるともっとかっこよく見えるな~!

ウェーディングは魚との距離がめちゃ近いのが魅力なんですよね

シーバスはランカーになるまで10年かかると言われているけど、こんなに綺麗な体で大きくなれたコイツは優秀なやつなんだなぁ。

と、元気になったのでリリース。

無事に帰っていき一安心です。

魚をかけてから、リリースまで20分ぐらいの時間でしたが、忘れられない時間になりました!

目標だった多摩川のランカーシーバスを釣って

なんか、今日は釣れそうだなぁ!

その予想が的中したことや、狙ったヨレやレンジでランカーを掛けたことはかなり自信になりました。

でも、この自信も簡単にポキッとされるのが釣りのいいところですね。

いつでも謙虚でいないといけないですね!

あの日から、何度も写真を見返してはニヤニヤしています。

今回、何より忘れられない魚と出会えたことが良かったです。

シーズンは始まったばかりなので、またでかい魚に出会えるように頑張ります!

タクミ@TSURiTAKU62

当日のタックル

ロッド:DAIWA LATEO  96ML・K
リール:DAIWA 23 LEXA LT3000S CHX
ライン・リーダー:Seaguar R18 完全シーバスステルス1号VARIVAS ショックリーダー VEP 20lb
ルアー:BANQ82sシャロースピン74ナレージ65

ORETSURIフィールドレポーターについて

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