今回の場所は、お手軽な三崎港花暮岸壁です。
都内からも遠すぎず近すぎずよい距離です。
三崎口からバスで20分くらい。トイレもあるし、バス停からも近い。
釣り餌も買える。堤防なので、初心者にもやさしい立地。
7時15分あたりに三崎口集合というスケジュールでしたが、おきたらナント7時15分。
こりゃやっちまった八街興業!とFacebookをみたら、案の定、小室によるディスりスレッドが鋭意はじまっていて、「今起太郎」と報告をすませ、エサを買って現地に到着したのは、9時半頃でした。
三崎港の釣具屋おばはんが、
「今日のイソメは太めなので、本数取れないかも。グラムできまってますんで」と、なんらかリスクヘッジをはかっていたのですが、
ターゲットはマコガレイとカワハギ、特にカレイには太いイソメどんとこいというわけで、条件としてはプラスとしましょう。
花暮岸壁に到着すると、俺釣の面々が、仕掛けをおもいおもい海に投げ込んでいます。野本夫婦も殊勝なことに上州屋で入門道具を揃えてきて、投げカワハギの仕掛けをさかんに投げ入れています。
この時点で、どうやら釣れたのは、松尾先輩だけのようで、ベラが数尾とのことです。
わたしの到着前に通りすがりの婆さんには、「カレイなんかここ釣れないよ」と宣告される始末だったようです。
わたしもさっそくパームスのショアガン8フィート5pを継いで、ジェット天秤に投げ用のハリスをセット、二本針に、ごんぶとイソメを一本がけで刺します。
この手のイソメは半端なくパワフルで、グネングネンと噛みついてきますが、これに100円ちょいで売っているホタテの貝殻パウダーをまぶすと、滑らず針り付けしやすいですよ。
ショアガンはシーバス用なのですが、35グラムまで対応していて、小さめのジェット天秤投げるのにもちょうどよい気がします。
コンパクトで電車釣行にも便利。しっかりしたつくりにしては、値段も1万円台と気に入っている竿です。
実際、タックルベリーで12000円くらいで買いました過日大磯港であわや海の藻屑になりかけたのを回収できた想い入れのあるやつです。
ジェット天秤なんかは投げるだけで気持ちよいですね。
ゴルフの打ちっ放しとか、やったことないんですがこんな感じなのでしょう。
花暮岸壁あたりはいつも潮がむかって左から右へ流れています。
場所により軽い重りだと潮具合によっては流されてしまうことも。
もう一つ、先日買ったライトルアーゲーム用のダイワのクロスビートで、
ちょい投げカワハギ仕掛けをセット。
これはウルトラライトなので、エサ釣りだと、
チョイ投げよりは浮き釣りの方が良いかもしれませんね。
ダイワ(Daiwa) ロッド クロスビート 764TULFS
このあたりで、前日上州屋でロッド&リールを揃え気合い十分釣り二回目のエンジニア河ちゃんと、野本夫婦が連続してカワハギをゲット。
よかったねー。手のひらぐらいのサイズです。
面々が、カワハギだーヒャッハー!と、一気に肝醤油フィーバーに入り、野本妻の竿入れもどことなく鼻息が荒くなり、主婦の生活根性が加わった気配がします。
うん実にイイ。
カレイがきた!?
あ、わたしのショアガンの穂先が、微妙なアタリを報せてきます。
ミディアムアクションのシーバス竿なので、こまい魚のアタリは全くわからないですが、カレイは先アタリで合わせると抜けるからなーと、釣ったこともないのに、思案して放置しておくと、そのアタリが増幅。
おもわず、松尾氏に、「俺のきてますよー」と、他人事のように伝えると、
「それ、もうかかってんじゃないの。泳いでるよきっと」とのこと。
そこで、ショアガンを手に取りまく。
この間釣った彼岸フグ先輩より引かないと思いながら、20センチくらいの何かだなと巻いてくると、途中から、なんとなく横に、ふらりふらりとした引き。
で、野本妻とラインが交差しつつ、上がってきたのがこちら。
ラインも太めなので抜きあげました。
マコガレイですね〜。やりました。わたし、実はカレイ釣ったの初めてなんですよ。
その後、まさかの、海毛虫ダブルヒット。針全部飲み込むんですよね。彼ら。バキューム。。。その後も5匹くらいは海毛虫釣りました。。。
野本妻の撮った毛虫処理中のわたし。
堤防釣りは、お手軽なんですが、ハオコゼ、ゴンズイ、海毛虫、イソカサゴ、アイゴなんかの毒魚や、カサゴやメバルやメゴチのんかの棘持ちフィッシュがかかることも多く、触ると危険なことも多いです。
ハオコゼとか、慈悲のこころをみせた瞬間ビビビッとか指に背ビレが突き刺さり、あの鈍痛です。
ずきんずきん数時間痛いんですよ。と、いうことで安いので構わないので、フィッシュグリップを用意しておくとよいですよ。
ステンレスのメゴチバサミなら200円以内くらい。
わたしは、第一精工のサバゲーカラーのグリップを装備してます。ザクっぽい色艶が堅牢そうで気に入ってます。
その後、野本夫婦にカワハギ釣りとはこうだ!と、
そんなにカワハギ釣ったことないのにレクチャーしたら一投目でカワハギ。面目躍如とはこのことか。たまらんな、この師匠感。ふはははは。
その後、浮き釣りで、海タナゴ。15センチくらいのメバル連発。
ナマイキくんをまき餌に使うという大胆な裏技をみせる師匠たる俺。
恒例の小室寝釣り。今回は敷布付き。
奥では、船の隙間で野本妻がヘチ浮き釣りで本気スナイパースタイル。
今晩の食卓になにが上がるかがかかっているんですとのこと。人は本気になると強いですね。
納竿
風が出てきて、イソメも使いきり、4時前に納竿。
松尾先輩、遠くから来てくれてありがとうございます!遅刻してごめんなさいね。いつも通り、優しい眼差しで、佐藤夫婦とのおまつりをほぐす姿に、仏認定いたします。南無阿弥松尾仏。
結局のところ、6人で30匹くらい釣ったのではないでしょうかね。
1人最低3匹くらいでしょうか。
マコガレイ、サビハゼ、メゴチ、ウミタナゴ、メバル、カワハギ、トリックサビキがあれば、トウゴロウイワシに混じって回遊してきたウルメイワシもいけたでしょう。
帰宅してカレイとキープした大きめのメバルは煮付けに。
疲れたので、ごはん炊くの面倒くさくなり、日清トムヤムクンヌードルを食べてねました。これが旨いんですよね。
ということで、事故もなくみなさんとの釣り納めが終わってよかったです。
わたしはまだまだ釣り納めないけどな。
ではでは。