明石鯛を求めて~初心者釣り師タイラバ船に乗る~

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~この記事は約 7 分で読めます~

編集長より:

【釣り初心者アラフォー北條の釣り事はじめ】として行っていました本連載ですが、アレがコレでソレなので、

【釣り初心者下衆大将がゆく】に変更して本記事よりお送りします。

こんにちは。ORETSURI釣り初心者担当、下衆大将こと北條でございます。

最近、奇特にもORETSURIをご覧になる方も増えてきたとのことで、ここで改めてなんで下衆大将かと説明いたします。

ずばりそれは『下衆』だからです。それに『大将』をつけて下衆大将。

なんと、ほこらしい称号でしょうか・・・

って、

こんな名前をつけやがってこのクソ編集長めが。

はい。気を取り直して。

目次

アイハバドリーム、タイ釣りたいのん

釣りの世界にアレヨアレヨと引き込まれ、やがて趣味と認識し早や1年。新たにスーパーの鮮魚売場で、店員さんが魚をさばくのを延々と鑑賞するという謎趣味が加わるにいたり、不審者として地元のスーパーから出禁にされそうな45歳の夏です。

1年前から釣りを本格的にはじめた私には夢があります。

アイ ハブ ア ドリーム。それは何かと言うと、私の故郷明石で鯛、そう明石鯛を釣ると言うこと。

日本人にとって花と言えば桜、魚と言ったら鯛というぐらいな代表的なお魚。
それも故郷のブランド鯛ですので憧れもひとしおでありんす。

今回は偶然にも、金曜日に関西方面に出張が入るという幸運があり、

ごほん。えー、あくまでも幸運があり、出張が確定した瞬間に、勇気をだして垂水港のタイラバ船の土曜便に予約を入れました。

そんなアラフォー釣り初心者の顛末を、そっとお届けします。

▶「下衆大将、タイラバを買いに行く」を次のページでチェック

フィッシングマックス垂水店でタイラバ購入

出張先での仕事が終わり、深夜に実家に到着。

船の集合は早朝5:30との事で、朝バタバタしたくないワタクシは地元の釣り具店で、装備を揃えることにしました。

金曜、土曜は24時間営業のフィッシングマックス垂水店。関西一円では何店舗も展開する、大手釣り具店のようです。
釣りDQNが飛んで火にいる夏の虫とでもいいましょうか、このライトに誘われ、ワラワラと吸い寄せられていきます。

国道沿いに忽然と現れるフィッシングマックス垂水店

サイトを見ていただければですが、店内の商品は相当なアイテム数。
お目当てのタイラバ関連はこちらの通り↓

壁一面タイラバ祭り

なんじゃこれは。各メーカーのタイラバが勢ぞろい。タイラバの釣り自体が流行っているというのもありますが、さすがは鯛の名産地ということもあるのかもしれません。

事前に船長からは100g~150gで赤、オレンジ、ケイムラ色のタイラバを用意するように聞いていたので、なんとなくアラフォーの私には耳に響きの良いこちらのタイラバで揃えることに、ジャッカル社の爆流ビンビン玉

何となく、名前に惹かれて

色々調べてみると、タングステン製(鉛より比重が重いから、サイズが小さくて使いやすい)が良いとの事ですが、まー高いんですねタングステン。と言うわけでビンビンする鉛製で揃えました。

100gから150gを2種類づつ購入

▶いよいよ次のページで出航!

垂水漁港から出航

お世話になる船は利弥丸。

強面の船長ですが、非常に気さくな方。サポート役のお兄さんが一人付き、当日は常連さんが多数でほぼ、満船状態。

皆さんのタックルですが、重装備もいいとこ。専用の竿は一人三本づつ、ルアーボックスには色とりどりのタイラバがぎっしり。

まわりを見まわしてもフィッシングマックスのビニール袋でやっつけ参戦のような釣り初心者は私一人で、正直言うと肩身の狭い事、狭い事(。-`ω´-)ンー

レンタルタックルは以下のスペック
・6から7フィートのロッド
・小型の両軸リール
・0.8号くらいのPEラインに12lbのフロロカーボンリーダー(潮が早いので、PEラインも細めの様子)

不安と期待を胸に、明石海峡に船は出陣

ドンドンドドドン♪

出陣!

明石海峡大橋

そしてタイラバ、プレイボール!!!

明石海峡大橋をくぐったポイントで第一投目。
船長から「100gでまずやってください。60mです」とのアナウンス。

常連は一斉に投下するも、ワタクシはサポート兄さんから以下のレクチャーを受けます。

・真鯛はタイラバが落ちてくるところから見ている!
・着底して底取りをしたら、スムーズに5mくらいPEラインを巻きとる
・途中で止めたりすれば、鯛に見切られる!
・ロッドは海面にむけて、竿先が上下にぶれないように巻く

とにかく、真鯛は繊細で賢いので不自然な動きには騙されない、底をしっかり取ってすぐに巻く!

とのこと。

リールのクラッチを切り、ワタクシのビンビン玉は海底へむけてビンビン沈んでいきます。
PEラインの目印を頼りに、船長の指示のあった水深まで投下しますが。。。。

「うんっ???(○ ̄ ~  ̄○;)・・・」
「なんだこりゃ、、、、糸がずっと出てる、、、??」

そう、この複雑で速い潮流の明石海峡においては、ワタクシのような釣り初心者のボンクラでは着底しても気が付けず、タイラバも延々流されているのです! Σ(゚Д゚)

巻いて、クラッチを切る。

これを何回やっても

「やばい、ホントにわからん、、、 (゚Å゚;)」
この釣りは底取りが命。これが出来なきゃ命取り。。。
なんせ、王者真鯛様はタイラバが落ちて来るところから見てます。
モタモタしてれば相手にもされない。。。

「ダメだ、感じろ。考えるな。。。Don’tthink!Feel!  ( -`Д´-;)…アセアセ」

ブルース・リー師の言葉が頭に駆け巡った時、サポートのお兄さんから、
「底分かります???」ヤレヤレだぜといった感じで確認が入りました。

ワタクシ:「いや、正直わからないっす・・・トンと言う感じなんですか?」
お兄さん:「いや、竿先が少しピンという感じになります。ほら!今なった!」
ワタクシ:「(;=´З=)ぅむぅ…」

禅問答のようなやり取りの後、もう、実戦を繰り返すしかない。慣れるまでやるのみ!とセッセと投下。
気づかずに糸を出していると、これがまたお祭りの原因になり、お隣さん、後ろのお客さんに迷惑かけること、この上なし。ますます、委縮する初心者おっさん。。。。

試行錯誤を繰り返しているうちに、

船長:「はい~、上げてください~」

どうやら、アタリがないとなると、すぐにポイントを変える様子。
頻繁に淡路島の周辺を北淡路~南淡淡路まで移動を繰り返していました。

そうこうしているうちに、一人の常連客さんの竿が大きくしなる!

ついに大物ヒット!常連さんですが。。。

「まぁ、こんなもんかな」とった表情の常連さん。

うらやましいったら、ありゃしない。。。。。

▶次のページで下衆大将の竿に異変が!

そして遂に私の竿に!!!!

そして、午後になり船長から次のお言葉が、、、、

「はい、これが最後になりますね。これで港に帰りますので~」

これまので釣果は、最初に釣れたちびっ子カサゴのみ。。。

「今日も負け戦か・・・・・。かーちゃんに出刃包丁まで買わせたのになぁ~」

最終回、いまだ0点のままツーアウトの場面でバッターボックスに入った高校球児のような気持ちで、最後の一投を海底へ、、、、、

スルスルーと本来ビンビンのはずのタイラバは寂し気に沈んでいきます。

何となく着底したかな、、、と感じて巻きに入った次の瞬間。。。

 

ガツン!!!!!

ヽ(゜ロ゜;)ノ

 

今までにない、竿の感触。。。
竿先が海面に突き刺さる!
巻き始めるも、リールは糸がでます。ふんごー!!!

船長:「来たな!これ!焦らんでエエからね。おい、タモ用意したって!!!」

最後の最後で、落ちこぼれ初心者についに魚がかかりました。

なるべく冷静にリールを巻きます
慎重に慎重に、バレるなっと気持ちを込めて。。。。

そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ぬ。貴殿でしたか。。(-_-)ウーム

最後にかかってくれたのはワカシさん(ブリの幼魚)
なんとか気合でバットに当てたものの、内野ゴロで一塁ベースにスライディングしたまま起き上がれない高校球児のような気分で納竿。

船は垂水漁港へ。。。。。

船の釣果。大鯛1枚に小型が4枚。全体的にワカシ祭り

ほろ苦い気持ちとワカシを抱えて、実家に帰宅。かーちゃんに料理してもらいました。

塩焼きと照り焼き

振り返って

今回のタイラバ釣行をふりかえって、以下のことを痛感した次第です。

・一見簡単な釣りだからこそ、微妙なアクションやスムーズな動きが必要
・状況を見て、タイラバのネクタイ(飾り)、色、大きさを変える臨機応変さ
・そして道具が大切。やはり、道具の性能は大きくでるなと痛感した釣りでした。

次回はマイタックルを用意して、リベンジに臨みたいと思います。

では、また!

下衆大将

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