寒い季節に釣りをしていると体力が消耗するという話を先日しました。
そのときはサーモスに甘いコーヒーを入れていけばOKとかお茶を濁したものの、おいちょっとまてよ、ORETSURI読者のなかには、「腹が減っていたら戦もできない」とおもった人もいるはずです。
それもそうですねっていうわけで、この記事では最近食べたカップラーメン×釣りというテーマで語ってみます。ええわかってますよ。強引ってことぐらい。どんとこい。
釣行やアウトドアに求められるカップラーメンのスペック
どうですか。なにこの真面目そうなタイトル。要はですね、野外で食べるカップラーメンなんてのはなんでもうまいんですよ。が、野外カップラーメンを極めるためには、アウトドアに求められるスペックを考えてみようというコーナーです。
<本邦初公開、釣行やアウトドアに求められるカップラーメンのスペックとは?>
- なにより旨い!
- 少ない湯で作れる!
- 堅牢なパッケージである!
はい、この3つを覚えておいてください。
え?まー落ち着いてください。今からそれぞれしっかり解説していきますので。
なにより旨い
野外で食べたらなんでも旨いという点に甘んじているカップラーメンは、今時入社した会社で一生働けると思い込んでいる新卒社員ぐらいに甘いです。アウトドアでも安定した旨さ、また食べたくなる味ではないと、今時の野外カップラーメンは許されません。
スーパーやコンビニにいって改めて見てください。カップラーメン業界を見渡すに、惰性でつくられた商品も多いわけです。食品メーカーの企画社員が居眠りしながらやっつけで作って、ひま部長が早く帰りたいのと、今期は新商品を●本出す!みたいなクソ目標の帳尻合わせをするために、適当に商品化にゴーサインを出したものもあったりするはずです。
少ない湯で作れる!
これは外せない。腹が減ってジェットボイルなどで、速攻に湯を沸かすときに大量の湯を消費する駄麺を目にすることがあります。○○カップ特盛!みたいなバカのひとつ覚えで物量で力押しをしてくる手合いがそうです。
野外では水もガスも貴重です。なので、できるだけ少量の水やガスで食べられるという点。これは基本といってもいいでしょう。だいたい、○○カップ特盛!みたいなやつはバカみたいにかさばるんです。どんだけかと。水も燃料もたくさん消費するのにかさばるって、どんだけかと。まるでお荷物社員みたいなもんです。
堅牢なパッケージである!
はい、これです。想像してみてください。磯歩きで軟弱なパッケージでカップラーメンを持ち歩いていたら、磯に器が削れて湯がもれてしまうじゃないですか。え?想像できないって?まーそうなんですが、アウトドアではできるかぎり堅牢なパッケージが望ましいなと思います。リュックにつめるにしろ変形して、湯を入れたら湯がもれてきたとかたまったもんじゃありません。
マルちゃんのクッタが本気
先日、マルちゃんのクッタというカップラーメンがラインナップからするとカップヌードルにガチンコであててきやがるということに気づいて、買って食べてみたんです。
そしたらですね、先ほどのアウトドアカップラーメン3原則をすべてクリアしていたんです。
- なにより旨い!
- 少ない湯で作れる!
- 堅牢なパッケージである!
パッケージは堅牢なプラスチック製。リュックの中につめてもダイジョブそうです。
湯を入れてみる。めんの量が60gとカップヌードルと同様で290mlの湯でふやかせます。○○カップ特盛!とは大違いです。
偽かまぼこ類と乾燥蛸?イカ?ふわたまとネギという具材。心なしかカップヌードルより具の量が多い気がします。全体の味はカップヌードルシーフード味を25,000回くらい試食してつくりあげた感がある、極めて総合力の高い味がします。甲乙つけがたい。
で、極めつけは食べ終わった器です。この素材がブルガリアヨーグルトの容器みたいにプラスチックなため、堅牢なわけです。
これ、釣具にいかせないだろうか。満腹な頭で考えてみました・・・
あ、
アミコマセを入れる器や鮒釣りの練り餌をまぜるのにつかえそうだ。
どうでしょう。みなさん、満場一致で、次に釣りにいくときはクッタをもっていく気になりましたね。
わたしからは以上です。
※クッタの公式Twitterの方とやりとりしていたら以下のコメントがありました^^いろんな想いがあるもんですね。
「どんなシーンでも、QTTAを楽しんでいただきたい!という想いから生まれたパッケージなのです。」