という記事を書いたことがある。
釣り初心者に道具をおススメするとき、どんな道具を挙げるとよいだろうという内容だ。
この中に岸釣りの鉄のシリーズとしてダイワのクロスビートを挙げたが、ここではクロスビートの魅力についてまとめておく。
クロスビートについて
クロスビートはダイワが販売しているパックロッドで、振り出しタイプだ。
モデルにもよるが、リュックなどにしまうこともできるので気軽に釣行にいくことができる。
釣りをはじめたころは2ピースでも釣り竿をもって電車移動をしたくないという方もいるかと思うが、パックロッドであれば、リールなども含めてすべてリュックにしまえるので精神的な負荷も少ない。
販売価格もAmazonであれば5000円台から売られていて、汎用リールのレブロスと合わせても1万円ちょっとであって購入しやすい。
シリーズでは、いくつかの固さと長さに分かれるが、それぞれ汎用ロッドそのもので淡水から海まで幅広いターゲットに利用できるところが魅力だ。
釣り初心者のうちは、何を釣りたいかもわからないことが多い。
その場合は、だいたいどのような釣りをしたいかで淡水や海の幅広い魚種を狙える竿を買っておいたほうがつぶしがききやすい。
■593TULFS
操作性としなやかさを兼ね備えたトラウトゲームからメバリング・アジングまでこなすクロスオーバー振り出しモデル。■603TLFS
汎用性の高い振り出しタイプのバーサタイルモデル。管理釣り場のトラウトから湖沼でのバス釣り、ボートからの小物釣りと用途はいろいろ。■664TLFS
陸っぱりからの釣りに頼りになるレングスとパワーは、遠投性とコントロール性はもちろんのこと、細かなルアー操作も自在にできるバーサタイル振り出しモデル。■764TULFS
繊細さと長さを兼ね備えた振り出しタイプのロングスピニングモデル。プラグやジグをメインとしたライトロックフィッシュからアジングまで幅広く対応。ボートからの小物釣りにも最適。■864TMLFS
メバル・カサゴといったライトロックフィッシュから本格的なエギングまで幅広く対応。また、波止からのちょい投げやボートからの小物釣りまで、ありとあらゆる場面で使えるマルチユースな振り出しモデル。■904TMLFS
本格的なシーバスからエギング・ちょい投げまで幅広く対応できるマルチユースの振り出しモデル。■965TMFS
しなやかなティップで食い込ませ、粘りとパワーで引き寄せシーバス・タチウオから大型アオリイカと幅広い守備範囲の振り出しモデル。
出典:ダイワ
これまで664TLFSを2本、764TULFSを2本手にした。
このクロスビートはグリップとロッドのコーティングあたりがすこしチープ感があるなと思う。
まー初心者の場合、実利のほうが大切だと思うし、それは好みの問題なのかもしれない。
実は、前述の664TLFSは2本とも穂先が破損した。
クロスビートシリーズの場合はFUJI製のトップガードがつくのだが、車の荷台に積み込んだ際に他の荷物等に圧迫されると穂先が折れやすい。
特にウルトラライトやライトクラスのモデルは、穂先が繊細にできているので、気になる人は穂先が折れないように留意しておいたほうがよいだろう。
付属のFUJI製トップガードを利用する場合はきつきつにつけるよりは、或る程度余裕をもって取り付けたほうが破損しにくい気がする
クロスビートのビジュアル
全体像。
1万円以上の竿を手にしたことがある人は、グリップ部分とロッドの塗装面に幾分チープさを感じるかもしれない。
が、値段を考えてみれば受け入れられる範囲だと思う。
バット部分。
この部分は繊維補強がされている。ここから折れることはないだろう。
ベトナム製。
764TULFSの場合、初心者のメバリングやアジングにも使える。
メバリングやアジングの場合、664TLFSよりはアタリがとりやすいが、各メーカーの上位機種のモデルとは雲泥の差があるのは事実。
問題のトップガード。
付け方と、外部衝撃によっては、穂先が容易に折れてしまうので注意が必要。
ちなみにトップガイドだけSiCガイドで、それ以外はハードロイガイドなので、仕掛け巻き込み等でトップガイドが破損することは少ないだろう。
クロスビートの各モデルについて
淡水の釣りから海の釣り、小物から大物まで汎用的に攻めることができるモデルがそろっている。
個人的には、バス釣りと海の堤防でのほんのチョイ投げだったり、ボートのキス釣りぐらいであれば、664TLFSがおすすめ。チョイ投げでもジェット天秤などを利用する場合は8フィート以上、ミディアムライトクラス以上(804TMLFS)のモデルを選ぶとよいだろう。
ダイワのレブロスは釣り初心者から中級者まで安定して使える『鉄のシリーズ』だ
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