全面解禁直後!外房・大原ヒラメ釣行記@あままさ丸

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ヒラメ
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~この記事は約 12 分で読めます~

ORETSURIをご覧のみなさんはじめまして。上月と申します。

杉並区在住で、ライトタックルの船釣りを中心に釣りを楽しんでいる昭和生まれのアラサー男です。

幼少期からたまに釣りはしていましたが、2016年に大流行したポケモンGOをきっかけに釣りにハマりだしました。

「スマホでシステム上にいる食えもしないモンスター捕まえるより、魚を釣った方が楽しいじゃん」的な発想ですね。

あまり理解されませんが、狩猟本能を刺激された感じです。

それ以来、防波堤釣りや管釣りに通い出し、ここ3年は船釣りばかりしています。

釣りって、本当におもしろい遊びだと思うんですが、身近にやっている人がいないと、すごくハードルが高いんですよね。

ネットでひたすら情報を集めて準備したものの、実態はエリアや船によって全然違ったり。

船のお作法的なものがわからず、遊びなのにちょっとストレスが溜まったりもしていました。ちなみに、いまも初めての船にいく時は緊張しますよ。

なので、「釣りに少し興味はあるけど一歩踏み出せていない人」や、釣りはやっているけど「もっと幅を広げたい」と思っている人が、先に進み出すきっかけを作れれば嬉しいなと思っています。

さて、今回の初寄稿。

10月から全面解禁になった外房・大原港出船のヒラメ泳がせ釣りの話です。

生きたイワシに針をつけて、海底付近のヒラメを狙うそこそこ贅沢な釣り。今回が3回目のヒラメ釣行なんですが、初回ボウズ(船中1枚…)、2回目2枚と、ぐぬぬな釣果でした。

目次

仕掛け作りへのこだわりはないけれど

僕は仕掛けに大したポリシーは持っていません。

なので、仕掛けを量販店や船宿で購入することに抵抗がないです。お財布は抵抗しますけど。

ただ、交換が頻繁なものはコスト面の理由で、シンプルなものは釣りのワクワク感を高めるために、できるだけ自作するようにしています。

ヒラメの泳がせ釣りって、仕掛けがとてもシンプルなんですね。所謂「胴突き仕掛け」ってやつです。

なので、いっちょ自分で作ってやろうと。

それでダメだったら、素直に船で購入すればいいですし。

というわけで準備しました。

大原でライトタックルの場合、親子サルカンから錘用のステイトを垂らし、横に枝スを結びます。

出典:あままさ丸

ハリスは船によって推奨号数が違うのですが、今回乗る「あままさ丸」ではフロロ6号以上を推奨しているので、愚直に従います。

針は丸セイゴがメジャーだと思いますが、今回はオーナーの鰯ヒラメにしてみました。「なんとなく貫通力ありそうだな」っていう完全なフィーリングです。

なお、仕掛けの長さは、船や人によって微妙に違っていたりするんですが、今回は、枝ス80cm、孫ばり15センチ前後、ステイト50cmとしました。

ステイトは、船の上でもさっと作れてしまうので、当日の状況次第で臨機応変に長さを変えていく作戦です。

針の結びについては、僕は手先がとても不器用で普通にやるとすごく時間が掛かってしまうので、ダイワの「速攻 針結び器 」を使って結んでいきます。

これ使うと、「ウィーン、ガチャ」って音をたてながら、めっちゃ早く結べるんですよ。とても便利。

なお、子供の手が届くところに置いておくと、電池がなくなるまでひたすら「ウィーン、ガチャ」「ウィーン、ガチャ」「ウィーン、ガチャ」ってな具合に繰り返すんで気をつけてください。

孫バリは、親バリの結び目から飛び出させた糸に巻いていきます。

こっちは針結び機を使えないんですが、管付きなので僕はユニノットで結んでしまいます。

補足すると、糸の結び目以外、仕掛けは全てユニノットで結びました。もっと正確にいうと、ユニノット以外基本使いませんし、結べません。

錘のステイトは、フロロ3号にしました。

そして、できた仕掛けがこちら。

白いデスクで撮影したのでえ、見辛いですね・・・

まあ、正直あまりいい出来ではないです。

でも、僕の中の『ローラ』が「ま、いっか!」って言ってくれたのでオールオッケーです。

仕事でも釣りでも、『ローラ感』は大事だと思っているので、思い詰めやすい人は、たまに『ローラ』を思い出してみるとよいと思います。

で、これを段ボールの切れっ端にしまっていきます。こんな感じ。

ヒラメのように短めのしかけや、天秤タチウオのようなシンプルな仕掛けの場合、このように段ボールに巻きつけるが便利なのでおすすめです。

Amazon段ボールの有効活用にもなりますね。

ステイトを結びつけた完成仕掛けを2組、泳がせ部分だけを4組、ステイトだけを2組作って、準備は万端!!

まだ暗い時間帯から大原の朝は始まる

あままさ丸は、船宿業界では珍しく、電話予約の時点で席の確保までしてくれるんです。

なので、早めにいってボードに名前かいたり、クーラーを置きにいったり等の手間がありません。優しい。

大原港の午前船は朝早く、10月は4:20分集合。

車で少し早めについたので、車内で休憩し、4:00に船へ向かいました。

気持ちはまだ夏だったので、短パンにTシャツだったんですが、気温計みたら15℃でフツーに寒かったです。

念のためにもってきた長ズボンに履き替え、レインウェアを着込みました。釣り人というのは、コンチプランに余念がない生き物だと思うのは僕だけでしょうか。釣り具にいたっても、備えあれば患いなしで、いろいろ持っていく人が多いように思えます。

あままさ丸は、コロナ以降に船での直接受付に変更となったので、船で乗船名簿&支払いをすませ、さあ準備だ!と思ったら、「出発します」のアナウンスが。早いな。

というわけで、4:25に出発。この時間に港中の船が出発し始めます。

なお、今回は左舷の胴に座りましたが、4人だけだったのでとても快適でした。

中秋の名月・・・の翌日です。

出船から1時間弱で、ポイントに到着しました。

ポイント到着。ゆっくりスタンバイ

月が見えてる

まだ太陽が昇っておらず、月の見える時間だと思ってください。

どうやら、大原のヒラメ釣り開始は5:30とルールが決まっているようで、船長から「まだ5分ほど時間あるので、ゆっくり準備してください」とのアナウンス。

というわけで、落ち着いて道具をセットアップ。

電動で横着したいんですが、手巻きでも全く問題なし

ロッドは「極鋭 コンセプトゲームL MH-235」。リールは「ダイワ シーボーグ200J」にPE1.5号+リーダーフロロ5号。

僕は横着したいので電動リールを使ってるんですが、ヒラメで50m以上の深場に行くことはあまりないと思うので、ライトタックルなら基本手巻きで問題ないと思います。ほとんどの方が手巻きですし。

あままさ丸の場合、PE1.0~2.0号が要件なのでそこさえ外さなければ大丈夫です。

ロッドは、今春に酔った勢いでぽちったお高めのロッドを持ってきましたが、40-60号の錘に適合していて、長さが2m前後なら問題ないと思います。

調子は個人の好みですが、7:3調子が使いやすいかなと。

ヒラメのあたりはとても分かりやすいので、感度はそれほど重要じゃないと個人的には思っています。

錘は40,50,60,80を準備していましたが、船長から「80号・・・いや、どっちも60号でいきましょう」とアナウンスがあったので60号をセット。

「どっちも」っていうのは、大原の横流し釣りでは、船長判断で右舷左舷により重さを変える場合があるからです。

風下は糸が船下に入っていくので重く、風上は船から離れていくので軽くして、反対側とのオマツリを防ぐわけですね。

60号オモリでセッティングOK

あとはイワシをセットし、投入を待ちます。

足元に生簀があり、そこに随時船長or中乗りさんがイワシを投入してくれます。足りなくなったら声をかければ追加してくれます。

イワシの付け方ですが、親ばりを上顎に突き刺し、孫ばりは腹の尾びれ付近に刺します。

後述しますが、「イワシにできるだけ元気でいてもらう」という観点で、ここはもそっと研究した方がいいと思っています。

釣りスタート

船長が「あと30秒ですからね〜・・・はーい、やってくださーい。水深30です」と同時に投入。

イワシを優しく水中にいれ、そのあと錘を降ろします。イワシを労わるために、サミングして気持ちゆっくり目に落として着底。

ロッドの角度は、「水面と平行くらい」をすすめている記事をよくみますが、人によって違う印象です。

僕は脇に挟んで、斜め下にもつスタイル。

こんな感じ。

着底したら糸ふけを取り、30~50センチ程度巻いてあとは基本待ちます。

基本は底から1mという情報もありますが、あままさ丸の記事を読むと、底スレスレがオススメされていたので、今回は愚直にやってみます。

▼詳しい釣り方はあままさ丸のLTヒラメレクチャー動画を参考に

風下の場合、糸をズルズルだして底を取っていくと反対とのオマツリが多発すのでNGです。

なので、底を取れなくなったら仕掛けを入れ直すことになるんですが、前半戦はあまり糸がでていかず、入れ直しはほぼ不要でした。

・・・30分ほど左舷は誰にもかからず。

右舷でお一人釣ったようですが、まだヒラメが大人しいのかな?と思ってたら、左舷でもミヨシの方が立て続けに2枚釣り上げ、「そろそろ来るんじゃないか?」とソワソワ。

ソワソワ。

ソワソワ。

ソワ。

ふぅ。まあ、来ません。

8分に1度くらい巻き上げてイワシをチェック。

このとき、泳ぐ気配がなければ交換する。これを繰り替えし、ひたすら粘ります。

隣のトモには、二人で一本の竿を出してる親子がいたのですが、開始1時間くらいに1枚釣っていました。

子供が「よかったー、これでボウズじゃないね!ボウズだけは絶対にいやだもんね!」と話していて、脳内で「せやな、わいもボウズは死んでも嫌だね!」と、答えながら、ちょっと焦り始めます。

どうしよう。

それにしても、オモリ60号でも、ロッドをずっと手持ちにしているので、意外と疲れるんですね。

たまに誘いと底の取り直しを兼ねてロッドを上下させますが、ちょっと置き竿にして飲み物飲んでたら「ほら、上月さんもちゃんと釣らなきゃね!」と船長から煽られ、さらに焦りだしました。

じりじり。

じりじり。

じり。

まだ船中みんなが釣れている状態じゃないので、一旦自分を信じて何も変えずに続けること1時間半が経過・・・。

待望のヒラメが・・・!

7時前頃、イワシを取り替えて再投入して3分ほど経ったときのこと。

ついにきましたよ。中々引き込まないあのあたりが・・・!

ほんの少しだけロッドをあげ、魚のアタリであることを確信したら、そっと元の位置に戻して、ぐいっと引っ込まれるのを待ちます。

ぐっぐっぐ・・・。

っぐぐ・・・・。

ぐい〜んと引き込まれたので、ゆっくりとききあわせるようにロッドをあげました。

のった!!

あとは、バラさないようにひたすら巻きます。

ヒラメの場合、ポンピングではなくロッド角度はそのままで巻くように指示されることが多いですが、僕は糸を弛ませないように気をつけながらポンピングで巻き上げます。

個人的嗜好もありますが、ドラグガチガチにしない限り、ダイワの200クラスリールだとゴリ巻きじゃ中々ヒラメが上がらないんですよね。

と、船長が駆けつけてタモでしっかりと掬ってくれて一安心。

タモに入ったら、クラッチをきってスプールをフリーにして、そのまま船内に入れてもらいます。

ちょい小ぶりだけど、やっと会えたね・・・

ヒラメから仕掛けから外すときは、フィッシュグリップで掴んでから、ペンチで外します。歯がするどいので、特に口にかかっている場合は、素手はやめといた方がいいですね。

ヒラメ連発の流れがきちゃうか?

ボウズ逃れで一安心。

ヒラメを生簀にいれ、すぐに次のイワシを取り付けて投入します。

3分後・・・。

ぐぐぐ・・・。

ぐい・・・ぐぐぐ。

・・・ぐうぃぃぃん。

キターーー!!

ギリギリにフッキングして2枚目があがりました。


この時点で自作仕掛けについて「パッと見は不出来だけど、問題なさそう」と、ちょっと満足感を得ました。

沈黙。ミヨシの釣り人だけヒラメを釣っている謎

「これはやっぱわいのターンきたんやないの?」

と、意気揚々と仕掛けを投入して10分後。

ガツン!

一発で思いっきりひっぱられるあたりが。

ちょこちょこ横に引くので、青物かなと思いながら巻いて、残り10mをきると思いっきり横走りしたので青物と確信。

横にきた船長も「イナダだね〜」とタモを準備。

はい、イナダでした。

むぅ。イナダに罪はなく、むしろ立派な魚だと思うんですが、ヒラメ狙いのイナダは、カワハギ狙いでベラを釣った時と同じような気持ちになります。不思議。

このまま調子に乗りたいところですが、このイナダ以降、またパッタリになりました。悲しい。

でも左舷では、ミヨシの方だけ、ちょこちょこ釣ってるんですね。

何が違うのか。

タナは聞かなきゃ分からないので、とりあえず目で見てわかることを取り入れる作戦に移行します。

観察したところ、錘は紫のゼブラ、泳がせしかけの根本に赤のケミホタルを装着。竿は水面すれすれに構え、むしろほぼ海水に突き刺さってる状態。

ロッドの構え方でアタリの頻度が変わるとは思えないので、一旦仕掛けを可能な限り真似してみます。

錘は紫ゼブラを持っていないので、とりあえず夜光色にチェンジし、効果がなさそうに思えるけどケミホタルの代わりに、ルミカの水中ライト(赤)をリーダー先のスナップと仕掛けの親子サルカンの間にセット。

と、いまこのレポートを書きながら気づいたんですが、これ80号ですね・・・やっちまった。まあ、オマツリは頻発しなかったので良しとしましょう。

『ローラ』も「オッケー☆」って言っていますので。

で、ここから1時間半以上、継続してあたりなく・・・ミヨシの方は多分この時点で、ヒラメ5枚はいってたはず。

「これはもうタナでしょ、タナに違いない。」そう思ったんですが、仕事以外では社交性が低い僕なので、隣の人以外に話しかけられないんですね。

なので、再度凝視。

すると、もう一つ真似できそうな重要っぽい点が見つかったんです。

ステイトが短い・・・!

前述の通り、僕はステイトを50cmにしていたんですが、その方は目算30cm程度。

さっそく、ステイトを短くして、「多分意味ないな」と思ったので水中ライトはとっぱらいました。

タナは変えずに底から30-50cmほどをキープ。

結果、ステイトを切った分だけタナが下がる算段です。

そこからさらに30分ほどして、イワシをつけかえて数分してから、久々のアタリが・・・!が、合わせてから全然上がらない。ちょこちょこ引くんですが上がらない。

しばらくして、すっと重みが消えたので仕掛けをあげえみたら、孫針にイワシの肉片だけついた状態で、糸がズタズタになっていました。うーん、アタリのない時間が長すぎて、根掛かりを勘違いしたのかな・・・?

ここで船長から「ちょっと移動しますね」とアナウンスが。右舷は分かりませんが、多分そっちもアタリがなかったんでしょう。

やっとこさの3枚目追加

15分ほど移動。浅場に行くのかなと思ってましたが、水深はまた30mほど。

移動で寝かけていていたんですが、気を取り直して投入。

5分ほどして、ゴン・・・・

ゴゴン・・・・

キタ!

一気に目が覚めて、引き込まれるのを待ち、すーっと聞き合わせしたところしっかりフッキング。

はい、いらっしゃいませ〜

ステイト短くしたのが効果を発揮したのか、これは正直よくわかりませんが、色々試行錯誤してから釣れると嬉しさが倍増しますね。

ここから波に乗りたかったんですが、結局釣れず30分ほどして「戻りながら浅場に移動します」とのアナウンスがあり、30分ほどの移動を挟みます。

ええ天気や。朝はめっちゃ寒かったのに。

汗ばむようなってきたので、上のレインウェアは脱ぎました。

ラスト1時間半は浅場のヒラメ狙い

移動先の浅場は水深18m前後。

錘を50号に変えましたが、仕掛けはそのままで挑戦。

ヒラメの処理をしてくださるあままさ丸の中乗りさん

と、ここで中乗りさんがヒラメの血抜きにやってきました。

あままさ丸では、ヒラメの血抜きと、血抜き後の神経締めをやってもらえるんです。

なので、釣れたらとりあえず生簀にいれておけばOK。

ちなみに、イナダはすぐに弱ってしまうので、自分でエラを切って血抜きし、早めにクーラーへしまっておきました。

さて、肝心の釣り。

移動直後のチャンスには乗れず、イワシを交換して再投入してすぐに、ゴン・・・グイーーンとあたりが!

すぐに乗っかったので、青物かな?と思いつつ巻き上げますが、横にはあまり走らない。

そしてドラグがでまくる。

ふぁお。

もう、脳汁ドバーですよ!

船長が「お、きたのー?」と言いながらタモを準備してくれて、「これでヒラメなら3キロはかたい!」と内心ウホウホしながら巻いてましたが、

残り6mのところですっと重みが消えてしまいました・・・。

うーん、やっぱり合わせ入れるのが早すぎたんでしょうか。特に仕掛けは異常なかったので、かかりが浅かったようです。

このあたりで、心が燃え尽きました。

その後、大きめのイナダを釣り上げたものの、ヒラメは追加できずに納竿。

中乗りさんが「サンパクですねー」と言っていたので、「何それ?」ときいたところ、「イナダ以上ワラサ未満」をそう呼ぶそうです。日本の会社でいうと、課長以上部長未満だから副部長みたいなもんですかね。

これは房総での用語らしいんですが、所謂釣り人がいう「イナワラ」と同じ意味合いのようです。

11:20頃、終了のアナウンス。

帰りは20分ほどで港につきました。

なお、港では船着場に軽トラが横付けされ、真水が積まれたウォータータンクとハンドソープがあるので手を洗えます。氷も追加で貰えます。

結果、ヒラメ3枚にイナダ2匹でした。

竿頭は、観察させてもらった左舷ミヨシの方で6枚とのこと。

船中は、0の方が1人いたものの、2~6枚で、ほぼ全員つれたようです。

船長がアナウンスで「残念な方もいましたが、今日は割と良かった方だと思います」とアナウンスしていたので、ヒラメとしてはよい日だったんでしょう。

0の方は、多分僕の右隣にいた方なんですが、いいサイズのマハタとイナダは釣っていました。あと、中乗りさんがヒラメを持ってきて、その人に渡していましたね。やさC。

「ステイトの長さ」と「イワシの取り扱い」を次回工夫したい

久々のヒラメ釣行でしたが、次に活かそうかなと思ったことが二つ。

一つは、文中にも書いたステイトの長さです。

タナを下げる場合は「底から10cmあげる」みたいな細かいことや、ベタ底・ゼロテンションにするのではなく、やはりステイト自体を短くしたほうがいいなと。

ベタ底だとアタリが分かりづらくなり、かつオマツリしやすくなると思うので避けたほうがいいと思います。

ゼロテンションは一瞬試したんですが、ずっと上手にキープできる人ならいいんでしょうが、僕は外房の波だとどうしても底からちょっと離れる→底を叩くの繰り返しになってしまい、アタリが分かりづらくなりました。

また、タナを高くする場合でも、逆にステイトを長くして、常に錘の位置は変えないというスタイルもあると思います。

もう一つはイワシの鮮度。

今回、投入直後から5分程度はイワシが泳ぎ回っているのをロッドから感じ取れたんですが、7-8分するとほぼわからなくなったんですね。

イワシチェックで巻き上げたとき、まだ泳いでいれば再度沈めていましたが、一度その状態で交換して、イワシを生簀に戻したところ、生きてはいるものの、ほぼ動かず、すぐに腹を上にしていました。

確信はないですが、海底ではほとんど動いていなくて、アピールできていないんじゃないかと。

平均して2~30分に1回程度の交換だったと思います。

今回の釣行を振り返ってみると、釣れた魚は全て、イワシを仕掛けに付けてから5分以内に釣れていたことに気づきました。

過去にそうじゃないパターンもあったので、もちろん絶対条件じゃないんですけど。

つまるところ、僕の付け方が下手なんでしょうね・・・。

現時点で特に案はないんですが、次回以降は、すばやくつけるのは勿論、針を刺す場所にも工夫しようかと考えています。

あとは、イワシの引数制限はないので、度がすぎない程度に早めに交換するのも手ですかね。

まあ、何はともあれ本命のヒラメが3枚釣れて楽しい釣行となりました!!

これからさらに寒くなり、年も明けていけば「寒ビラメ」とも呼ばれる、脂が乗るようになり大判ヒラメも可能性もあがってくるはず。

外房のヒラメシーズン終了の4月まで、何度かヒラメを狙いに行こうと思います。

上月

■当日のタックル

ロッド:極鋭 コンセプトゲームL MH-235AGS
リール:シーボーグ200JL
ライン・リーダー:PE1.5号フロロカーボン5号
仕掛け:ダイワ船ハリス6号+オーナー 鰯ヒラメ18号+カルティバ スティンガートリプル8号ダイワ船ハリス3号(ステイト)
その他:フィッシュグリップリチウムバッテリー

お世話になった船宿

千葉県外房大原港釣り船「あままさ丸」

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