島国日本。わたしたちの国を昼夜問わず護ってくれている自衛隊は、主に対中国や対北朝鮮を想定に訓練をしているといいます。
自衛隊のサバイバルキットには釣り道具が入っている
そんな自衛隊のサバイバルキットには釣り道具が入っているのをご存知でしょうか。
その中には、救命ボート・海水脱塩キット・釣り道具や方位磁針にもなるサバイバルナイフ・ビスケットの様な非常食・発煙筒(煙が出る昼用と光の出る夜用)・救命無線機・修理用工具・水につけて発熱するカイロなど多くのアイテムが含まれている。
出典:航空自衛隊
こちらは航空自衛隊のものですが、どうやらナイフセットの中に組み立て式釣り具が含まれているようですね。
出典:航空自衛隊
陸上自衛隊のものはWEB上で見当たりませんでしたが、わたしが持っている米軍サバイバル・マニュアルという書籍には、陸自のサバイバルキットに釣り針と釣り糸が含まれている写真が掲載されていました。
ゲリラ戦やその他サバイバルシーンを想定されている?
たとえば海や空の防御ラインが破られ、敵兵が国土に侵入するというステージになった場合、我々が普段分け入らない山岳地帯を含めたゲリラ戦状態になることが想定されます。
サバイバル活動が必要になったときは、まずシェルターや水源の確保をしますが、同時に携行している食料が尽きてしまった場合。たんぱく源の確保という点で、世界的に釣りは海水・淡水ともにリスクを減らしつつ比較的容易に獲物を獲得できる手段です。
たんぱく質を確保するという点では、その他の野生動物を獲るということも考えられますが、罠の製作が必要であったり、比較的獲物の動作が速かったりし、捕獲難易度は釣りより高いはずです。
その点、釣りであれば、海にしろ川にしろ、確保する母集団も多く、魚がそこにいるというのを視覚的に捉えて作戦にうつすことも可能です。
釣り道具はゲリラ戦の装備に向いている
ゲリラ戦では、大がかりな装備をもつことはマイナスポイントです。そのなかで釣り具というの最小の装備にしておけば比較的携帯しやすいものなのかもしれません。
釣り竿とリールとクーラーボックスなんて不要です(‘ω’)
極端な話、釣りは、釣り針とラインさえあれば成り立ちます。小石やボタンや沈む木切れやその辺のゴミからめぼしいものをオモリにし、エサはミミズをほったり、虫を捕まえたり。
はたまた餌がなくても金属片や色のついた繊維で疑似餌を作ったりすれば、日本であれば鯉科の魚やマスやブラックバス・ブルーギルの手釣りもできますね。
あとはどこにでもある木や竹を竿にすればさらに応用が利きます。さらにナイフで水に浮く性質のある木を削ればウキが作れ、釣れる魚の幅も広がりそうです。
日本の国土は幸いなことに海に囲まれ、多数の川、湖沼を有しています。ということで、釣りは、サバイバルスキルに必須なものと考えてもよさそうです。
そう、釣りを趣味にしているということは、そうでない人と比べて、
最後まで生き残る可能性が、
高いということなんです(`・ω・´)
よかったですね!