城ケ島沖で釣ったカイワリをポワレにしてみた

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カイワリをさばく
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~この記事は約 3 分で読めます~

世の中にはいろいろな魚がいるわけですが、カイワリというめちゃくちゃ旨い魚がいます。

漢字では、貝割。

どうやら植物の芽が双葉にわかれていたりするのをカイワレというようです。カイワレ大根といいますよね。

この魚の尾がふたつにきれいにわかれているから、名付けられた名前とのこと。

ちょっとわかりづらいので、○○アジでよかったんじゃないかと思いながらも、ここは先人を尊重したいと思います。

この記事ではカイワリをポワレにして食べてみます。

目次

カイワリの下処理

カイワリはアジの仲間のようで、見た目もシマアジやらギンガメアジなどに似ているのですよね。

下処理は以下の通り

  • 肛門あたりの棘を調理ばさみでカットする
  • 鱗とゼイゴをとる
  • 内臓とえらを抜いて血合いを洗い流し水気をふき取る
  • 塩を軽く振って冷蔵庫で30分放置(ドリップと一緒に臭みをぬきましょう。さほど臭くない魚ですが)

この隠された棘がかなり鋭いので、最初にカットしておいたほうがいいです。

釣りあげたときも油断しているとこの棘やゼイゴで手を切るので、ワニグリップやグローブなどをしてもったほうがよいですよ。

塩を全体にふって、バットにのせて冷蔵庫へ。塩は腹の中にもふっておくとよいですぞ。

カイワリのポワレをつくる

ムニエルとかポワレとかこじゃれた調理法がありますが、ざっくりいえば前者が小麦粉をまぶし、後者はそのままでという流れです。

オリーブオイルをフライパンにしき、弱火にしてスライスしたニンニクをソテーして香りを油に移しましょう。

ニンニクは油断しているとすぐ焦げるので取り除いておくのほうがいいです。

皮がやぶれないように丁寧に扱いながら両面に焦げ目をつけましょう。

色どりを考えてパプリカを投入し、白ワインを少量いれ、蓋をして数分まてば出来上がりです。味付けは塩コショウでもよいですが、クレイジーソルトをつかえば手軽にプロの味になりますよ。

盛り付け。仕上げに、フライドオニオンをかけておくとそれっぽくなります。

ニンニクは案の定焦げました。いつも焦げるのをしっていて、焦がしています。。。

緑のペーストはジェノベーゼソースです。

ジェノベーゼソースは色味がいいので料理のまわりに円を描くようにたらすと、イケてるシェフの料理っぽくなるので覚えておきましょう。その場合、撹拌せず、油が分離ぎみの状態がよいですよ。

おまけ:イカの塩辛ジェノベーゼのペンネ

最近ペンネが流行っています。細いパスタは、アルデンテ状態の保持が難しいのですが、ペンネであれば多少やっつけでゆで上げても柔くなりくいので素人料理にはおすすめです。

しかも、長くないので鍋が小さくてよいですし、湯も少しでいいという省エネ型料理にはいいわけです。

てきとうにゆで上げたら、ゆで汁が1センチほどのこった状態でイカの塩辛を投入しジェノベーゼペーストをいれてかき混ぜフライドオニオンをいればよいです。塩気はナンプラーで調整するとよいかなと。

もうなんというかフライドオニオンとイカの塩辛とナンプラーは、適当にいれれば料理がうまくなるという点で多少チートぎみな万能調味料かなと思ってます。

仕上げなのですが、イタリアンバジルをかざってもよいですし、青じそも合います。青じそとイカの塩辛ってよくあうのですよ。

いやはやそれぞれ白ワインによく味ですこと。

カイワリはシンプルに塩焼きでもうまいですし、このように洋風にしてワインなどたしなみながら優雅にやるのもよいかもしれませんね。

記事へのコメント(FBページ)

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普通にフライパンで焼いただけでも盛り付け次第でオシャレにみえますね(^^)

フライが絶品でした

カイワリも糸引きアジも旨いです、館山の漁師の捨てたのをよくもらいました。

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