イカ鯛釣りの前回に引き続き、カリブの近海賊です。
今回は、アカイカ(ソデイカ)釣りの助手研修に参加した経験をお送りします。
え?昨夜は何時に帰ったかって?
シロイカ釣りが終わって港に戻ったのは1時ごろでした。
釣れたら釣れたでしんどいですね~ヘトヘトです。
釣れてる間は水分摂取程度、お腹ペコペコ。テキトーに片付けて飯食って2時半頃。
早く休まないと!!仮眠仮眠!
職業柄ですかね、そっこー寝付けます。が、出港準備時間が来ました、3時半。(笑)
おぃ!1時間しか寝とらんやないか!!
えー船酔いの第1要因、寝不足確定です。(涙)
4時出港ー。夜が明けてきます。
獲物はアカイカ(ソデイカ)
今日の獲物は!これだッ!
「赤イカ(ソデイカ)」
そう!でっかいイカです!願いが叶った!ありがとう!シェンロン!
でも詳細は良くわからず。サイズ感もいまいち。
まぁ、釣ってみたらわかるのでとりあえず…ポイントまで仮眠します。
アカイカ(ソデイカ)のポイント到着
1時間ほど沖に出たところでポイント到着。
今回の赤イカは手釣りで狙います。シロイカ釣りのような仕掛けの大きいバージョンを中層まで沈め、目印の浮きを着けて浮かせておきます。
つねにそれを見ておくのではなくて、そんな仕掛けを複数流します。
仕掛け同士がお祭りしないように、かつ広範囲を探れるようにある程度離して1列に仕掛けを投入。
遠くの仕掛けでも見えるように目印が蛍光色に塗装してあります。
また、イカがかかればその目印が立ち上がり、わかるようになってます。
アカイカ(ソデイカ)のアタリ?
仕掛けを投入完了した直後、すでに反応している目印が…!!
おやっさん、早く回収に行きましょ~!!
今回は熟練指導者も引率してくれてます。
「あかん、まだはやい!!」
ハイ!すんません!(汗)
しっかりエギを抱き込むのに時間がかかるとのとこ。早くにあげてしまうと抱きが甘くて足だけにかかり、バレる確率があがるようです。
「よし、いこか」
すこし待ち、ゴーサインが出ました。
時間帯によって待ち時間も変わってくるようです。
目印のフロートに近づき回収。ながーいテグスを手繰ります…。
重い…!!
間違いなく投入時とは違う重さ、ただ、重いだけでイカの感触はありません。
気付かれないように、ゆーーーっくり手繰る…。
と!突然!!
ギューーーーーーン…!!
ラインがみるみる出ていきます!イカが気付き逃げようとしています。
こうなると手におえません。出るだけ出させる。
抗うと、身が切れるだけです。上げてくるまでに数回これを繰り返します。
水面に出たところで最大の抵抗!
またまた手繰ったラインが半分ほど入ります。
抵抗を繰り返し、疲れて観念しようやくぐったりと手元まできます。
が、油断大敵。疲れていても少しのジェットで身が切れる事があります。
慎重に…
フッキング!!痛みに悶えるように船上に上げてもジェットを繰り返します。
これを取り込み間際にやられたら身切れ確定、恐ろしや…!!
1杯上げるのに10数分かかります。上げ終わってホッと1息する間もなく次の目印が。(汗)
この繰り返しが昼頃まで続き、一旦目印の反応が無くなり休憩…
待ちに待ったジギングタイム!
え?休憩?
んなわけないっしょ?
やっときました!待ちに待ったジギングタイム!
さ~久々のジギング!
「船長、水深なんぼ?」
「180m」
…。(汗)
「は、反応は?(汗)」
「ボトムにちょっとだけ。」
…ま、とりあえず…
…
……
でけるかー!!深いわ反応ないわ、おまけになびくなびく!とても釣りになりません…
あー終わった……
ん?
海面?なんだアリャ?
お、シイラの大群!!
これ楽しむしかない!
ジギングロッドしかないけど…でかいプラグしかないけど…キャスト!!(笑)
飛距離はキャスティングロッドには断然負けますが、シイラの反応がスゴいため全く問題なし着水直後からプラグ見てるのがわかる状態!
早巻きに好反応!
でも…食うのへったくそ。(汗)
何度かキャスト&早巻きを繰り返してやっとフックオン!
あーペンペンサイズ…でも走る走る!ラインが水を切ってヒュンヒュン鳴る!
1メートル以上跳ね上がる!!
た…
た…
楽しい…♥️
と、今度は赤イカの目印が立ちます。順調に回収していきます。
が、油断していると…
こんなことになったり、バレたりします。(汗)
赤イカ回収、シイラキャスティングを何度か繰り返していると、流木発見!
そこに定番のデカいシイラの群れ!!
キャストすると同じく好反応!!バンバンチェイスしてくる!
っと、ツレにヒット!!
やっば、走りが半端じゃない。(汗)
慣れてるツレは難なく回収…サイズは…
はい、ドーーーン!ヤッベー!(汗)
このときの群れはこんなサイズばっかりでした。
赤イカの反応が無くなったので仕掛けも回収して終了!
帰り、またシイラがちょっかいを出してくるので仕方なくトローリングすると即効でドーン!
うおーメーター級!!ちょー元気!!
船の回りを横に走り回って船縁に触れてラインブレイク、残念。
最後まで魚の反応の濃い1日でした。
帰港18時過ぎ。トータル船上活動時間24時間。なかなかのハードな釣行でしたが貴重な体験が出来ました。
赤イカの釣り方についてですが、興味のある方相談に乗ります。ご連絡下さい~。
ORETSURI フィールドレポーターの過去寄稿記事
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