オーナーばりの「つりばりサロン」が釣り人にとって有益!

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「釣りは魚に近いところから力を入れろ」というような話がありますね。

この考え方は経験が深くなるにつれて、そうだなーと実感する人が多いんじゃないでしょうか。

  1. 餌やルアー
  2. 釣り鈎
  3. サルカンやスプリットリング
  4. ライン(釣り糸)
  5. 釣り竿とリール

釣りにおいて、釣り道具はこの順に重要といっても過言ではないかと思います。

釣れる餌やルアーでないと魚は食いつかないし、釣り針がしっかりしていないと獲れる魚も獲れない。

ラインとつながっているサルカンやスプリットリングの剛性がいまいちでもダメ。ラインが切れたら元も子もない。その次にやっと釣り竿とリールの出番がくるという。

それぞれ重要な釣り道具。

そのなかで、餌やルアーに続いて重要な「ハリ」の疑問・質問への知見について、釣り鈎専門メーカーの「株式会社オーナばり」が、「つりばりサロン」というコーナーで公開しています。

これがかなり有益。

FacebookページInstagramで公開しているのでぜひフォローしてみるとよいですよ。

これまでの質問と回答のうち、一部を抜粋します。

目次

トリプルフックの交換タイミングやメンテナンスについて

▼トリプルフックの交換タイミングやメンテナンスについて。これは誰しも気になるところじゃないでしょうか。回答では研いだほうが良い状態や、研いだときのデメリットについて回答されています。

Q:STX68、ST66やSJ51、SJ41をヒラマサキャストで使用してます。針も高価なので交換タイミングやメンテナンスについて教えてください。針は研いだりして使用しても大丈夫ですか?質問よろしくお願いします。

タチウオテンヤ用のフック形状について

▼タチウオテンヤ用のフック形状について。釣り鈎のなかでもサイズや軸の長さから特殊な形状ですね。(スプロートベンド=掛け重視)と(ラウンドベンド=ホールド重視)による知見が得られます。

Q:太刀魚用の針についてお聞きします。
太刀魚釣りはジギング、テンヤ、天秤餌釣りの経験があります。
テンヤ、餌釣りの針についてお聞きします。針のポイントからのベンド部分の第一カーブが鋭角に曲がっているのはなぜですか?ポイントからカーブまでの長さが短くて、針掛りが浅くなるのではないか?と思うのですが、実際はどうなのでしょうか?あの鋭角のベンド部分の意味と針外れの確率について、お聞きします。

気になるハリの仕様設計について

▼気になるハリの設計について。これはユーザー的には気になるところですよね。どういうロジックで決まっているのか。約2~3年かかって新しいハリが作られているとのこと。回答内容が熱い。

Q:質問です。
釣り針の針先の角度やふところの深さ等はどの様に決めているのでしょうか?
実際に釣りに行って決めるんですか?
それとも機械とか計算とかで設計を決めて行くんでしょうか?

離島でのアカハタ釣りについて

▼離島でのアカハタ釣りについて。オーナーさん自体はロッドやリールを販売しているわけではないんですが、真摯に答えているところが好印象。やっぱりユーザーからすると、ルアーやハリは単体で考えられずタックルバランスあってこそのものですしね。

Q:質問です。離島での釣りをメインにやっています。離島での底物狙い(アカハタなど)のお薦めタックルを教えてください。竿の長さ、硬さ、リールの番手などを教えてください。離島ではシマノ8000~10000番2本を使っています。

グレ鈎の違いについての質問

▼グレ鈎についての質問。同じメーカーの鈎でも差がわかりにくいことってよくありますよね。釣り具全般ですが、パッケージをみても何が違うのか、自分のやりたい釣り、狙いにあったハリはどれなのか。このあたりはメーカー側でもパッケージやサイトでもなかなか説明しきれていないところなのかもしれません。

Q:私は食い渋り時に軽量な「身軽グレ」、または短軸の「元揮グレ」の二つを使っていますが、この二つの使い分けが明確に出来ていません。短軸の 「元揮グレ」は少し結びずらいので、最初は「身軽グレ」を使い、それでだめなら 「元揮グレ」と使い分けが曖昧になってしまいます。

サーフでのトリプルフック使用とシングルフックへの換装

▼サーフでのトリプルフック使用とシングルフックへの換装について。ストレートポイントのST41TNはフッキングに優れているが、根周りだとすぐに根がかりしたり、針先が劣化したり。これは結構気になるポイントだと思います。サーフと言っても根周りのほうがヒラメも多かったりしますしね。オーナーさんの回答では、ヒラメの食性からシングルフックよりはカーブポイントのフックのトリプルフックをすすめています。また、狙うサイズによってのST31やST41TNの使い分けについても解説があります。

Q:サーフでプラグ特にミノーを好んで使ってヒラメを狙っており、フックはSTX-45ZNを愛用している者です。
バラシが殆ど無い素晴らしいトレブルフックですが、根廻りで使う際には、トレブルフックだとどうしても根掛かりのリスクが高いので、シングルフックに交換しようと思います。
そんなトレブルフックからシングルフックに交換する際に、特に注意すべき事項を教えて頂ければ幸いです。

ヒラマサ等の青物が真鯛に混ざる場合のフック

▼かご釣りでマダイを狙っている際に、ヒラマサ等の青物がヒットして真鯛バリが曲がってしまう経験をしているユーザーからの針選び相談。回答では青物用フックの「OHカンヌキ青物」と磯ハリの「OHザ・ROCK」の2種類をすすめています。フッキング率と太軸で大物に対応できるという観点の比較なんでしょうね。

Q:はじめまして、最近カゴ釣り始めまして針選びに困っていた矢先にこのコーナーを知りました。真鯛狙いですが時に平政等青物がかかることがあり、11号の真鯛針が曲がってしまうことがあり、針の種類、サイズ等選ぶのに何がいいのかよくわかりません。(因みにフィールドは、日本海、香住の磯に出かけてます)

アマゴ針のスレと半スレについて

▼アマゴ針のスレと半スレについて。これは、餌が外れにくいのと、かけてからバレにくいから初心者でも獲れる率があがるということなんだろうなと。釣具店のスタッフさんもオススメする際に理由を一緒につたえるとより丁寧なんでしょうね。

今年から、渓流でのアマゴ釣りを始めた初心者です。釣具店の店頭で、アマゴの釣り針を買おうとした際に、店員さんから、「半スレの方が初心者には良いですよ」と勧められて購入したのですが、なぜ初心者向けなんでしょうか?

トリプルフックの形状ごとの特徴について

▼トリプルフックの形状ごとの特徴について。形状の違いがあるのは知っていても、何が違うかというのはなかなかわからないですよね。個人的に「ST」ばかりをつかってしまうんですが、PEライン使用の場合はバレ防止で「STX」のほうが適していると知りました。

トレブルフックには大雑把に言ってスプロートベンドの物とラウンドベンドの物があると思いますがこの使い分けはどのように判断したらよいのでしょうか?
シャンクやゲイプその他の寸法が同じとして、選ぶための概念が知りたいです。
ラウンドベンドは掛けやすさ、スプロートベンドは保持力に優れるといいますが本当のところはどうなのでしょうか?

ハリの構造と素材について

▼ハリの素材について。メーカーサイドとして一袋「300円」というコスト感の上で開発しているというのが、しっくりきました。コストをかければいろんなことができますが、限られた予算感で一番良いものを提供するというのがあるのでしょう。

基本的な構造が数千年変わらないですけど今後も変わらないと思いますか?最終的な形状、材質ってどのように考えてますか?今、店頭に並んでいるものが現状では最終的な形状、材質だとは思いますが、いかがなものでしょう?

アシストフックの自作について

▼アシストフックの針先の向きと組糸内へのフロロ挿入とアシストフックの着色について。アシストフックもある程度釣りをやると自作し始めるわけですが、針先の向きだったり、組糸の段差や長さあたりはいろいろ工夫ができそうですね。

主に近郊の防波堤からショアジギングを楽しんでいる者です。
アシストフックは自作していますが、以下の点について、ご教示をお願いします。

1. アシストフックの針先の向き(使い分け)
① 針先を内向きにする場合のメリット及びデメリット
② 針先を外向きにする場合のメリット及びデメリット

2. 組糸内へのフロロ挿入
貴社ジギング組糸(PFZ-05)80lb、110lbにシワリ、早掛3/0でアシストフックを組む際、組糸内に挿入するフロロカーボンラインの適正号数

3 アシストフックの着色
ジギング組糸を油性マジックで着色することの是非(メリット及びデメリット)

トリプルフックの研ぎなおしについて

▼トリプルフックはどこまで研ぎなおしてもよいか。化学研磨のフックの場合、手作業で研ぎなおしても元の鋭さには戻らないのと、錆びで劣化しやすくなるというのは覚えておいたほうがよいですね。

ショアプラッキング(青物)で使用している、トレブルフックの針先が潰れている際、研ぐ事があるのですが、どこまでなら研ぎ直しても可能か交換が必要になる許容範囲が知りたいです。あまり研ぎ直ししない方が良いでしょうか?

古い釣り鈎は使えるの?

▼古い釣り鈎は使えるのか。これは気になる話題です。中古釣り具店でむかしのハリが大量に販売されていることがありますが、そもそもちゃんと使えるの?という疑問があるはず。

①亡父の古い釣り針が沢山あります。濡れもなく錆もありません。30年以上のものですが、使えるものなのですか?外見はなんともなくてもボキッと折れやすいのでしょうか?性能的に問題ありますか?やはり新しいものほど魚が外れない工夫がしてあるものですか?

虫ヘッドの活用法

▼虫ヘッドの使い方。もともと、海の小物狙いで登場した虫ヘッドですが、パワータイプでコブダイやクロダイを狙ったりと、活躍の場が広がっていますね。回答では、さらに多くの虫ヘッド活用法が紹介されています。個人的にはハゼの脈釣りで使うとシンプルでいいなーと思ってます。仕掛け交換も楽だったり。はじめて釣りをする人向けの仕掛けにもぴったり。パワータイプは八丈島でカンムリベラを釣るときに落とし込みで効果的だったり。ヘチ釣りで大物を狙う際にハリが強くてよいなと。

先日の夢釣行のコブダイ釣り楽しめました

虫ヘッドでの使い方も色々あるんだなぁと感心しました

もし他の釣りに応用できたら使ってみたいのですがもし教えて頂けたらお願いします^ ^

ステンレス製のハリが登場しないのはなぜ?

▼ステンレス製のハリが登場しないのはなぜ?これはわたしも疑問におもっていたんですが、化学研磨ができないのと、海外では環境保護でステンレスフックが使用できないところがあるそうです。なるほどねー。

素人思考では、ステンレス製の針だと、ほぼ錆びないのではと思うんですが、トレブルフックだと、他社のも見たことがありません。
加工が難しい、コストが高くなる等問題は多々あると思いますが、ズバリ、ステンレス製フックが製品化されないのは、何故ですか?

管付き針と無しの違い

▼海上釣り堀での自作仕掛け用釣り針について、管付きと無しの違いについて。管付きは結びやすいけど、重くなるので吸い込みやすさでは劣るようで。

海上釣り堀にはまっているものです。自分で仕掛けを作ろうと思うのですが、カン付きと無しではどちらがいいのでしょうか?
鯛用の仕掛けです。
また、それぞれの良さや違いを教えていただきたいです。よろしくお願いします。

ケン付きハリのケンの位置について

▼ケン付きハリのケンの位置について。これは剛性面から外側についているそうで。タチウオハリで、内側についているものもありますが、強度的にはさらに落ちているということなんでしょう。そうなってくると、より大きなサイズをつかうなどの選択ができそうですね。

鉤に付いてるケンなのですが、どうして全て外側に付いているのですか?
ウルトラ競技チヌをいつも愛用していますが、内側の方が餌が外れにくくなるんじゃ
ないのかな?って毎回思ってしまいます。

トリプルフックの色やコーティングによる違い

▼トリプルフックの色やコーティングによる違いについて。これもわかったようになっていましたがなるほどなーと。錆び防止以外に目立ちにくさなど、シチューエ―ションによる使い分けですね。

トリプルフックについて質問です。
フックの色が黒、銀、艶無しの銀、等色々あると思いますが、どのような違いがあるんでしょうか?

自作仕掛けの消費期限はあるのか?

▼自作仕掛けの消費期限はある?これも気になる話題。中古釣り具でかなり前の仕掛けが安く売ってますよね。ナイロンだとヤバそうですね。フロロだと多少は大丈夫そうですが、100%の強度はないんでしょう。

自作した仕掛けにも消費期限があるって本当?
とある船長に言われたのだが、仕掛けを作成して使わずに長期間放置しておくと、次第に劣化して強度が落ちていくんだそうだ。
フロロなどのラインが傷んでいくのか?
それとも結び目が緩んでしまうのか? 劣化していく理由と消費期限の目安を知りたい。
安いときに買いだめた市販仕掛けも経年劣化することはあるんでしょうか?

真鯛針のなかで一番強度が高いのは?

▼シマアジ狙いでハリを伸ばされたり折られているユーザーから、真鯛針のなかで一番強度が高いのは?という質問。強度的にほぼ同じで、強度を高めるなら青物用のフックでという回答です。

オーナーばりの真鯛針で最も伸ばされたり折れないのは?

伸びる針と折れる針の違い

▼ハリって伸びるものと折れるものがありますよね。焼き入れと焼き戻しの具合によって特性が変わるとの解説。釣り鈎ごとに、伸びやすくするのか、強度をあげる(折れる)のか微調整があるのでしょう。

伸びる針と折れる針の違いについて教えてください。

クロダイのかかり釣りにおける鈎について

▼クロダイのかかり釣りにおける鈎について。ひねりありと無しは、餌で選んだりしますが、餌が同じ場合はどうなのかという。このあたりも改めて解説してもらわないと区別できないところですねー。

昨年より、かかり釣りを始めました。
使用する針には、捻り有りと、無しが有りますが、良し悪しが解りません。
捻り有り無しでの、良し悪しを教えて頂けないでしょうか?
また、どの様なときに捻り有り無しを使い分ければよろしいですか

ハリの「掛かり」と「刺さり」の違いについて

▼ハリの「掛かり」と「刺さり」の違いについて。このあたりは一般的な釣り人は意識しない要素ですよね。針先がかかっても、刺さらないと獲れないという。手書きの図がわかりやすい。

豆アジを釣るときにスリムオフセットを使用させていただいております。
よく掛かって、よく釣れて、大変お世話になっております^ ^

針先が内側を向いているのに、よく掛かるのには秘密があるのでしょうか?
何となく外側を向いているほうが、掛かりやすい気がするのですが…

タイラバのフック形状とサイズについて

▼タイラバのフック形状とサイズについて。タイラバのフックも熟練者が増えるにつれて、自作する人が増えてきているのだと思います。下針が小さめなのはよく動いてスレ掛けしてバレを防ぐということだったんだなと。あとは、巻スピードなど釣り方によっても異なるようで。

普段のタイラバ では上下ともカーブポイントのフックを使用してるのですが、上針はカーブポイントで下針をストレートポイントにすればキャッチ率が上がるのでしょうか。
ストレートポイントのサイズを小さくされている理由と上下の段差を何センチぐらいにすれば良いのか教えて下さい。

バーブレスフックの特徴について

▼バーブレスフックの特徴について。むかしオーナーのシーバスジギング用チラシバリのフックをナマズ釣りに使うときに、バーブレスにしていたんですが、意外とバレないなーと思っていたんです。「本角」があるとそこで肉がとどまってバレにくいんだそうです。なるほどー。

バーブレスフック使用するにあたって、バラしを減らすテクニックや知識があれば是非教えて頂きたいのと。バーブレスフックが広まると良いなぁと思ってます。

メタルジグで海底から釣るときに根がかりにくい方法

▼メタルジグで海底から釣るときに根がかりにくい方法。投技フックだとボトムでフックが浮き上がるので、根がかりしにくいとのこと。フラッシャーってそんな役割もあったのかと。

堤防などからメタルジグを投げて釣っています。海底での引っ掛かりが怖くて、着底
する前にリールを巻いています。
やはり、着底してから巻くのが原則なのでしょうか?
また、どのように引っ掛かりを回避すればよいのでしょうか?

シングルフック換装のメリット・デメリット

▼シングルフック換装のメリット・デメリット。トリプルフックとよく比較されますが、ケースバイケースできちんと理解してつかいたいところ。

例えば、マリアルアーやタックルハウス ルアーなどの購入時に付いてトレブルフックで充分遊べるとおもうのですが、シングルフックの方がフッキング率が上がると言う人もいます。オーナーバリさんのシングルフックでおすすめなどはありますか?よろしくお願いします。

グレ針とチヌ針の違いと、チヌ針の選び方について

▼グレ針とチヌ針の違いと、チヌ針の選び方について。グレ鈎は伊勢尼を、チヌ鈎はチヌ鈎をベースにしているとのこと。シチュエーションに応じたカラー選択が重要なようですね。

フカセ釣りで使用する針について、グレ 針は短軸や軽量設計など、針の形や重さの種類が豊富にありますが、チヌ 針についてはどれも形が似ており、あまり違いがないように感じます。
これはやはりそれぞれの魚の特性によるものからなのでしょうか?
またチヌ 針の選び方について、どの様な状況の時にどういった針を使用すると良いのか?

まとめ

今回は、オーナーばりによる期間限定コンテンツ「つりばりサロン」を紹介しました。

どの回答も同社スタッフのものづくりへのこだわり・人柄の真摯さ・釣り好きがとても伝わる内容でした。

冒頭話した通り、ハリは釣り具のなかでも極めて重要なのに、意外と軽視されがちな印象です。

どんなにテクニックがあっても、どんなによいタックルでも、ハリがかりしなければ魚とは出会えませんしね。

回答を読んでいて思ったことの一つに、釣り鈎は同じようなモデルでの差がわかりにくいという点があります。

パッケージが小さいので、特徴差が説明しづらかったり。

このあたりはメーカーを問わず、同様の商品を同時に販売する場合のひとつの課題なんでしょうね。

※アイキャッチ画像出典:株式会社オーナーばり

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