どーも平田です。釣りにいける時間ができたとき、いつも何の釣りをしようかと迷ってしまうことはありませんかね?
ハゼか、ウナギか、ナマズか、ブラックバスか、シーバスか、メバルか、堤防釣りか、ショアジギングか。季節にもよりますが、秋は釣り物が多いですね。神奈川の多摩川界隈に引っ越してから贅沢な環境なのかも。
そんなこんなで、この日は、
大潮。
フォントを大きくしてみました。それくらい海釣りをする釣り人にとって大潮はテンションが上がる日です。
もー、極度の釣りキチは会議中でも、商談中でも、大潮のことをしか考えていないはずです。
多摩川の大師橋でランカーシーバスを狙う
この日は、夕まずめから潮がサゲになるあたりにあわせ、多摩川の大師橋でランカーシーバスを狙い、ウェーディングしようと思ったのですが、なんとなくひらめき、ORETSURI 仲間のほしけんさんに聞いた某シークレットスポットへ行ってみました。ほんとは、ウェーダーが漏水するので、寒くて多摩川に入りたくなかっただけです。あれは気合いるからなー。
で、到着。
ぶっ込み釣り系のおじさん方が2人いるので、まずは釣り人のマナーとしてあいさつ&ヒアリングから。
「いやーどうもこんばんは!釣れますかー?」
「いやーまだだねー」
「やっぱりスズキですかね?」
「いんや、うなぎ。」
「おーうなぎですか。いつも釣れるんですか?」
「うーんと、きょうは釣れてないんだけど、こないだは、60センチくらいの釣れたよ。」
(となりのドワーフ系の若い方が、親指と人指し指を丸めてバナナくらいの輪っかをつくって教えてくれました)
「デカ!わたしはいつも鰻釣りは多摩川の六郷あたりなんですけどね、あそこは小さいのしか釣れないんですよね。」
「このへんのはデッカいよー。70くらいまで釣れるよ」
「え、70!食べるんですか?」
「にひひひひ、いやね、家で飼ってんの」
「へー。うなぎよく見るとかわいいですもんね。たのしそうですねー」
歯が抜けている人柄のいいおじさんとドワーフ系の方でした。
その後、ルアー釣りの方に遭遇。ここでもヒアリング。
「どうもこんばんはー!釣れますかー?」
「いやーだめですね。あ、でも50センチくらいのクロダイが釣れました!」
「えー!すごい!クロダイかー。50はデカいですね!」
「そうなんです。ここ根がかりやすいですねー。ミノーひっかけちゃいましたよ」
ふむふむ( ..)φメモメモ(浅くて根がある)
さきほどのウナギ釣りツインのおじさん方のお話によると、今日はシーバスのボイルがなくて落ち着いているとのこと、先日来たときは、ばっちゃんばっちゃんいってたよと。
たしかにボイルないなー。
実釣開始~ぼふん~
ベイトはいるようですねー。いなっこ(ボラの幼魚)かな。
それにしても捕食系のボイルがないなーと思って、この際、マグナムポップR(ポッパー)で活性を上げてみようとおもったらないわけで、代わりにサミーをつけて、すこし派手めにアクションさせてみます。
シーバスとかバスとか、ポッパーで活性があがることがあるんですよ。と、しったかしてみます。
もよん、もよん、ステイ。もよん、もよん、ステイ。
もよん、もよん、ステイ。もよん、もよん、ステイ。
(ドッグウォークというペンシルベイトの首を犬の散歩みたいにするルアーアクション)
ばちゃーー。ステイ。ばちゃーー。
(ジャークといってすこし強めに水面をひっぱったときの音)
ぼふん!
おー、きたぞー。
その後、スイッチが入ったのか、ボイルが連発です。
ぼふん!ぼふん!
ぼふん!
んー、ポイントが近いからか、こちらの背に街灯があるので、影等で見切られている気配があります。
ほな、ワームで。そしてしゃがんで気配を消して釣りしよう。
エコギアのグラスミノーLのイワシカラーをカルティバの静ジグヘッド14グラムにつけてキャスト。
うーん。かすかにバイトがある気がするのですが、乗りません。
しっぽだけかじっている気配です。
こういうときはリアクションで釣るのがよいということで、早引きしてみます。
そーれ早引き、ぐりぐり、時折ジャーク。
ん。グググっ!
おーきたー。ぐおー、けっこう引きます。50センチくらいかなー
このサイズは去年の秋の多摩川ぶりだ―。
で、45㎝。しっかりベイトを食べて筋肉質ですね。
どうやらベイトも大きめなので、ワームのサイズとボリュームを増してみようかと。
イナッコに近いワームかー。
うーん手持ちは、エコギアのパワーシャッド5インチか、バルト6インチ。
自分がシーバスだったら、バルトのほうがボリューミーでぶるんぶるんしてそうだから食べたいかなー。
ということで、バルト6インチ(リアルアジカラー)をダイワのシーバスジグヘッド7グラムにつけて投げてみます。
静ジグヘッド14グラムと比べて沈下スピードは遅くなりますし、そうジグヘッドはラメできらきらしているのです。あと尋常じゃなく針先がシャープ。なんとなく釣れそう。
それにしてもボイルが止まらなくなりました。オラ、興奮してきたどー。
ぼふん!ばふん!ばふ!
ぼふん!ばちゃばちゃ!
ボイル祭みたいな。
ん。グググー。
おー、ひく。これはヤバい。かなりヤバいひきだ。のっけから竿が根本までしなり、ドラグが鳴っています。
さっきファメルのフロロカーボンリーダ20ポンドが切れて、時合を逃したくなかったので、ラパラのラピノヴァX1号PEライン直結にしたばかり。PE直結で、がちんごで引き寄せると、突然の引きでショック切れしそうで危険ですし、手前は牡蠣殻がついた石というわけです。
心臓ばくばく、興奮物質が体中を駆け巡ります。
んおー、そっちにいったらだめだー。
にしてもこの子はエラ洗いせず、ぐんぐん下にもぐっていくなー。
まさかアカエイ!?
にしては、引きがシャープではある。重いが引きはシャープ。
シーバスにちがいない。
わ、右に走ります。そっちもだめだって、岸際の牡蠣殻にやられる。夢中で、ロッドを頭上にあげて引き出します。
で、やっとのことタモ入れ。
念のため、ランディングネットネットもってきてよかったー。
キタ――(゚∀゚)――!!
70センチないくらいのサイズですね。体高もあり、かなり重かったです。
口の中からは消化中のベイトが。
あ、そうそう、わたしはフィッシュグリップ使わないで、左手だけグローブはめて魚をつかんでいるのですが、計量機能付きのものはたしかに便利ですよね。
おげー。シーバス先輩が吐いたベイトがこちらです。。
その後、スレがかりで、イナッコ。これがここのシーバスのベイトなんでしょうね。
大物狙いには、ビックベイトのほうがよさそうですね。寄ってくる群れによって違うのかと思うのですが、80cm以上のランカーもいそうな気がします。ダイワのモンスターウェイク3Dイナッ子なんかはよさそう。このシリーズはイナッ子が水面をむれて波動を立てるのにとても近いらしいです。
その後、シンキングペンシルであるラッキークラフトワンダーで、ひれぴんボラ先輩。先輩、スレごめん(‘ω’)
そうそう。潮が引いた干潮付近に、足元の石の間をみたら、でかめのウナギのしっぽが見えました。
あれは60センチ、いや70センチ以上ありそうな。
その後、角度を変えたら、胴体のにょろにょろも見えたのですが、根の中にもぐってしまいました。こういった障害物にウナギっているんですね。びっくり。うなぎって日没から二時間弱の時合が終わると、夜でもこうして障害物にはいってしまうんでしょうね。勉強になりました。
ということで楽しい時間をすごせました。
ほしけんさんと釣り場と釣り人のみなさんと魚に感謝です。
ではでは。
平田
【タックル】
ロッド:アングラーズリパブリック(ANGLERS REPUBLIC) ロッド エルア ショアガン SFGS-80M/P5の旧モデル
リール:旧型レブロス3000
ライン:ラピノヴァX1号 PE
リーダー:ファメル フロロカーボンリーダー20lb
ランディングネット:メジャークラフトのランディングネットネット5m
【シーバス関連の書籍】