釣りにいくとよくあるのが、自分は釣れないけれど、隣の釣り人が大釣りしているというケース。
はたして、一体どういうノウハウがあるのでしょうか。
このシリーズでは、特定の釣り物に対して高い釣果を上げている釣り人のノウハウを紹介しています。
当たるも八卦当たらぬも八卦。釣りも一緒です。参考にしてみてください。
今回の釣り物はアマダイ
日本各地の水深60m~100mで狙われている魚。主にアカアマダイがターゲットで、やや浅場にはさらにレアなシロアマダイも釣れます。アカアマダイの40cm、50cmの立派な個体を「デカアマ」「オオアマ」と呼ぶ釣り人も。
釣り人
遊漁船での釣りのほかボート釣りでルアーマゴチなども楽しむ釣り人。
俺的テクニック「デカアマ狙いは3本針でなにもしない」
自分はアマダイ釣りが大好きなので、毎年寒くなってくると、しょっちゅうアマダイ釣りへ行くのですが、今年はデカイのがとにかく好調です。
10月1日52cm
11月6日46cm
11月26日50cm
12月4日51cm
ただ、数は全然釣れません笑!
<2019年、現在までのアマダイ釣果>
- 9月17日(火)佐島沖 【最大38cm】5匹
- 10月1日(火)岩井沖 【最大52cm】3匹
- 10月30日(水)江ノ島沖 【最大30cm】3匹
- 11月6日(水)剣崎沖 【最大46cm】2匹
- 11月26日(火)城ヶ島沖 【最大50cm】1匹
- 12月4日(昨日)城ヶ島沖 【最大51cm】4匹
50cmUPを3本。
「たまたまだろ笑」
「デカイのは運www」
と、言われてしまえばそれまでなのですが、ひょっとしたら、釣れたパターンは合ってるかもしれませんので、興味があれば是非参考にしてください。
<俺的デカアマ仕掛け>
- 仕掛けは幹糸6号ハリス4号3本針(70cm間隔で枝スを出し全長210cm。枝スは30cm)
- 枝スには「ホンテロン」という固めのナイロンをつかうと絡みが少なくなる。食いには問題ない
- ガン玉(3B~5B)だけつけて、夜光玉や集魚ライトのような光り物は一切つけない
- クッションゴムはエサ取りのアタリがとりにくくなるのでつけない
<俺的誘い>
- タナ(オモリの位置)はひたすら底上約2~30cmキープ
- 誘いは小突き含めて一切入れない(たまに仕掛けを大きく持ち上げるくらい)
- 竿は手持ちで置き竿NG。「誘うため」でなく、「タナをキープする」ため
3本針の一番上の針にトラギスのような「底もの貴殿」が掛かるイメージで、タナを低く設定して結果が出ています。
タナが低いため、アタリだけでは本命とそれ以外の判別が難しいのですが、変だなと思ったら、ゆっくりきき上げてみて
本命のデカアマであれば、トルクのある力強いアタリが出ます!
デカアマがヒットする比率は下針の方が高いのですが、どの針にもデカアマはヒットします。ちなみに3本針にするのは下記のような理由からです。
- 毎回底潮の流れが分からないので、アマダイの喰うタナを捉え易くするため(底上1mのタナでやる場合など)
- デカアマは同時に2本の針のエサに食いつくことがあるので、バラシ防止のため
- 「貴殿」が先にアタったとき少々放置して、スイッチの入ったアマダイの追い食いを狙うため
- 「貴殿」がうるさいとき、当然2本針よりエサが残る確率が上がるため笑
といった感じです。
3本針にしてデカアマの食いが落ちることは一切ありませんので、アマダイは3本針仕掛けを強く推します!
それと、相模湾側(江ノ島より西)のポイントでは、基本の底上1mのタナの方がいいイメージがあります。
※釣りの「外道」をORETSURIでは「貴殿」と称しています。詳しくはこちら
関連アイテム
▼幹糸をやや太目、枝スをホンテロンのハリがあるハリスにするのがオススメ。
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