先日ウナギ釣りにいった際、どーんとヒットしたクロダイ。
このとき河口のクロダイは臭い噂がある云々といいましたが、逗子の田越川の場合は河口でも比較的水質がいいのです。
ほらね、わたしが落水したあたりもこのようにクリア。
夕まずめシロギス1本勝負
この日は、夕まずめに時間があったので1時間ほどシロギス釣りへ。
9月に入り逗子の海水浴場開設期間が終わったので、周りの方に注意すればサーフでも釣りができる季節がやってきました。
逗子海岸は遠浅。
とはいえ、もしかして餌のシロギス等に釣られて沖から浅瀬に迷い込んだマゴチあたりがいるかもと期待してショアジギングをしようと思いましたが、まずはそもそもの餌のシロギスやメゴチがいないと話にならないのではないだろうか、そう思うよ、ということで、エサがいるかどうかから調査することにしました。
遠くに見える江ノ島。
その向こうに日が沈んでいき、サーフィン教室の生徒である子供ちゃんたちの歓声が響く秋の浜辺。
この教室の先生と子供ちゃんの親が不倫関係になってしまう、というような泥沼ドラマ。
そんな我が国に毎年25000件は発生している秘密のストーリーを想像しながらポイントに入ります。
海水浴期間中は、クリーン活動により毎朝ゴミの回収があったものの、シーズンがおわるとこのようによたった海藻が流れ着き放置され、わびしさを感じます。
秋の海はいつか誰かにさようならをした海。
というように、よくわからないもののセンチメンタルな気分になるもんですね。
遠浅ということを考慮して、できるかぎり遠投する。
ミディアムヘビーのショアジギングロッドでジェット天秤10号あたりをチョイス。
さて、この硬めの竿でシロギスのアタリがとれるのでしょうかね。
最近、あまり運動していないので、足をしっかり踏ん張り体幹を意識して腰を中心に身体をひねりつつキャスト
ひゅーん。100メートルは飛んだでしょうか。
金を払ってうちっぱなしにいくのなら、ジェット天秤をサーフで飛ばしたほうが安上がりなのでは。そんなことを思いつつ、100メートル先でも水深1メートル程度なので秒速で着底。
数投目。
50メートルほどまいた時点で、
ぶるぶる。
む。
さびくのをとめてみると。穂先が硬いショアジギング竿ながら、何かがついています。
ぐりぐり。巻き巻き。
ぐりぐり。巻き巻き。
ぐりぐり。巻き巻き。
お、
おお。
シロギスです。ピンギスですね。
シロギスは群れでいるというセオリー通り、だいたい同じあたりにコントロールして投げます。
夕陽にむかってさびく。さびくというのは、リールを巻かないでロッドを移動させて仕掛けを一時的に動かす行為です。
まー、釣れなくても、こうしていい景色で釣りをしているだけでしあわせだなー。
・・・
と、アタリ。
さっきのシロギスより動いているなー(というか物体の引き抵抗がある)。
あ、貴殿でしたか。黒鯛の幼魚ですね。
このあと、何度なげても黒鯛の幼魚しか釣れなくなったので撤退することに。
ではでは。
今回のタックル
- ロッド:ショアガン エボルブ P5 5Piece Mobile SFSGS-86MH/P5
- リール:旧型レブロス3000
- ライン:ラピノヴァX1号 PE(1.5号)
- 仕掛け:ジェット天秤+ヤマシタボートキス仕掛け2本針