【釣り場の怖い話】地名の由来|ぬまingさんの話

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釣りをやり始めたときのこと。

どこがよく釣れるのか知りたくて三浦半島のおかっぱりをグーグルアースを頼りに歩き回ってました。

だいたい雑誌に出るような関東の漁港は釣りきられてるのでマイポイントが欲しかったんです。

あるとき、釣行前日に自宅でグーグルアース見ていたら、崖を背に小磯と砂浜が絡む好ポイントを発見。

ここなら漁港から離れてるし打たれてないかも!行ってみよう!ということで平日のデイゲームで向かい、その後ナイトゲームで友達と合流する流れになりました。

当日は天気も良く平日ということもあり、地元の釣り人もほとんど見かけず。

小高い山の手前にあるマンションの脇道を通って行くのですが、この時からなんか嫌な感じがしていました。

山に沿うように歩いてポイントが見えた瞬間、、、不思議な現象が起こりました。

ん?え?

どうしても進めないんです・・・

理解出来ませんでした。

なんと表現したらいいのか思いつかないんですが、目の前にに空気の壁があるみたいに前に進めないんです。

マジか?なんで?

それでも見えない壁を押すようにしていたらなぜか急にスッと前に進めるようになりました。

今のなんだったんだ?

と思いながらも無視して進み、ポイントに近づくにつれまたも異変が。

体中の震えが止まらないんです。

今度はなんだよ。

それでも釣りたかったので無視。

進み続けました。

そして目的の場所に到着。

小高い山の反対側から来たのでわかりませんでしたが、不気味な洞窟(防空壕??)があり、昔からあるであろう人1人通れるくらいしかない石段が洞窟の隣から山頂に向かって続いていました。

こっわ~。しかもなんか視線感じる。

あ!でも帰りは近道になるかもしれないからこれで帰ろう!

釣り欲とは恐ろしいですね。

なぜか現場写真も撮っていました。

妙な視線を背中に感じ震えながら、釣りを開始すると竿抜けサイズのガシラがバンバン!

楽しい!これはすごいポイントだ!

でも、、、

嫌な視線と震えに耐えられず1時間で切り上げることに。

そして石段を上がったときに見てしまったんです。

洞窟の奥に花が添えてありました。。。

なんで洞窟に花!?

やばい。早くここから立ち去ろう。

早足で石段をあがると、山頂付近でさらに追い討ちをかける恐怖が待っていました。

何かが祀ってあります。

塚??

ここはヤバいところなのかもしれない。

なんだよこの視線と震えは!?

最後は走るように山を降り現地の喫茶店にかけこみました。

とにかく怖かったんです。

ナイトゲームで友人に会い場所を言ったら開口一番、

「よくあそこいきましたね。地元の人も近づかない場所だし僕は昼でもいきませんよ。」 と。

・・・

後日談ですが、『見える』友達に何も伝えずに現場写真を見せたら、「日本刀が横切った」といっていました。

後からネットで調べたら、そこは昔罪人を処刑していた場所らしいのです。

○壷という場所なんですが、○に入る漢字は、水面に漂う血がそれに見えるからが由来だそうです。

※投稿いただいた釣り場の怖い話は編集部で編集して紹介しています。

俺の怖い話はもっと怖いから聞けという方は、コチラから話をしてください(釣りに関するもの)

これまでに寄せられた釣り場の怖い話はコチラ。

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