こんにちは、タクミ@TSURiTAKU62です!
今回も寒さに負けず多摩川河口にいってきました。
バチ抜けするも、釣行時間の確保が・・・
2月1週目の中潮。
各所で「バチ抜け報告」がちらほらあり、よい釣果情報も見聞きするようになってきました。
イソメやゴカイ類(通称「バチ」)の産卵行動。潮汐に関係しており、冬の日没前後に満潮を迎え、その後の下げ潮のタイミングで発生しやすい。
もしかしたら、今夜もバチが抜けて爆釣なんてことも!
そんな淡い期待を持ちつつ、仕事や家事をこなしていきます。
が、私はサラリーマン&パパアングラー。
どんなに急いでも下げ潮には間に合いません。
家事を投げ出してまで釣りにいくことはできないんですよね。
自由な時間はすべてのタスクが終わった後、睡眠時間と引き換えのナイトゲームです。
「下げが間に合わないなら、上げで撃てばいいじゃない。」
心の中で、貴族の女王口調でつぶやきながら洗い物に取り掛かりました。
この冬の経験が活きる!ド干潮チヌ狙い!
子供たちを寝かしつけ、バナナマンのラジオを聴きながらポイントに向かいます。
多摩川河口は、ちょうど干潮潮止まりのタイミング。
アカエイを気にしつつ、そろりそろりと流心へ。
潮止まりの時間なので、流れは少なく水面は鏡のような状態。小魚の跳ねる姿もなし。
水質はクリア。
まずトップウォーターやウエイク系で表層を探るも反応なし。
ブレイクラインを確認するためバイブレーションを投入。
アップから扇状に探っていきます。
4投目でダウンクロスにキャスト。
シーバスやトラウトなどを河川で狙う場合、流れにルアーを乗せたり、その抵抗を感じながら釣る。上流方面に投げて、流れにのせながら自分の立ち位置まで引いてくることを「アップクロス」と呼ぶ。下流方面へ投げて自分の立ち位置まで巻いてくることを「ダウンクロス」と呼ぶ。ルアーの移動速度や、ルアー自体が持つアクションの強さが変化したり、流れにのせる釣り方など、場や釣況にあったキャストの工夫が大切。
「干潮、バイブレーション、ダウンクロス、ボトム」
この冬の多摩川釣行経験からいくと、このパターンはチヌかキビレが来る可能性があるな。
そう考えていると・・・
ズン!
ゴンゴンゴン!
やっぱり!
水温は低いけど、なかなか元気。
優しくよせて、最近マイブームのグリップキャッチ。

予想がドンピシャで当たったときのヒットは最高。シーバスじゃないけどw
早い時間で「予想が当たるいい釣り方」ができたことから気分も高揚。寒さもふっとびます!
上げ潮スタート!足元にいたベイトは?
そうこうすると、上げ潮がきいてきたようで、多少濁りがでてきました。
その後反応がないため、秋ごろに調子のよかった立ち位置へ移動します。
入水。
するとなにやら足元の水面がキラキラしているような・・・
ライトをつけよく観察・・・
お、アミがいる!

昔釣りをするときは磯が多かったため、こうしてアミを見るのは初めて!
小学校のころ校門でぼったくり価格で売ってたシーモンキーみたいw
そうするとアミパターンってやつか・・・
となるとクリアカラーがいいと本に書いてあったのを思い出す。
すぐにクリアカラーのミノーに変えてデットスローで巻いてみます。
潮目や流れのヨレを意識し、ポイント範囲を分割しながら探っていくが反応はなく。
そして、時間だけが流れていく・・・
一通りのルアーローテーションを行うもなにも反応が得られず。
それに、もう帰宅時間に近づいてきています。
正直、アミを意識して釣りをするのは初めてでイメージが出来ていないんですよね。
逆にアピールを強くしてみようかな・・・
そこでフローティングミノーに交換し、先ほどまで狙っていたラインをジャーキングで探ることに。
一定のテンポ、同じ幅で竿を振り。
ジャーク、ジャーク、ジャーク!
もう時間がない。
気持ちをこめてラスト1投!!
からの、8投目w!
着水!!
ジャーク、ジャーク、ジャーク!
からの、ただ巻き!
ジャーク、ジャーク、ジャーッ!!
ガン!!!
気持ちぃいいいい!!!!
サイズはそんなに大きくはありませんが元気なシーバスを確認。
センターフックしか掛かっていないため丁寧によせてネットイン!

50㎝前後の綺麗なシーバスです。
諦めないでよかった~!
しかも、釣りたかったジャーキングでやっと釣れ、うれしさはひとしおです!
アミパターンは、いまいち掴めませんでしたが、思い出深い1匹と出会えて大満足な釣行となりました。
翌週また「アミパターン」にチャレンジ
前回の釣行でジャーキング中でのバイト感覚が忘れられず、いてもたってもいられなくなったんですね。
といことで、またも河口に。
この日は中潮で満月。
下げ潮には間に合わず、上げ潮2分の状況です。
前回のポイントに入ると、またも足元にアミが湧いています。

少し濁りもあり良い雰囲気。
全体を見回すと、明らかに流れがヨレてるところを発見し、そろりそろりと気配を消しつつ進みます。
ルアーをアップクロスに投げて流し込める位置まできました。
表層を引きたいのでウェイク系のルアーを選択。
カラーはアミを意識し半分クリア。
以前だとここで待ちきれず、ヨレに目掛けてすぐにキャストしていました。
が、今回は気配を消すため3分待ちます。
ハイ、待ちきれず2分半でキャストしました。(本当は5分は待ちたい)
1投目は、ヨレのアップ側をゆっくり巻いてくるも、反応なし。
2投目、ヨレの上を流しダウン側に来たタイミングでゆっくり巻くことに・・・
コツン、
グーーーン!
っとキレはないですがルアーを引っ張る感じの当たり。
ガツンとフッキング!
ひょっとしてこれがアミパターン!?
寒いけど元気に跳ねるのはシーバスです。
サイズは大きくないのですが、手前まで来ても水をバシャバシャとかけてきてサービス精神旺盛!
グリップランディングしてパシャっと撮影!

幸先の良いスタートに期待が高まりますが、その後は一切反応を見つけることができず。
水の変化を探しポイントをかえたり、ルアーやレンジをかえたり、アクションの工夫をしてみたりしても、魚を追加することはできませんでした。
もう1匹追加できればパターンの再現性を確かめることができ、自信につながるわけですが、うまくいかないのが釣りの醍醐味ですね!
時間切れのためこの日は終了に。
パパアングラーに必要なのは「フィールド即応力」かも

サラリーマン&パパアングラーも世の中にはたくさんいらっしゃるかと思います。
家庭もいろいろなわけですが、どの家でも、家族をすっかり無視してまで釣りにいってしまっては長い趣味として続けることはできないんですよね。
そのため、私は「○○シーズンの上潮の○○にあわせて釣行する」というよりも、「都度都度の状況」を楽しむようになろうと考えています。
つまり、家タスクをこなして、フィールドに出たタイミングで状況をすぐさま把握し、アジャストさせる力が必要なわけです。これから「フィールド即応力」を身につけていこうと思っています。
2月上旬はバチ抜けに当たることはできませんでしたが、何とかシーバスに出会うことが出来ました。
しぶいと言われている潮回りでも、フィールドに出れれば可能性はゼロではありません。
今の環境でも自分のスタイルの釣りが出来るように修行していきたいです!
とか言っていますが、現在3回連続ボウズ継続中。
やはり時合が正義だと思いますw
タクミ@TSURiTAKU62
当日のタックル
ロッド:DAIWA LATEO 96ML・K
リール:DAIWA 23 LEXA LT3000S CHX
ライン・リーダー:PE1号、VARIVAS ショックリーダー VEP 16lb
ルアー:サルベージソリッド60ES、ブローウィン!125FSlim、クロスウェイク90