どうも平田です。最近、釣れない記事を書くときは、『釣りの練習』にいっただけなんだ、ほんきじゃなかったんだ、と自分を納得させる習慣ができてきました。こういう人間は息を吸うごとに熟成していき、ダメおっさんになっていくんです。
かしこいORETSURI読者のみなさんはもうお気づきかと思いますが、この記事のタイトルにも『釣りの練習』というわけのわからないキーワードが入っていることから、この記事も釣れてないんだろうと想像がつきますね。はい、そのとおりです。釣れておりません。
まーそう気張らず、自然風景や釣り場を楽しむという目的で読んでいただければ幸いです。
さて、そんなこんなでこの日も、1時間ほど鋭意釣りの練習をしに、釣り場にむかう途中、ほくほくしながらクロダイいないかなーと川をながめていたら、まえから来たおっさんが、「どうもー、こないだあの後どうでした?釣れました?」と声掛けしてきたので、誰だろうとおもったら先日田越川でいろいろ立ち話をしたおっさんでした。
ひとのことをおっさんおっさんいってるけど、俺もおっさんなんだよなー。それにしても逗子はいいまちですね。好きですZUSHI。
田越川のクロダイは鯉とボラと仲良し
なんどか記事に書いてきましたが逗子を流れる田越川にはけっこうな数のクロダイがいまして、満ち潮とともに遡上します。
この日も写真の通り、鯉+2匹のクロダイが。海までの間に20匹は目撃しました。これがまた釣れないんですよね。喰いっ気がまったくなく散歩しているように泳いでいます。クロダイ単独の場合もあれば、鯉やボラの群れにまじっていたり、まーったくクロダイたちは何を考えているんでしょうね。彼らなのですが、けっこうぼーっと泳いでいます。でも、釣れない。
渚橋界隈
渚橋の上流の岸際水深40㎝ぐらいのところに45センチぐらいのクロダイがいたので、ここから釣りをスタート。
浅いのと川幅が狭いのでフルキャストすると対岸の石積みにルアーがぶちあたるので注意です。ここは夜になるとレッドロブスターのネオンがきれいです。いったことないけど。
歴戦のショアラインシャイナーで勝負。
ぴゅーん。
わちゃ、やべー対岸の石積みにぶつかっちまった。
あーとれた。よかったよかった。サミング必須ですなここは。
ということで、安定のアタリなし。クサフグがひょこひょこ泳いでいます。のどかですね。
この渚橋の上流あたりは足場もいいので夏場の夕まずめから夜にかけてぶっこみ釣りをすればウナギ釣りがやりやすそうだなと。もっと水温があがってくればポッパー等でトップウォーターのチニングや、メッキ狙いもできそうですね。8月以降かなー。水深が浅いので時期は短いもののマハゼもよく釣れるようですよ。
逗子海岸のサーフで釣り
田越川河口をすこし調査して、速攻であきらめ、サーフ側に移動しました。もうすぐ海水浴シーズンなので、海の家の準備をしています。
ここがまた浅いのなんの。筋金入りのシャロウです。就活中の大学生が語る『マーケティング』という言葉や、そのへんのPDCAがうまく回ってないこと明白なおっさんが語る『PDCAサイクル』という呪文のように極めて浅い海です。
遠浅。
フルキャストしても水深1メートルありません。まーでも、ソゲやマゴチの小物やはぐれシーバスくらいはいるかもしれない、このまえ27センチのマゴチ釣れたしなーとキャストを繰り返してみます。
足元は安定のORETSURI専用便所サンダル。通称ORETSURIベンサンです。
水温は意外と低めですね。俺っちが冷え性だからそう感じるのでしょうか。
釣り人なんてだーれもいないので、酔狂に斜めにキャストしてみたり。
「見えるぞ!私にも敵が見える!」
とか、ひとりシャアっぽくキャストしてみたり。
やがては釣る気が失せて、透明度が高いのでルアーアクションの確認をしてみたり。
エコギアのパワーシャッドの動きがまたよくて、自分がヒラメやマゴチだったら飛びつくなーと。
そんでもって、ルアーを引き上げてみると、テールにフグバイトが2か所。。。あぼーん。
SUPフィッシングで沖合にでたらなにか釣れるんだろうなー。
岸近くはクサフグの巡回警備がしっかり機能しているようです。
まわりを見回すと、太極拳で海と空と風と対話するおじじが1名。波動拳のような構えで元気そうです。
大型犬&マダム多数。ウインドサーフィンの方々もたのしそうですね。
海水浴シーズンは犬の散歩NGとあって、マダムたちは飼い犬の海水浴を楽しんでいるようですね。
逗子海岸の釣りをするときのルール
また釣れないもんで、他の釣り人に皆さんに役立つはなしでもというわけで逗子海岸で釣りをするときのるーるをまとめておきます。
まず、海水浴場開設期間中と通常では釣りができる場所がことなります。
海水浴場開設期間中
逗子海岸の両端の海水浴場区域外で釣りができる模様。海水浴場の開設時間は9時~17時です。と、すると、早朝や夜釣りはOKともとれますね。
通常のルール
ほぼ全域で釣りができるようですね。
スーパー遠浅の逗子でショアジギングをする人などほぼいないと思うのですが、シロギスの遠投をする人はいそうな気がします。
この海岸は市民の憩いの場で、波打ち際をジョギングする人、子供、犬、マダム、太極拳じいさんなど、釣り人以外のいろんな人が登場します。もし釣りをする場合は、ゴミを必ず持ち帰るのは当然のマナーとして、キャスト時も1投ごとに周囲を確認したほうがいいですね。
それにしてもこの逗子海岸ボランティアの方が掃除をされていらっしゃるのと、住民の方々の属性からか海岸にゴミがほとんど落ちていません。
導流堤の方までいくと、非地元民なのかDQNがBBQにきたあとにゴミを消波ブロックの穴に捨てて隠している形跡などがありますが、全体的に本当にいい海だと思います。
あともうすこしすれば、シロギスも爆釣できる時期がくるのではと、一人妄想しています。
そろそろ釣れない逗子海岸は卒業して、小坪か鐙摺漁港(あぶずりぎょこう)か葉山あたりまで足をのばしてみようかとおもう今日この頃です。とはいっても1時間ぐらいしか時間がないときはやっぱり逗子海岸なんだろうなー。釣れなくてもたのしいしなー。
ではでは。