神奈川県某河川へ
どうも平田です。神奈川県某河川。都会の真っただ中の大自然。1日雨が降っていましたが、到着後、さらに雨が降り出しウナギ釣りにとってはナイスなコンディションです。真夏の夜の釣りは夜風が心地良いですな。
見渡せば釣り人といえば、
- シーバスのランガンの人
- うなぎのブッコミ師(この方は先月もお会いしたお人柄がよい方)
- ベイトロッドにスピニングリールをつけ、ミノーを投げて、逆さに巻いているアジア系青年。とても気さく。(ベイトスピニング青年と呼びます)
ドバミミズを掘る時間がないので、釣具屋にて大関スーパー太虫をゲット。700円くらいするのですね。なかなかのお値段です。次回はドバミミズをひたすら掘ってからのぞみたいところ。本音をいえば養殖したい。
さて、今回は、ペットボトル仕掛け12個&ぶっこみ仕掛け3つです。
始めて早々、シーバスロッドの遠投仕掛けと、バスロッドちょい投げの竿先にアタリが。突っついているアタリですね。これは、ハヤとか小魚か蟹が突っついているのでしょう。
うなぎの場合、喰いこんだら、ググッと竿先が持っていかれます。なので、無視してOKです。と、思いながらも、今か今かと、どきどきしながらバスロッドAの位置をずらそうとリールを巻くと。わーん根掛かりです。仕掛けロスト乙。
と、いっても、ナス型オモリ6号とうなぎ針12号だけなのでやすいもんです。この釣りは餌さえその辺で掘れば原価が安いですね。
ペットボトル仕掛けで、ミミズも使い果たしたということで、投げ竿は二本で勝負続行。
待つ。ひたすら待つ。ペットボトル仕掛けの状況を巡回して行ったり来たり。来たりいったり。巡回警備員みたいなもんです。
行ったり来たり。来たりいったり。ここで、ベイトスピニング青年が、ニコニコ寄ってきてしゃがんでいるわたしをのぞいています。好奇心旺盛だなと。外交用の満面の笑みで見上げたところ、おなじく満面の笑みの青年。
よくみたら、東南アジア系のようですな。よっしゃ。釣りは万国共通。一緒に楽しもう!
青年:「なに釣ってます?」
わたし:「うなぎだよ。なに釣ってんの?ミノーでシーバスかな?」
青年:「シーバス?えーっとなんでも釣ってます」
ここで、ベイトロッドにスピニングリールつけてることには触れないでおく。どうやらブッコミ仕掛けを投げて、ベイトスピニングで攻めている模様。悪いやつではなさそうだ。このベイトスピニングくんとは、仲良くその後も話したり。
ペットボトル仕掛けが倒れたぞ!
そんなこんなで、生茶が
バタン。
わ。たおれた!
速攻で飛びかかり、アドレナリンが脳内に流れ出すのを感じながら、巻き巻き。巻き巻き。
動悸が高まります。この釣り場は手前が、ゴロタ根なので、ペットボトルに巻き巻きしていると、オモリが根掛かります。なので、まずはペットボトルた巻くことを考えずに、高速で手繰り寄せます。んーなんだかぐねんぐねん引いている気がしますね。
で、あがってきたのはウナギ。
小型ですが、やりました!37センチ。
その後、ブッコミ師のおじさんが近寄って話しかけてきたので、釣れたことを報告。
「むかしは良く釣れたんだよなー」
とのこと。
このセリフ、俺も将来いうんだろうな。
「むかしは、こんなん釣れたんだぜ!こーんなでけーのがよ!」とか。
で、その後、セブンイレブンの炭酸水グレープフルーツ味が倒れて合計2匹。
2匹目は42センチ。
ブッコミはダメでした。
ウナギを釣るための5つのコツ
ここで、タイトルにあげたうなぎを良く釣るためのコツをあげておきますね。
- 雨
- 時間帯(時合)
- 場所(釣り場、投げる場所)
- 餌(種類、付け方)
- 仕掛け(針とオモリ)
雨
他の多くの魚と一緒で軽く濁りが入った方が、うなぎの活性もあがります。雨で土が削られ、ミミズやら餌も流れてくるんでしょうね。ということで雨が降ったあとはうなぎ釣りの好機。
時間帯(時合)
日没2時間程度と言われています。遅くまで粘るより、日没前30分くらいから投げはじめ、釣れん場合は、早々に切り上げビールでも飲んで憂さ晴らしするのがよいですよ。
場所(釣り場、投げる場所)
釣り場は海とつながっている川であれば大体どこでも釣れます。汽水域が個体数が多く釣りやすいようですがサイズは小さい気がします。また、川の湾曲しているところは餌が溜まりやすいと言われ、そのアタリで根など隠れ家があるところがオススメです。その他、うなぎには通り道があるといわれ、うなぎが1匹釣れたら、その周辺に複数投げ込むとよいでしょう。
餌(種類、付け方)
餌は太めのドバミミズがベストですが、市販のシマミミズの大きめのものでも釣れます。1匹チョン掛けより、房がけのように多くつけたほうが臭いと動きのアピール力大です。特に釣りはじめは寄せ餌と考えたほうがよいので、余分にミミズをつけて投入しましょう。他に、ドジョウやテナガエビ、鮎等がよく言われている餌ですが!ドバミミズがベストでしょうね。なお、汽水域より下流はドバミミズよりはアオイソメのほうが釣れます。塩分の影響で餌の活きにも変動があるので注意です。昼間にテナガエビを調達して夕方から釣ったテナガエビでウナギ釣りというのも楽しいですよ。
仕掛け(針とオモリ)
うなぎは底にいるので、必ずオモリで底をとって釣りましょう。あまり軽いオモリだと、ブッコミ釣りの際は、流されるので、ある程度固定できる重さが欲しいところです。また、基本的に飲ませる釣りなので、針は小さめのほうが食い込みはよいです。ゴロタ場では、ナイロン4号以上ですと安心です。
※釣れたら、ハリスを一旦切ってしまう釣りなので、針は小さめでOK。時合は短いので、針外しの時間があったら投入しましょう。小型をリリースする際も、一旦ハリスを切ってからプライヤーで針をとったほうが効率的です。仕掛けがついたまま針を外すとウナギが仕掛けにからみついて大変なことになるので注意です。