どーも平田です。生クリームをトーストにつけて食べるのが好きです。
先日、Twitter上で読者アンケートをしてみたところ、おかげさまで42票集まり、「釣りに仲間を引き込む5つの方法」という企画が誕生しました。
いやー、ぜんぜん集まらなかったらどうしようとおもってましたよ。投票くださったみなさんありがとうございます。
カミさんに釣行許可をもらう5つのコツというネタについてもいつか記事化してみたいと思います。
巻き込み実績
あ、そういえば、わたしの釣り巻き込みの実力ですが、自信がありまして、俺たちの釣りに記事寄稿してくれているメンバー以外にも、わたしの友人・知人やその知人・友人で90人以上のメンバーがいます。
※2017-04-06 現在130名を超えました。
そのなかで全く釣りをやったことがないメンバーもたくさんいます。ということで、実際にメンバーを増やすことができた秘訣をもとに、釣りに仲間を引き込む5つの方法をまとめてみますね。
釣り仲間を引き込む5つの方法
①釣りの面白さを分かりやすくとことん伝え続ける
釣りのおもしろさってなんでしょう。はじめて釣ったときの話、大物を釣ったときの話、釣りにいったときに出くわした驚きエピソード、釣った魚がうまかった話。
このあたりを熱っぽく語り続けると、やがて興味をもつ人もいるかもしれません。酒の席で話すと一層効果的です。
②釣りにはまるための障壁を取り除く
釣りに対する世間のイメージはだいたい以下にあてはまるかと思います。他人の壁を崩していきましょう。
<壁>
釣りは、
- おっさんの趣味
- なんだかオタクっぽい
- 難しそうだ
- 道具が高そうだ
- エサや魚を触るのが苦手
- じっと待つのがいやだ
- 船酔いがいやだ
<壁への対案>
- おっさんの趣味
「ローラも釣りすきなんだよねー、サカナクションのボーカルの山口さんも釣り好きなんだよねー」というように、著名人、若者でも釣り好きが多いことを伝えましょう。昔と比べてファッショナブルな道具がそろってきた点を、アウトドアブームの流行りとともに語るとマーケッターっぽいですね。
- なんだかオタクっぽい
こちらは上記に同じ。
- 難しそうだ
ややこしい釣りではなく、かんたんなちょい投げやサビキ等を説明しましょう。絵にかいてあげてもよいと思います。結び方もクリンチノット等一つだけおぼえておけば良いよと伝えると安心感を与えることができます。
- 道具が高そうだ
「高い道具もあるけど、上州屋の3000円くらいのセットでもいいし、『鉄のシリーズ※』でも、一式1万円ちょっとだぜ」というように、安さをPRしましょう。さらにお金のかかるゴルフを競合視してゴルフの何分の一というような表現も効果的です。のめりこんだら上州屋やタックルベリーに入り浸る等は口にしてはいけません。または、「俺、貸すからいいよー」も効果的です。
※『鉄のシリーズ』とはドラクエを意識していまして、鉄の剣等、まースタンダードに使えるものがあればだいたいなんとかなるという意味です。
- エサや魚を触るのが苦手
「大丈夫、活きエサ使わないから!」(ルアーもしくは人工エサを提案)
「魚をつかむグリップもあるからだいじょうぶ!」
というように、とりあえずいっておけばよいと思います。
イソメ以外にも、生き餌NG、魚も触れないというクソわがままなORETSURI の下衆大将こと北條氏もやがて生き餌を触れるようになるわけなのです。入り口の敷居は低くしたもん勝ちです。
- じっと待つのがいやだ
このケースは一度釣りにつれていかれ釣れないまま放置されてしまったわけです。たしかにはじめての釣行等で釣れるか釣れないか分からないのに、堤防等でひたすら待つのは苦痛だと思います。
こうしたトラウマを経験した方には、「待つだけの釣りなど一つもないんだよ」と言い切って、釣り人がはたから見るとアタリを待っている間に脳内でいかなる戦いをしているかを伝えましょう。マインドゲームです。釣りは精神的なスポーツですからね。
- 船酔いがいやだ
このパターンもよくみられますね。一度船釣りにいって釣る前にダウンしてしまい放置されたトラウマかと思います。この対案はかんたんで、「陸上でやりましょー」という話をすればOKです。で、おかっぱりの釣りに引き込んだあとに、頃合いをへて、「もっと大きいアジが釣りたいよねー」などと、船釣り界隈を匂わせ、本番にはアネロン(酔い止め)を乗船1時間以上前にきっちり飲んでおいてもらえればOKです。
③すべてのことを釣りに当てはめて話す(サンドイッチ戦法が効果的)
ゴルフもそうですが、その奥深さゆえ、ビジネス能力が高い人ほどはまりやすいのが釣りです。釣りに引き込みたい人がいた場合、もう1名の同志をふくめてMTGし、その場で出る話題をすべて釣りの話に当てはめて考えます。
例:BtoBマーケティングセールスの話
A(釣りキチ):
「マーケティング&セールスって、釣りと同じだよな。セミナーやメルマガはコマセをまくってやつだし、そこにサビキを垂らしてさ。コマセもさ、アミコマセとイワシミンチとか、まー内容も重要だよね」
B(釣りキチ):
「そうだよね。そっから導入事例を泳がせて、さらに大物を狙うってやつね!」
C(ターゲット):
「・・・!(釣りってそんなビジネス的なのか!)」
みたいな流れです。
④初回の釣りでは必ず釣らせる(釣れない場合はセンスをほめる)
もうね、あれです。幹事は引き込んだ手前、なんでもよいので釣らせましょう。
たとえばサビキとちょい投げであればだれでも釣れるはずです。最初は、「結び方わかんなーい」「からんじゃいましたー」とかいってくる人がいますが、「おーす」と気軽に結んであげましょう。
自分も昔そうだったんです。釣り人はみな友達。愛をもって臨みましょう。そして釣らせたもん勝ちです。
でもですね、釣れないこともある。これが釣りの面白さでもあるのですが、やはり初心者にとってはその醍醐味はわかりません。
ということで、釣りをはじめてやったメンバーが前にまっすぐ投げられた、姿勢がいい、風景に溶け込んでいて、いかにも「釣り師っぽいなー」「似合う!」など、なんでもよいので、合の手を入れてほめていきましょう。
こうしておけば釣れなくて、アタリだけだとしても、また行きたいということになるかもしれません。
⑤1回目で課題を感じてもらい次回を設定する
1回目の釣行で釣れればよいですね。その時に、一つ上の課題を伝えるとよいと思います。
例えば、
「さっき、○○さ、あそこの堤防際ねらってたじゃん。どうしてあそこ狙ったの?おーすげーな。センスあるよ。あーいうところ、こーんくらいのアイナメとか釣れるんだぜ。市場価格1500円くらいかな。でっかいの一緒に釣りたいよなーななにより旨いぞー」
「○○、投げるのマジうまいよな。俺が始めたころは、ぜんぜんだめだったけど、一回でちゃんと投げられるようになるとは、すげーセンスだな。今度もう少し朝まずめであの堤防の突端に入れば、○○だったらこーんくらいの○○が釣れると思うよ。」
という具合です。とにかく持ち上げましょう。わっしょいわっしょい。
最後に
いかがでしたでしょうか。ORETSURI のメディアとしての目的も
あしたの釣りをもっとワクワクさせる
ですので、みなさんも積極的に釣り人を巻き込みつつ。マナーなども先輩としてレクチャーしていただければよろしいかと思います。
ではでは。