秋冬の人気ターゲット、アマダイ。
魚屋で買うと、これがめちゃくちゃ高いんですよねー。
むしろスーパーでは売ってないことのほうが多い気がします。
先日駅前のスーパーにいったところ、アマダイの昆布締めが3,980円(or4,980円)で売られていてびっくりしましたよ。
そんな、アマダイも船釣りでたくさん釣っておけば、あれこれ楽しむことができますね。
アマダイの干物をつくる
釣ったアマダイを保存する方法としては、塩漬け・味噌漬け・干物などがあります。
今回は、BBQのイベントで炙ることを想定して、干物にしてみました。
まずアマダイは鱗を丁寧にとり、内臓とエラを抜いて血合いを洗い流しておきましょう。
鱗をつけたまま炙る若狭焼きという調理法がありますが、今回は鱗をとってより食べやすくします。
以下の干物漬け込み用液を用意しましょう。
- 塩水(どこにでもある安塩で大丈夫です。海水程度の濃度にしましょう)
- 日本酒(どばどば。多いほうが旨いは旨いです)
- 味醂少々(ちょろちょろ。みりん干しではないのであくまでも隠し味で)
- 赤唐辛子(入れると干し工程の際にカビや腐敗を防ぎます)
ここで30分~40分程度漬け込んでおきます。
Amazonプライムで美味しんぼ『46. 飯の友』で角丸副総理の飯の喰いっぷりを堪能し終わると、
だいたい30分たったでしょうか。
よーし。もういいでしょう。
ざばー。っと、漬け液は捨てましょう。
そのあとアマダイを水道水で洗い流し、キッチンペーパーで水分をぬぐっておきます。
ここから一晩干します。
が、今回は保存性を高めるために、1晩+半日干してみました。
おー、いい感じにに干しやがってるやんけ。
ひっくり返してみる。網目のあとがついておりますな。
いやはや魚料理をする人は、干物ネットがあるだけで人生と食生活が豊かになりますよ。ほんと。
干しあがったアマダイはラップで包んでジップロックにいれてしまっておきます。
横から見るとこのように、コンパクト。
保存性をさらに高めるためには、真空パックができる包装アイテムもあるので、そういったものをつかってもよいかもですね。
1か月以上保存する場合は、脂の多さにもよりますが魚は冷凍焼けといって酸化していくんですよね。
脂乗りのいいアジやサバは顕著ですよ。
BBQでアマダイを焼く
先日、逗子で芋煮会をやったのですが、そのときアマダイの干物とイワタニの炙りやを持参しました。
凍った干物の表面を日本酒を含ませたキッチンペーパーでふきつつ、弱火でこんがり焼く。
おお、こんがり。
炙り屋をつかうと炭がなくてもいけるので便利だなこれ。これからのBBQはどんどん使おう。
参加者のみなさんも、アマダイはあまり食べないものだけに喜んでいたようです。
<参加者の声>
- 「アマダイだけに甘いですね!」
- 「ホッケに似てるけど、もっと甘みというか旨みがあるような気が」
- 「皮目もうまいですねー」
では、次に、アマダイの干物を食べた人の表情をお送りします。
1、
2、
3、
このときは泳がせの西上師がいたのですが、、、、
ご覧のとおり、ご機嫌にもぐもぐしていました。
ということで、魚料理にうるさい泳がせの西上も納得のアマダイの干物。
みなさんもたくさん釣れたら試してみてください。
※2017年はサニー商事さん主催のアマダイ大会に誘われているので、もう1釣行できそうです。