【釣り初心者要チェック!】船宿のレンタルタックルで確認したい4つのポイントとは!?

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釣り船での釣りは低価格でレンタルタックルが借りられます。

初心者にとってもクーラーバッグやクーラーボックスがあれば気軽に釣りにいけるという点で、予約や船宿のシステムになれてしまえば岸釣りよりも気楽なものなのかもしれません。

一方、このレンタルタックルは、様々な人が使うものです。

中には道具を丁寧に扱わないで雑に扱う人もいるため、時として壊れている竿やリールで釣りをしなくてはいけなくなってしまうこともあります。

今回は、船釣りでレンタルタックルを借りて利用する際に事前チェックしておきたい点をまとめました。船釣り初心者の方でなくても、レンタルタックル派の方はぜひ参考にしてください。

目次

レンタルロッドについての前提条件

これまで複数の船宿でレンタルタックルを利用してきましたが、船宿側でも取り扱いが雑であることもあり、その品質が担保されていないことが多いのがレンタルロッドです。

レンタル品がきちんと使えるかの最終確認は借りた本人によるので、ぜひ出船前にチェックしておきましょう。

①釣り竿でチェックするところ

何かが釣り竿にヒットした女性

まず釣り竿でチェックしたい点は道糸が通っているガイドです。

多くのレンタルタックルは市場価格1万円以内のロッドが採用されていて、こうしたロッドにはハードロイガイドが使われています。

このハードロイガイドは上位アイテムにつかわれているSiC(シリコンカーバイド)製品と異なり、なんらかの衝撃によって破損しやすい特性があり、割れていたり欠けていることがあります。

また、ガイドをロッドに固定しているスレッドや塗装が緩みぐらついているものもあります。

破損したガイドのまま釣りをしていると、道糸であるPEラインが引っかかりラインが高切れする原因となったり、大物がかかった際にバレる原因になる可能性があります。

必ずレンタルロッドのガイドに破損がないかチェックしてから釣りをしましょう。

<これまでみたことのあるレンタルロッドの破損>

  • トップガイドが欠けていた
  • リールをとめているシートが完全に固定できずゆるい状態であった

②リールでチェックするところ

電動リール(シマノのプレミオ)

船釣りで利用するリールは両軸リール(ルアー釣りではベイトリールとよばれる)がほとんどです。

この両軸リールは手巻きと電動リールに分けられますが、基本的に以下の点をチェックしておきましょう。

  • リールの回転がスムーズである(異音がしない)
  • ハンドルの付け根にあるスタードラグがきちんと稼働する
  • クラッチ(スプールの回転を制御している機構)が機能する

通常レンタルロッドには両軸リールが装着されていて、ガイドにPEラインが通されスナップサルカンが結ばれた状態で手渡されます。

出船前に、スナップサルカンにおもりを付け、船べりから海面におろして上記の点をチェックしておくとよいでしょう。

ちなみに電動リールなどはカウンターがくるっていること多いためアテにせずタナはPEラインでとるようにするのが基本です。

<これまでみたことのあるレンタルリールの破損>

  • クラッチが正常に機能しない状態であった(ハンドルが逆回転してしまう)
  • 駆動部分が劣化していてスムーズにまけない(異音がする)

③PEライン(道糸)でチェックするところ

PEラインは釣り物にもよりますが、ライトタックルの釣りであれば2号、それ以上であれば3号4号程度のものが巻かれていることが多いかと思います。

どの釣りの場合でも確認したいのはスナップサルカンを結んでいる箇所です。

レンタルロッドでは一回一回スナップサルカンを外したり結び直すということがされないことが多く、前の利用者が高切れさせない限りは同じサルカンが同じPEラインの位置に結節されていることがほとんどです。

この結び目近くのPEラインは、根がかりや天秤が絡んだりすることで多くの場合ささくれています。

結び目から数メートルは必ず目視確認し、あまりにも劣化が酷いようであれば、傷がついている部分を1メートルほどカットしてスナップサルカンに再度結んでおきおきましょう。

特に、根魚釣りなど根が絡んだ釣り物で利用されるレンタルタックルのPEラインはかなり劣化していることがあります。

この工程をおろそかにすると、大物がかかったり根がかりの際にハリスではなくPEラインから高切れする可能性がたかまります。

また後述のレンタル天秤+オモリorビシを利用していてPEラインの高切れがおきた場合、責任は釣り人にあるとされ、これらの保証金として1,500円~2,000円前後を支払う必要があります。

PEラインとフロロカーボンリーダーの結節がある釣りに関しては、必ず結び目付近をチェックしておきましょう。

<これまでみたことのあるPEラインの破損>

  • サルカンの付け根部分に深い根擦れ傷があり、手で引っ張ったら切れた
  • 結びめから数メートル根ズレ傷があった

④天秤やビシ・オモリでチェックするところ

太刀魚仕掛け 天秤

多くの船宿ではレンタルロッドのほかに釣り物にあった天秤+ビシもしくは、テンビン+オモリを無料で借りることができます。

これらは、市場価格でも2,000円前後するため、事前もしくはロスト時に保証料を払う必要があります。

天秤のチェックポイント

天秤で特にチェックしたいのはワイヤー部分やオモリやビシを固定するスナップサルカンが破損していないか、もしくは、開いてしまっていないかという点です。

特に底ものを狙う際のオモリは号数が80以上であることもあり、着底時に天秤のスナップサルカンにかなりの衝撃が加わります。

スナップサルカンが破損したままの天秤を利用すると、着底時やシャクリの際に、オモリやビシが脱落してしまう可能性があります。

この際の賠償は釣り人が行う必要があるので、事前にスナップサルカンがしっかり稼働するかどうかをチェックしておきましょう。

オモリのチェックポイント

次にオモリですが、スナップサルカンに固定する部分の金属部分が曲がっていることがあります。

細かいことですが、仕掛けを下す際の姿勢や着底時の姿勢に関わる点なので、曲がっている金属部分は手で戻しておきましょう。この際に折れた場合は早めに船宿に申告しておくとよいでしょう。

ビシのチェックポイント

米元丸のビシ

ビシについてはありがちなのが、コマセの出し入れをする蓋を固定する部分が壊れている場合です。

プラビシにしろ、金属のアンドンビシにしろ、この部分がばかになっている場合、意図したコマセ作業ができない可能性があります。

手渡されたビシの蓋がしっかりしまるか確認をしておきましょう。

<これまでみたことのある天秤とビシの破損>

  • オモリ固定側のスナップサルカンがきちんと締まらない状態であった
  • アンドンビシの蓋の付け根部分が劣化しており、もうすこしで脱落する状態であった
  • オモリの装着部分の金属線がかなり曲がっていた
  • プラかごの蓋の固定部分がばかになっており、指示ダナに落とす前にコマセがすべて出てしまった

レンタルタックルは丁寧に扱おう

豊富な貸し竿

釣り人といっても、初心者、ベテラン、丁寧な性格の人、雑な人と様々な人がいるかと思います。

船宿にとってレンタルタックルは資産ですし、低料金でみんなが利用できるものでもあります。

次に使う誰かのことを考えてレンタルタックルは利用しましょう。

船釣り初心者の場合、ロッド破損で一番多いのは仕掛け回収の際に巻きすぎてしまいスナップサルカン部分を巻き込みロッドのティップ部分(先端)を折ってしまうことです。仕掛け回収時は、天秤が海面に出るか出ないかで巻き上げをやめておきましょう。

レンタルタックルについてのまとめ

船釣りの便利な点はレンタルタックルが利用でき、ほぼ手ぶらで釣りができる気軽な点でもあります。

レンタルロッドやリール、天秤やビシは便利な反面、破損やロストについては利用者が賠償することになっているので、場合によっては本来の乗船代以外に追加料金がかかってしまうことがあります。

レンタルタックルの品質を管理するのは貸主である船宿側の責任ですが、問題があった際に借主貸主どちらに責任があるかはあいまいになりがちです。

実際の釣りで残念な思いをしないためにも、自己防衛として船が出港するまえに各チェックポイントを覚えておきましょう。

ちなみに、これまで利用した船宿では、壊れているタックルについて事前に申し出て代替品に変更していただくことについては、文句は言われたことがありません。

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