どうも平田(@suyoshi_hirata)です。
引き続きマゴチ料理ですよ。
まだネタが残っていたのです。
こちらのマゴチたち。
身はサクにして、
ある程度厚みをもたせて昆布だしでしゃぶしゃぶするのが一番好きです。
マゴチの卵、甘辛煮はタラコみたい
さて、梅雨時って、実はマゴチの産卵シーズンでもあり、その前後で釣りをしていると、卵持ち個体を釣ることもしばしばです。
マゴチは成長するとほぼメスになるようで、だいたい50UPを釣ったらメスだと思ったほうがいいです。
シーズンになると、卵もぱんぱんなわけで、せっかく釣ったからには食べて自分の身にしたいなと。
この卵を、丁寧にとりのぞき、安酒に漬け込み、甘辛く煮ます。
<材料>
- 砂糖
- みりん
- 日本酒
- 東肥赤酒(最早定番ですね)
- 生姜スライス
これらを適当に合わせて、卵を入れて煮る。
ええ、できあがりがこちらです。
艶。
味は癖がなく、タラコやカレイの卵によく似ているなと。
魚の内臓って、胃袋ともどもすっかり捨てられることも多いのですが、食べてみると美味しいことも多いですよ。
マゴチの卵はオススメ。
マゴチの皮と胃袋ポン酢は料亭の味
続いて、皮と胃袋。
皮と胃袋はこれまで柚子皮をきかせた酢味噌和えがいいなと思っていたのですが、今回はポン酢で食べることに。
下処理した皮と胃袋を冷蔵庫で冷やしておきました。
下処理=皮は鱗を落とした状態で、胃袋はひらいて流水でよく洗浄して、それぞれ熱湯で湯びいておきます。
冷やすと固まる皮。
フグ皮だと、丸めてラップで巻いてスライスしていくのですが、今回はざっくり。
冷えていると硬いので、細かくスライスしやすいんですよね。
とはいっても柳刃包丁があったほうがいいかもですね。
胃袋も細切りに。
こちらをさらに盛り付け、自家製ポン酢(ふつーの市販品で十分です)をかけて、紅葉おろしと万能ねぎを散らす。
あー、これ、フグ料理屋とか料亭の突き出しででてくるやつだ。
絶対旨いわー
と、
食べる。
ああ、コラーゲン。
歯ごたえこそフグに劣るものの、独特のうまみはそっくりです。
思わぬ高級料理に出会いました。
まーポン酢と紅葉おろしと万能ねぎをかければ大体うまいんですよね。
最後に
皮とか内臓はどんな魚でも捨てる人が多いとは思うのですが、ちょっと工夫すると美味しいことも多いので、どんどんチャレンジしたほうがよいですよ。
マゴチの皮と胃袋と卵は捨ててはだめだなと。
平田(@suyoshi_hirata)